nnnさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

4.3

聾唖のカップル、とだけで何かドラマチック性がある様に感じるかもしれないが、この映画ではあくまで属性に過ぎない

だからこその没入感と絵のミニマムさがドラマ性を生じる

(1974年製作の映画)

3.5

ストーリーは難解というかあまり存在していないと感じる

が、自身の記憶で考えてみると、断片の景色だけが思い出されるのだから、当然の構成だろう

納屋の燃えるシーンが美しかった

三人の夫(2018年製作の映画)

3.7

ドンドン"色"が消えていく

音割れする声を聞いて明暗を感じる

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.8

無償の愛とはかくも物悲しく、美しい

世界を色づかせるのは天使のおかげかもしれない

シルバー・グローブ/銀の惑星(1987年製作の映画)

4.1

べらぼうなものを体験した

棘棘しい人類のアナザーストーリーを見るようだった、大胆な演技は演技を超えて歴史を語るよう

第三世代(1979年製作の映画)

3.4

内容は分かってないがオープニングの鼓動みたいな所がドープ

爪の甘いコスプレが少しツボ

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.3

ナードな人の願望が色濃く出ていた、
なんでも受け入れる可愛い人なんていないし、そもそもそんな願望を持つ人はヴィンセントギャロほどカッコ良くない

盲目さと、愚かさが依存にそのまま繋がっている点で恋愛の
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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

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ファッションとアートは大きく違うとはどのブランドにも重くのし掛かる

アクセサリーに頼らない、独立したブランドとしての美しさと苦悩を見た

家でか過ぎ、冬場は寒そう

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.5

全てのオムニバスの話がタイトルを軸にして回っていた、そのおかげでポイントが明確になっていた


一話目、最後の想像がもたらした大きな譲りがアングルともあいまって良い味

二話目の明らかな棒読みが、架空
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リアリズムの宿(2003年製作の映画)

3.8

あらすじ以上の事は起きていないのに奥行きがあるからずっと見られる

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.2

アナーキーが過ぎる人間の、演技がかっている行動がドキュメンタリーの枠組みではなくなっている



奥崎は人を救う暴力は許されると言っていた、これは当時の戦争の意義と変わらないと感じた、

"戦争はいけ
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サタンタンゴ(1994年製作の映画)

3.7

窓の外は良い天気だった
俺は7時間18分雨に打たれた


明らかな閉塞感が続くが、遠い世界ではないと思う

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.3

parannoulというアーティストが今年出したアルバムの曲で、サンプリングされたセリフから見てみた。是非"beautiful would"だけでも聞いてみてほしい

青春すぎて呼吸ができなくなりそう
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ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ ア・トライブ・コールド・クエストの旅(2011年製作の映画)

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トライブの音楽が流れるだけで映画がカッコよくなる

つくづく人間性が音楽性を作るのだと思った、ファイフが亡くなった今、atcqはあり得ないと言っていたQティップはブレてないと感じた


ニックスへの苦
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.8

歳を重ね、ビリーではなく、父や兄の悲哀に心を預けるようになった

俺もいつかは信念を捨てて他人の為に働けるようになるのだろうか

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.0

人間とレプリカントという二項対立はいつになっても色褪せない

光量が怪しげで綺麗

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.1

王道SF大作で楽しい、ハイテクメカ+アラブの魔術的なやつが嫌いなわけがない

SFと砂の相性は良い

TAMALA 2010 a punk cat in space(2002年製作の映画)

3.5

90sくらいのコラージュみたいだ

54-71のbingoが声やってておもろい

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

あらすじだけ見たら全く面白くないが、この映画は面白い

音楽や構図、照明その他もろもろが組み合わさるのが映画

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.2

スケートボードの軽やかさと彼らの将来の対比から友達を通じて自分を見つめ直す

ボロボロのvansがスケボーに合うな

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.5

数十年の国の行末をユーモラスに見る

猫で靴を拭くな

プレステージ(2006年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ギャランティー多くなるんだろうか

狂った一頁(1926年製作の映画)

3.0

みんな笑顔で顔が分からん

無声でおどろおどろしさが伝わる