vanillaさんの映画レビュー・感想・評価

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法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.6

なんとなくで見たけど期待以上だった。小規模にまとまっていて見やすい。私はこれくらい登場人物が少なくてこじんまりした話が好き。無辜ゲームって法廷ですら連呼してるのが中二病というかなんというかキツい

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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.3

1番力持たせたらあかんやつに与えてもーた系異能バトルジュブナイル
無垢…と言うか無知は恐ろしいよ。善悪も判断能力もないんだから。

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.9

小躍りするケイトブランシェットが見れますのでおすすめです。
Coda あいのうたといい、家族という単位を異常に讃える傾向、現実に持ち込まれるとイラッとするけどフィクションで見るといいものだなと思う。
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.8

地味なビンゴ屋さんみたいなやつ、フィンランドではパチンコ屋的なポジション?のようなのだけど…初デートであそこは嫌やな

映画 きかんしゃトーマス めざせ!夢のチャンピオンカップ(2021年製作の映画)

3.2

ケンジ、カナ、ヒロの日本勢が活躍
カナちっさ!!
ケンジいけめん
カナ思った以上に厄介な性格してた

トーマス可愛くなって話も平和になったのかと思ってたけどやっぱり嫌なやつでてきて逆に安心した

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.0

神木隆之介こんなに演技下手やったっけ…?と思ったけど、演出が下手すぎて全員の演技が変になっちゃったんだろうな
浜辺美波は作品によってはこういう演技のときもあるし、吉岡秀隆は概ねこんな感じかもしれんけど
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アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

3.5

24からしたら相手が40でもアンハサウェイなら余裕で一目惚れやろうけど、アンハサウェイから見たら24歳は赤ちゃんやろ

ところで母親ってだけで恋愛するとこんなに世間に叩かれるんです??父親は不倫して出
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神さま聞いてる?これが私の生きる道?!(2023年製作の映画)

4.0

甘酸っぱいを詰め合わせたティーンの微笑ましい成長譚と宗教戦争。
実の娘や孫に対してすらこのスタンスなのだから、殺し合いがなくならないわけだ。先約優先させろや

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.7

ものすごくヤン・シュヴァンクマイエルに影響を受けているストップモーション。
絵を描ける人の表現の幅ってすごいな…

被害者は結局加害者として再生産されるのだろうか、と今のシオニストを見ていても思ったり
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.0

流行ってたから見た
ゲゲゲの鬼太郎のことは全く知らないので、まず猫娘のデザインが私が思ってただとだいぶ違った
前半は完全に犬神家の一族のオマージュだと思うので楽しく見れた

『オリジン』って書いてある
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

2.0

こ、これは…
『なんかディズニーっぽいやつ作って』ってChatGPTに入れて出てきたのだろうか
正直よくこれを世に出そうと思ったな…というレベル
星に願って動物が喋り始めたあたりで見たことを後悔した
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.6

鈴木亮平、か、か、か、かかっこい〜〜〜〜
ため息しかでね〜〜〜〜 おれたちの鈴木亮平…

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

変なダンス、そして原作と違うラストに『あぁ私ヨルゴス・ランティモスの新作見たよ〜』ってなって満たされた
作り物のような作り物の世界、映画館で見たら酔ってたかも。

映像化されているのは原作の入れ子構造
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夜の車/トゥー・カーズ、ワン・ナイト(2004年製作の映画)

3.6

タイカワイティティ超初期作品、アカデミー賞短編作品賞にノミネートされてる。
ニュージーランドの英語、イギリス寄り?ではあるものの訛りがすんごい。Youtubeで辛うじて英語字幕はつけられるもののそれも
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.6

自己顕示欲とか承認欲求というよりミュンヒハウゼン、病的なかまってちゃん、という呼び方がしっくりくるような。
赤ちゃんって注目されるのが大好きなんだそうです。子供のうちに親に注目されないと『もっとこっち
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.2

1キロ入りのキャラメルポップコーン買ったから見た!バカばっかでてきた!

ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦(2014年製作の映画)

4.0

人口6万5千人ほどの小さな島国。大企業もなければ当然スポンサーもないので、みんな働きながら掛け持ちでサッカーしてる。
教育レベルもお察しなので才能がある人はアメリカ本国へ行っちゃうし、なければ米軍に入
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ダウンサイド・アップ(2016年製作の映画)

2.6

じゃあその紐靴そもそも誰が考えたん、とは思ったけど、健常者でも全員が不便に思ってることっていっぱいあるよなとも思ってみたり

『靴ひも』という映画で見たのですが、自立して生活できるかどうかの判断の基準
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

4.1

おっ、いい感じのダメ男映画やんけ〜と思って見始めたけど、次第にこの人は何があってこうなってしまったんだろうと思うようになった

自分の思っていることをアウトプットする能力ってそれなりに継続的に鍛えない
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あなたは私の婿になる(2009年製作の映画)

3.8

コミカル寄りではあるけどあまりにハンサムすぎるライアンレイノルズ
ライアンレイノルズって基本真顔なイメージあるけどキスシーンで笑みを溢したのにはうるっときちゃったね
サンドラブロック顔怖い

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.5

恥ずかしながらオリジナルを見てないんだけど、カズオ・イシグロ&ビル・ナイで楽しみにしてたやつ。
昔のイギリス×公務員で基本的に嫌な奴しか出てこない。陳腐かもしれないけど、その中にぽつぽつといる、誠実で
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ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

3.9

居場所のない人々、優しさと残酷さが共存するワイティティの映画。本人は相変わらずふざけているが、犬が死にます
『クソガキ映画』ときいて敬遠してたけど、いい子じゃないか…。

まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キャッチーな顔してる
人の人生で遊ぶな
最後の方に出てくる助手、全く反省してなくて不気味すぎる。

日の名残り(1993年製作の映画)

3.3

人生には戻れない時間がある。過去ばかり見ていても仕方ないのだが

『わたしを離さないで』もそうだったけど、原作が完全に一人称の所謂信頼できない語り手による叙述トリックなので、映像化してしまうとミステリ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

反社と中学生というなぜOKが出たのかよくわからん組み合わせ、コメディとしてはそれなりに面白かったのですが生理的な嫌悪感は拭いきれず。
大阪の裏道、謎のリサイクル店あるよね
八尾には野犬がおるん?こわ
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.4

最近読んだ『安楽死が合法の国で起こっていること』という本で「臓器移植は生体から採れる方がいい(意訳)」というような記述があってふと思い出したので10年以上ぶりに見た。
『キャシー』『トミー』みたいな短
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

1.5

こういうアイドルとモデルとテレビマンのお遊戯に付き合っている本物の役者の方はどのようにお考えなのだろうか
森川葵は『ただし一切手加減はしない』みたいな条件で受けたのだろうか
一切手加減しない森川葵、必
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.8

監督兼脚本兼主人公のディーンがAirbnbで泊まった宿に貝が住んでいる。
この貝がよく見れば可愛いとかきもかわの部類なんだろうけど、よく見ても見なくてもずっと不気味
見た目は不気味だけど声が可愛いです
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.0

脈略なく歌い出すスタイルなのでちょっとしんどいけど曲が良いのでなかなか楽しい。
故郷を追われたおばあちゃんの過酷な人生には同情を禁じ得ないけど、それにしても薄々気付いてたならもう少しミラベルに優しくで
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ジュリア(s)(2022年製作の映画)

3.9

人生は生きてみないとどうなるかわからないので、生きてみた方がよさそうだなぁと思うなど。

フランスでは相手が不倫男だろうとこちらが自殺未遂したり子供を連れて実家に帰ったりなどすると弁護士を立てられてか
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The Son/息子(2022年製作の映画)

4.2

一日考えたけどあまり感想を口に出したくないタイプの映画だった。命を賭けずに生物学的に親になれるやつ、所詮こんなもん。
あそこまで明確にSOSを出せる子供はあまりいないよ。彼にとってはパパとママと3人揃
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.7

疎ましい小デブオタク兄、クリプラだからクリプラならギリしゃーないなってなるけどクリプラじゃなかったら許せないレベル
不憫な主人公トムホ、トムホってずっと不憫だよね。不憫顔。
踏んだら罠出てくるとか謎解
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.5

トロント在住中国系カナダ人のオタクグループの女の子。なかなか楽しい。
一族の女にだけ課せられた、自分の一部を押さえ込む、痛みを伴う儀式。業が深いな

中盤まで毒親指数の高さに胸焼けがしたものの、韓国系
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の方へ、流れる(2021年製作の映画)

3.3

村上春樹の搾りかすみたいな話ではあったけど、唐田えりかは不機嫌が似合ってよい。
あの本を読破したという人は人生において1人しか出会ったことがないので、1巻の序盤でも読もうとしてる人を見つけたらオッって
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.6

これでもか!というくらいストレートに移民を描いた作品。
監督はブロンクス生まれで両親が韓国系ということで、ディズニーでは言えないくらい思うところがあったのだろう

水はおそらくTHE・アングロサクソン
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