フンドシットさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

フンドシット

フンドシット

映画(383)
ドラマ(1)
アニメ(0)

ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

4.0

夢みたいだけど、ありえなくもないと納得してしまった。
これは危ない。
どっちとも言えないあわいの映画。
一度は行きたい自由の国タイランド。イサーン。

世界でいちばん美しい村(2016年製作の映画)

4.5

お昼にお腹いっぱい食べた直後に見たので途中寝てしまいました。
綺麗なもの見ると眠くなることあるよね。
自分の私生活がクソ過ぎて、それと比べると文字通り気が遠くなる感じ。
でも、勿体無いことをしてしまっ
>>続きを読む

グランマ・ローファイ/シグリドゥル・ニールスドッティルの秘密のカセットテープ(2011年製作の映画)

5.0

予想以上にローファイな音と映像。
シグリドゥルおばあちゃんのクリエイティブな姿勢は素晴らしい。
何かを始めるのに遅すぎるということは無いと言うけれど、半端に中年から始めるより、熟年の知恵や感覚を備えて
>>続きを読む

二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

4.0

今やってることを好きになんなきゃいけないって言葉が今の自分には重くて。いい意味で。
16の頃、好きで寿司職人の道を選んだのに嫌になった自分とは大違い。
辞めてからずっとフラフラして30を目前に全く別の
>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.0

「月の光に当たると、黒人の肌の色が紫色に輝いて見える、という、月の光の工学的効果と、人種差別の関係を描いた、非常に美しい映画でした。
美しい言葉 汚い言葉
美しいリズム 汚いリズム
1番傷ついた心
>>続きを読む

サウダーヂ(2011年製作の映画)

4.5

過激ではあったけど人の日常見るのは好きだなぁ。
いわゆる映画の始まりと終わりはその映画の中にあるけど、これは映画の前から既に始まってて終わりもこの中には無いような感じ。そういう意味で人の日常覗いてるよ
>>続きを読む

バンコクナイツ(2016年製作の映画)

5.0

先にサントラを買ってから観に行きました。
内容は何回も見ないとわからないと思うけど、なんせ音楽がカッコいいから理屈抜きで好きな映画認定!
所謂レベルミュージックでは片付けられない奥深さです。

家族はつらいよ2(2017年製作の映画)

5.0

今の高齢者を取り巻く様々な笑えない問題を喜劇で観て、高齢者の気持ちも少しわかった気がする。
山田洋次自身もガッツリ高齢者なワケなんだけどやっぱり身近な事なんだろうなぁ。

トゥモローランド(2015年製作の映画)

3.5

人間の脳みそを仮想現実にお引越し。
そんな夢のような事が既に始まっている。
信じるか信じないかは貴方次第。

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

5.0

モロに差別的な表現が出て来るし、下ネタどころじゃなくヤッちゃってるし、タブーに全身突っ込んでて最高に狂ってる!!!
サティバとかバスソルトとか完全にアウトでしょ!
ガムの元ネタが完全にホーキング博士(
>>続きを読む

稲村ジェーン(1990年製作の映画)

1.5

なんじゃこりゃ。
鑑賞する季節を誤った点を差し引いてもつまらない。
B級と呼べるほど味わえもしない。
桑田佳祐の映画と聞いて興味本位で高い買い物をするべきではない。
DVD化してないのは桑田佳祐が恥を
>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

自分を守るために踏み絵を続けるのと、信仰を守るために死ぬのどっちが良い?って言われたら踏むわ。どっちが弱いかって言われたらわからないけど、今の自分を保っているものは命なのか信仰なのかはわかる。

劇中
>>続きを読む

毒ガス学園・スカンクス(1979年製作の映画)

1.0

DVD化されてないけど面白そうなビデオテープを集めようと思って買いました。
最低にくだらなくて無駄な時間過ごせて幸せです。
星1つの評価はこの映画に対する賞賛です。
皮肉とかじゃなく本当に。

セックス・ピストルズ/グレート・ロックンロール・スウィンドル(1979年製作の映画)

4.5

これがパンクだ。
幼稚で下品で俗悪で悪趣味で嫌らしくて不健康。
こういうの観ると本当に嬉しくなるね。

YMO PROPAGANDA(1984年製作の映画)

