日本版のパッケージが駄作な恋愛映画っぽさを醸し出してるのがもったいないくらい、実際は巧妙な演出いっぱいの思考実験的映画だった。Beckがいいね、いい味よ。
原作知らないから新鮮に観れた。けど、セリフやら暴力シーンやらちょっと気合い入りすぎなんだろうな、メインディシュじゃないところで胃もたれするイメージ
白人で誰もが羨む中流階級の家族が崩壊していく過程から、アメリカが目指した社会の欠点をついていく作品。何かが壊れていく様も美なんだろうと思う。
ソゼが何者かということより、観客にどうやってヒントを与えていたか探るのがこの映画の楽しみ方なのかも。2回目の方が楽しい。
かわいい子には旅をさせよ、を体現した映画だった。14才の女の子だし、もっと寂しがったりするものかと思いきやすごい精神力。これは世界一周余裕ですわ。
結局優れた兵士も家族がいる人間なのだと再認識させられる。無言のエンドロールを眺めながら、こんな思いをする人が現れないでほしいなと願うばかり
タイトルより2人の偉大さが詰め込まれた作品かと思ったら、事件に焦点を当てたドキュメンタリーだった。もうシュグ怖い。
この作品が出来て13年。。1日も早く解決してほしい。
安藤サクラがこれほどなく適役だった。登場人物オールクズというのも面白い。タイトルもテーマソングもぴったり。
一見狂ったカルトムービーだが、タイトルがヤコブの梯子を意味していると気づくと見方が全然変わる。美しく悲しい、だけど救われるラスト。緊迫感が伝わるいくつもの映像技術も相まって、ここ1年で最も良かった映画>>続きを読む
良い脚本なんだけど、こんな女性ダメじゃない?と思ってしまう。真木よう子のニット帽姿をみれて良かった。
後半の物語の加速について行けず。古い日記は名曲。今もああいうホールは存在してるんだろうか。行ってみたい。
主人公が揃いも揃ってクズ、そして幸せになることもない、というのに笑いが取れる。他人の不幸は蜜の味、なのかも。
"路上の日々"の終わりに自由はない。わかってはいるのに惹かれてしまう。原作の路上も読みたい。
アメリカの象徴である"自由"を探す旅かと思うと、"自由の死"をゆっくり見せつけられる。みんな他人の自由を恐れているのかも、いつの時代も
ジュラシックパークしてる感じが節々に感じられて最高。エンドロールで拍手したかったくらい。やっぱT-REX最強、嬉しい。
映像と音楽が美しいドラッグ青春映画。刹那的だけど聡明、でも結局不条理にはまっていく、なんとも人間らしいストーリーが良い。
戦争映画ながら、どっちが勝ったというのは一切描かれない。映るのは半径3メートルの極限状態から生まれる生への執着のみ。目を逸らさず見るべき傑作。
"アクトオブキリング"していた英雄たちは、誰もが自分の意思でやったとは認めない。戦争の矛盾。
細田監督の絵はシンプルすぎて好みではないんだけど、ストーリーの儚さとマッチしているようでしっくりくる不思議。青春だなー
平日夜にさらっと観るには良いハラハラさ。ただ、後から思い出そうと思っても思い出せないだろう邦題で損してる。
こんな作品が観たかった。学生時代に人足仕事をしてた頃を思い出す。終始ポップだけど、割とある現実だと思う。森山未來の演技が上手すぎてびっくり。
裏口からレストランに入る長いワンシーンが堪らない。ゴッドファーザーとはまた違うマフィア像って印象。
さらっとした良い映画なんだろうけど、ウィルの発想が自分に近くすぎてつらい。ウィルみたいになれるようにがんばりたい(小並感)
力強い映画だった。50年経った今、当時の社会情勢を周知させる意味でもこの作品が果たした意義は大きい。
凝縮した大人の汚さ、オルゴールの音楽、岩下志麻のとんでもない雄叫びセックス、全てが圧巻
カメラワークのおかげで感情移入しまくり。映画として最高なんだけど、自分から2回目を観ることはないだろう。
1970年代前半ロックシーンのノスタルジックさ。あとはジャケが良すぎる。Tiny Dancerの合唱は興奮した。
「人には真実かどうかは別として、信じるべきことがある」この言葉にもっていかれたくらい印象強い言葉だった。
時系列がfunkでキャストもfunk。映画の観衆に語りかけてくるfunkな演出もあって全体的にgroovyな映画だった
暴力とセックスに加えてコメディ要素があるのが印象的。町山さんの解説を見ると、どれだけ革命的な映画かわかる。
全て計算されている映像と演技が心地よい。この極限状態を笑えるのは対岸の火事だから、と思うと少し怖い。
ユナボマーと宮沢賢治をひねりなく借用してる印象。全体的に大味だけど、窪塚はよかった。
個人、集団、社会、どれが異常なのか。戦争映画である美徳を少しも感じさせない、一番好きな戦争映画。