fmgyumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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世界で一番ゴッホを描いた男(2016年製作の映画)

3.6

前から観たくてやっと観れたドキュメンタリー。これが中国の悲しい現実だし、感動するような展開はないものの、最後に主人公である彼の今後に一抹の光を感じられる終わり方が余韻あって良かった。
中国人として生き
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ヴィルンガ(2014年製作の映画)

3.6

マウンテンゴリラを保護するコンゴ国立公園を巡って様々な利権や政治的対立があることを告発したドキュメンタリー。

コンゴだけでなく、アフリカには同じような問題や地域紛争があり、それに伴ってその地域で暮ら
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カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

3.1

ディズニーとは全然違ったアニメーションの人気シリーズものを今さら初鑑賞。

映像も綺麗だし、アクションシーンの動きもヌルヌルでお金掛かってるのは分かるけど、肝心のストーリーが結局スター・ウォーズ的東洋
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.4

ストーリーはあって無いようなものだけど、これだけのメンバーでドンパチやるだけで映画としては成立しちゃうという好例。成立どころか、ヒットシリーズになっちゃうくらいだからみんなやっぱり分かりやすくドンパチ>>続きを読む

スタッツ:人生を好転させるツール(2022年製作の映画)

2.9

一流セラピストによるセラピーを疑似体験できるけど、こんなの観て何が面白いんだろう??よっぽどジョナ・ヒルが好きとかじゃないとキツいと思う。
ジョナ・ヒルは劇中でも感情がグラグラと揺れ動いている様子だっ
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アザー・ワン:ボブ・ウェアの数奇な物語(2015年製作の映画)

3.6

日本にいると絶対に知ることの出来ないグレイトフル・デッドの軌跡を追ったドキュメンタリー。しかもよく取り上げられるジェリー視点でのデッドではなくボブウェアからみたデッドのストーリー。

歴代メンバーがと
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ローリング・サンダー・レヴュー マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説(2019年製作の映画)

3.5

ボブ・ディランをフォーク歌手あるいはミュージシャンだと思っている人は多いが、この映画(意図的にフィクションを入れ込んであり、ドキュメンタリーではない)を見る限り彼はやはり詩人なのだと思う。もっと言えば>>続きを読む

メタリカ:真実の瞬間(2004年製作の映画)

3.8

ずっと観たかったメタリカのドキュメンタリー。
特別にバンドの大ファンとかではないが、シングル曲やアルバムは一通り聞いてるし、セイント・アンガーの制作にこんな舞台裏があったとは全く想像もつかなかった。
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クイーン+アダム・ランバート・ストーリー: ショウ・マスト・ゴー・オン(2019年製作の映画)

3.7

時系列でバンドを取り巻く事実を結構ぶっちゃけた明らかにする内容で、クイーンの二人もアダムも(良くも悪くも)これで覚悟決めてるのかなーと思った。

個人的には、アメリカンアイドルで初めて観たアダムは天性
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キース・リチャーズ:アンダー・ザ・インフルエンス(2015年製作の映画)

3.5

ローリング・ストーンズ、正直そんなに好きなバンドでもなく曲もほぼ全て聞いた上でいい曲ないなーと思ってるんだけど、このドキュメンタリーでのキースはめちゃめちゃかっこ良かった!これは追い続けたくなるなー。>>続きを読む

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.8

3作目にしてシリーズで一番面白いという大変稀有な作品。
もちろん1も2も面白いんだけど、やっぱり2は1に比べてどうしても主人公キャラのインパクトに欠けるのが常。ボーンシリーズはそこを逆手にとって、もと
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.3

TVアニメ版から約10年後くらいの設定で、やもすると世知辛い展開も有り得そうだが、ゆるキャンに関してはそんな心配は一切御無用。大人になってもただただひたすらに優しい世界が続いてて、安心したような、そん>>続きを読む

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.4

グリーンマイルのハッピーエンド版とでもいうか、邦訳タイトルで結末が読めちゃうのはちょっと良くないと思う。

主演二人の演技は安定してて素晴らしい。でもシナリオに意外性はなく、恐らくこうなるだろうなと思
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.2

最初は痴呆ファンタジー的な内容かと思ったが、田中裕子の自然な演技に引き込まれて、ふと人生や愛について考えさせられる映画。

個人的には結構好きだけど、なぜか評価は低め。たぶん「寂しさ」や「どうせ」の擬
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ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

3.1

色んな作品で名バイプレイヤーとして渋い演技を見せる岩松了が主演、しかもハゲてる!最初誰だか全然分からなかった。笑

岩松了演じるペコロスも、母の赤木春恵も非常に良い演技をしていると思うけど、そもそもエ
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

2.9

ディズニーが実写でやりそうなファンタジーを劣化させたような作品。コメディ寄りの演技をしているせいで余計に役者陣のオーバーさが気になる。志賀廣太郎と小林聡美はいいんだけど、多部未華子や北村匠海は正直なあ>>続きを読む

