fumiさんの映画レビュー・感想・評価

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ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

3.6

スルーしかけてたけど大好きなマギーズ・プランのレベッカ・ミラーだ!って気付いて慌てて観に行った

途中までマギーズ・プランほど楽しい空気感はなくて雲行き怪しかったけど結末に向けての畳みかけで楽しくなっ
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

4.5

こんなに少女マンガだと思ってなかったよ〜
めちゃくちゃ可愛くて大好き

息もできない(2008年製作の映画)

3.6

1人ヤン・イクチュン特集
こっちはヤクザな方

サンフン、相当つらかっただろうな…
姉の選択も決して間違ってない、でもそれが余計にサンフンを苦しめていて…

観ててとにかく苦しかった、「息もできない」
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.0

全6話の完全版で。

寺山修司は前衛芸術の人という浅い知識しかないのでよくわからないのだけど自殺防止フェスとか新法反対のデモとかそれっぽい要素も感じつつ、メインストーリーにはあまり絡んでなかったのでバ
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リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

3.8

日本のアニメとは違う独特のタッチが新鮮だった
鮮やかな色味であったかかった

コミカルで、おおらかなフランスっぽい展開でほっこりしたしホロリとさせられた

子供の声がちゃんと子供なのがよかった

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

人生はほんと、縁だよな…タイミングがすべて

繊細でとてもよかったけど、アーサーのいる前で愛の告白するのやめてよ😭アーサーのわからない韓国語で…しかも勉強中だから多少分かっちゃうでしょ…
アーサーには
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.8

キャリー・マリガンの感情を抑えた演技がすごくよかった
悲しみとは違う、あの環境で育ったら悲しいという思いも湧かないと思う…

鮮やかな色が徹底的に排除されていて茶色と灰色の画面構成

観た後原作も読ん
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結婚のすべて(1958年製作の映画)

3.5

いろんなテーマが詰め込まれてて、まとめ方は結構強引だけど軽快でたのしかった

新劇の演出家?でちょい役の三船敏郎がかっこいい

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

日本人というフィルターなしにはどうしても観られなくてだいぶ動揺してしまった…
戦争という異常事態の中で生まれる感情や思考や政策、すべてが単純な善悪では裁けなくてとにかく怖くて仕方なかった

オッペンハ
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スキャナー・ダークリー(2006年製作の映画)

3.5

この先描かないんだっていうところで終わってとても暗い気持ちになった
クスリはダメ絶対…

ジャンキーのウディ・ハレルソンがアホすぎてかわいかった

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.0

3人それぞれの行動原理があってその描き分けがとても明確だった
見た目含めてみんなハマり役!
ロロ・トマシに鳥肌立った

今とは違う意味でスキャンダルと犯罪が大衆の娯楽な感じ

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

2.9

格闘ゲームだった。画面の向こう側でコントローラー操作してる監督が見えた気がしました
主人公普通にやなやつ…

風が吹くまま(1999年製作の映画)

4.5

りんごのピタゴラスイッチ気持ちよすぎる!
ジグザグ道の美しさ、姿の見えない会話の相手、奇跡みたいなショットの連続

監督に対する残念な報道もあったし複雑な気持ちだけど…
人生哲学が本当にすばらしいと思
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海がきこえる(1993年製作の映画)

3.8

里伽子だいぶいい性格してる笑
ノスタルジックな雰囲気とか絵のタッチとかすごくよかった

季節のはざまで デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.6

「幻のように思えるけど確かにあった、二度と戻らないあの時代」の感じがすごく上手く演出されてた。
音楽がノスタルジックで楽しくて抜群によい

アリエル・ドンバールが美しすぎて光り輝いてた
イングリット・
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明けまして、おめでたい人(2022年製作の映画)

3.7

友達といる山脇、らんちゃんといる山脇、家族といる山脇、山脇が詰まってた
山脇とらんちゃんが日の出を見るシーン、尊くて泣きそうになった

おめでたいTシャツ買っちゃった。
総勢9人の舞台挨拶と、音楽担当
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.8

なんだこれ!めちゃめちゃすぎる😂

前半のアクションシーンはキングスマンを彷彿とさせるようなスタイリッシュさでおお!と思ってたらどんどんカオスになっていった、面白かった

ロマンティック銃撃戦ダンスで
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.7

救出劇だけど決してエンタメ作品ではなくて、カタルシスを感じるような作りには敢えてしてないのがいいなと思った

でも後半はちょっとあっけなかったのでもう少し尺取って見せてほしかったなあ

アリゾナ・ドリーム(1992年製作の映画)

3.4

クストリッツァの作品ははちゃめちゃな中にも1本筋が通ってる印象だけどこの作品はそれが感じられなくてあんまりだった…
主要キャラたちも好きになれなかった

ただヴィンセント・ギャロはめちゃくちゃよかった
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.5

真相にゾワゾワ〜
そこに行き着くまでが単調で少し退屈ではあった
クリストファー・プラマーの認知症演技が真に迫っててすごい

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.5

どうやったら生き返れるのかとかの設定が複雑すぎてよくわかんなくて途中脱落しそうになったけどなんとか持ちこたえた

細かい部分は色々微妙だったけど、最後の普遍的で優しいメッセージに救われた
大人の方が刺
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(2023年製作の映画)

4.0

満足感のある小話
役者も3人ともハマってた
画面の横の動きがすごく気持ちよくて、屋外の青みがかった色味と室内の暖かい色味が同居した時の美しさに惚れ惚れした…

この短編シリーズよかった!
ロアルド・ダ
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.8

どのくらい原作に忠実なのか分からないけど、言葉のチョイスがすごくロアルド・ダールっぽくて辛辣でよかった

ストップモーションアニメも下水管のズームもほんとに画面の中が飽きないからウェス・アンダーソンす
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.4

羅列していく感じなので映画の作りとしてはそんなに面白くなかったけど、情熱を注いで映画の音を作ってる人たちはとてもかっこいい

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

心理描写は丁寧なんだけどそこまで響いてくるものがなかったなあ 起伏がなかった

無罪が確定した夜にお酒飲んで大笑いしてるサンドラがめっちゃこわかった。そもそも夫が死んでるんだよと…
口論のシーンからも
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

意味わかんなかったけど、予測不能な映像の洪水で全然飽きなかった

考察とか見たら色々理解は深まると思うけど「変なもん観た」っていうこの気持ちのまましまっておきたいなとなんだか思った

このハンバーガー、ピクルス忘れてる。(2023年製作の映画)

3.2

他2作よりも笑わせようとしてます!って思惑が強く見えて不自然な会話になってたなあ
会話のほとんどが喧嘩だから負の感情をたくさん浴びてあまり楽しくなかった
アキのなんでも否定する話し方が苦手…

もちろ
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ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

3.7

ホウ・シャオシェン映画の色味と2000年頃の雰囲気の相性が抜群によかった 音楽もばっちり

日本の夕張のシーンはノスタルジックでとてもよかった
ラストをあれで締めくくったのはどういう意味なんだろう
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階段の先には踊り場がある(2022年製作の映画)

4.0

会話の面白みを楽しむ系映画だけど、予想外にホロリとさせられたし途中で時間軸の仕掛けもあってびっくり

印象的なセリフが多いから短く章を区切ってるのもとてもよかった
登場人物みんな好き

スピード(2022年製作の映画)

3.5

それぞれの個性の化学反応がかわいくてほんわかした

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