4.0

当時はYMOを聴くことがファッションだったのかなと思った。
そういう意味ではまさにプロパガンダ。
ただ、YMOはそれほど薄っぺらい存在でも無いと思う。

冬の日(2003年製作の映画)

4.5

連句というか、その前提に無頓着な自分にはわからんだろう、と思いながら見始めたけどニュアンスは掴めた。
言葉でそれを説明しようとするとどうも稚拙な表現になってしまうのでやめておきます。
ただ、興味が湧い
>>続きを読む

アリーテ姫(2000年製作の映画)

4.0

マイマイ新子見て、この世界の片隅にを見て、この監督気になった。
この人いいわ。
天才かもしれんな。
1つ気になるのは、王国が舞台にあって魔法使いが出てくるこの手の物は訳のわからないヨーロッパの民謡的な
>>続きを読む

音響生命体ノイズマン(1997年製作の映画)

3.5

こんなに短い15分はなかなか無いと思う。
始まったと思ったら終わった。
でも物理的、身体的、心理的雑音がしっかり詰まってた。

雲のように風のように(1990年製作の映画)

3.5

120分は必要なんじゃないかな。
もっと詳しく見たかった。
このアニメの服装やその色合いに関する中国像(?)が僕の感覚にすごくハマった。かなり好きだった。最近こういうのがお洒落に見える。
あと、銀河の
>>続きを読む

収容病棟(2013年製作の映画)

4.0

僕が仕事で相手にしている人と同じで、完全に夢の中に生きている人でいっぱいだった。
夢を見学できる貴重な場。

友川カズキ 花々の過失(2009年製作の映画)

4.5

遊びを本気でやると遊びに見えなくなるのがよくわかる。
そもそも遊びという言葉が悪い。

ライブ見て、打ち上げ参加して、ほんの少しだけどそこで知った友川カズキと同じ人が画面の中にいたわけだけど、全然見せ
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

もう悔しくて悔しくて。
上映中鼻水すするの恥ずかしいから放っておいたら口の中に入ってきて大変なことになったから終わってからトイレ入って鼻水かみまくった。
小学生の夏休みの登校日に観る映画はコレに交代し
>>続きを読む

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.0

なんて可愛い人!
ゴダールの映画は初めてなのに雰囲気でぼやっと内容に気を配る程度で、ほとんどはアンナカリーナを見るために画面見てただけになった。
ピエロについては、良心の呵責に縛られて生きるの嫌だよね
>>続きを読む

最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション(2012年製作の映画)

4.5

この邦題は如何なものかと。
熱心なコレクターは収集物が何であれ素敵だと思う。
結果は正直ホッとした。トムのエルモはまさに勃起する自己顕示欲そのものだ。エルモは可哀想だとも言える。
その反面アラソンのア
>>続きを読む

バンビ、ゴジラに会う(1969年製作の映画)

4.0

バンビがゴジラに会うとどうなるか。作者は何故これらを会わせたのか。
たぶん、恨みがあるのだろう。
「頭の中でなら誰だって何だって殺せるのさ」と言う蛭子能収的な表現方法を見た。
最高にスッキリするラスト
>>続きを読む

17歳の風景 少年は何を見たのか(2005年製作の映画)

4.0

岡山金属バット母親殺害事件をドキュメントタッチで描いたのだそうな。
映像の実際は逃亡中の16日間ひたすら自転車を漕ぎ続けるという内容なんだけど、途中で出会う高齢者の話は面白いと思う。
まあ、この事件の
>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

2.5

0.5ミリ観てこの人凄いなぁと思ったけど、やっぱりこの人凄いなぁ。
ただ、この映画はそんなに好みではない。

秘密兵器リンペット(1963年製作の映画)

2.5

実写とアニメの共演。
社会に嫌気がさしていた人間が魚になっちゃった。
ストーリーは可もなく不可もなく。
DVD化されてないのなんでだろう。

ぼくの伯父さんの休暇(1952年製作の映画)

3.5

コミックタッチな小ボケが5分に1回くらいのペースで入って来る。
子供の頃にBSで放送してた昔のディズニーアニメを見ている気持ちになった。
叔父さんの休暇を長いコントにしただけなんだけど飽きないのはユロ
>>続きを読む