フラガール(2006年製作の映画)

3.0

あの常磐ハワイアンセンター設立時はこんな状況だったことをしれたのは良かったが、映画としては凡庸だしストーリーも意外性なく普通。フラガールたちの演技もなあ、、松雪泰子以外はみんな台詞が訛りすぎてて、しか>>続きを読む

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.3

うーんおバカ映画として気楽には観れるけど、シリーズ化するほど面白いかなあ?4人のキャラがそもそもたいして魅力的でもないし、特にアラン発色きれいでお洒落だね、仲良くしましょ無茶苦茶すぎるでしょ。愛すべき>>続きを読む

バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.5

コーエン兄弟らしいエッセンスが散りばめられた短編作品集。
芸術性も、映像作品としてのクオリティも高いと思うが、これをお金払って劇場で観ようとは思わないなあ。そういう意味でも大変ネトフリらしいオリジナル
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ジェネレーション・アイアン3(2018年製作の映画)

3.5

有名ボディビルダー誰ひとり知らないで何となく観たけど、結構面白かった。

まさに血の滲むような努力と苦しみの結晶。プロアスリートならどの競技でも同じかもしれないが、ボディビルはその光と影のギャップが一
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.5

すごくいい映画なんだけど、最後の締め方で台無しになってて勿体ない。
改めて観るとケビン・スペイシーもオスメント君も演技素晴らしい。もうどちらもこの先見ることはなさそうだけど、、笑

映画の評価がどうこ
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.6

監督が変わってアクションも前作よりパワーアップしていると思うんだけど、基本的に画がずっと暗いせいか何が起こっているのか分からないところが多々ある。

あと辻褄が微妙に合ってないところもあるような、、脚
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レインメーカー(1997年製作の映画)

3.6

よく出来ていると思うんだけど、思いの外評価が低いのは監督と主演で期待値が上がりすぎるせいだろうか?

確かにあんまりヤマ場やどんでん返しはないし、予想通りの所に落ち着くストーリー展開ではある。
音楽も
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.1

お話自体はそれほどよく出来たプロットではなく、予想通りの胸糞展開に最後は許しを与えるカタルシスという邦画によくある話だが、役者陣がみな演技力あるのでそれなり観ることは出来る。ちゃんとリアリティがあり、>>続きを読む

パッチギ!(2004年製作の映画)

2.9

今となっては地上波で見ることの出来ない役者さんのオンパレード。笑
60年代の映像再現がとても上手くいっているせいか、すごく古い作品なのかと思ってたけどまだ20年も経ってないのね!

主人公の二人は美男
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ターミナル(2004年製作の映画)

2.9

悪い意味で子供向けのプロットだなあと思ったらスピルバーグ作品だった。うーんつまらなくてがっかり、、

もうとにかく話が無茶苦茶。トム・ハンクス演じる主人公の設定、振る舞い、空港に強制的に留められる云々
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ミラクル/ミラクル 1980の奇跡(2004年製作の映画)

3.3

映像や撮り方が古くて30年前くらいの名画かと思ったらまだ20年弱だった笑

実話と思えないほどよく出来た感動スポ根ドラマ。カート・ラッセルはもう見た目おじいちゃんだけど、こういう鬼コーチ的な役もばっち
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ビッグ(1988年製作の映画)

3.2

突然身体と見た目が大人になった13歳の子供の話、という無茶苦茶なストーリーでもトム・ハンクスが演じると説得力あるのはすごい。本当にそういう人物に見える。まあフォレスト・ガンプも似たような演技メソッドか>>続きを読む

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

3.3

60年代南部の黒人差別もの。女性同士のコミュニティで存在した差別を描いているのは、まあまあ新鮮。

ただドラマとしては割りとヤマ場なく淡々としている。身も凍るような差別の実態や暴力などはほとんど出てこ
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Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

3.2

Netflixオリジナルのドラマとかでありそうなストーリー。2018年のジョージア州でこんなにゲイに対する偏見あるかな、、?
全体的にちょっと偏って描きすぎな感じがする。金髪の友達めっちゃ嫌な奴だし、
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

3.4

絶対観てるし内容も大体覚えてるんだけど、面白かったかどうかが思い出せない、そんな映画。

感動モノかと思いきや結構サスペンスで、(科学的には)割りと無茶苦茶だったような。

プレデターズ(2010年製作の映画)

3.0

ここまで来ると笑うしかないB級劣化版。真剣に観なければそれはそれでいける。

最早プレデターがどんな形で登場しても誰も驚かないので、本作で1番驚いたのは恐らくモーフィアスがチョイ役で出てきてすぐ死ぬと
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.5

実話なので割と淡々と話は進む。
1960年代当時は週によってまだ黒人差別が色濃く残るが、最も先進的であったはずのNASAでもやはり同じだったのは驚き。
主役の3人よりもケビン・コスナーがいい存在感を出
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