リさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.6

音楽がとにかくめちゃめちゃ良くて、クラブ音楽が好きな人は観てて絶対に楽しくなる映画だと感じたが、そういう人達はこの映画は観ないんだろうなというキャスト構成だなと思った。
伊藤健太郎が、僕もとんかつDJ
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.1

鬱とその周りの反応があまりにもリアルで胸が苦しくなった。恋愛での苦しさというよりも、主人公の自分の気持ちとの戦いに感情が募る映画だったが、やっぱりこれは恋愛映画なんだろうなと思った。 
私と別れられて
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インスタント沼(2009年製作の映画)

3.7

毎シーンに起承転結があって観てて飽きないし、それでいてちゃんと全体としても起承転結ができているから散らかった印象も抱かないスゴイ映画だと思った。

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

3.7

映画としては大きな事件があるわけではなく少し単調ではあったが、自分がタマ子当事者だとすると映画内の出来事は全部大きな出来事だし、こういう映画も大事にしていきたいなと思った。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.0

チェンソーマンの由来はこの映画から来てるとTwitterで見たので視聴した。
今の方が映像技術も発展しているし、どうしても物足りなさや違和感を感じてしまうところもあったが、ホラーの原点として公開当時は
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.9

これが1997年の映画か‥と感嘆した。
本当の自分とは何か完全に理解できている人間なんていないし、結局「自分」って、他者からのフィルターを通したりや他者と比較したりすることでしか確立できない不明瞭なも
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ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

4.0

子供向けに見えるけど面白いから観てみてと人に紹介されて鑑賞しました!
実際に大人が見ても本当に面白くて、むしろ大人向けかなというくらい内容の濃い映画でした!

ドラゴンが可愛いし、絆ものは胸が熱くなっ
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.8

もののけ姫とバケモノの子の良いところをギュッっと詰め込んだような素敵な映画だった。自然と現代の対比、親子愛や小さき者の成長がすごく良かった。

観たあとの気持ち良さが格別で、静と動が美しかったし、何よ
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

4.0

成田凌が、とにかくうるうるした瞳を芝居の中で意識したと聞いて、わかる…となった。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.7

鬼滅の刃めちゃめちゃ面白かったという前提の感想ですが
これまでの人生を一生懸命努力して生きた人にとって死は救済となるけど、そうではない人間にとって死は死でしかないという表現がキツかった、人間そんなに一
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.8

音楽と映像が派手でかなり良かった。誰だって自分が一番愛されたいし幸せになりたいよね。本音と建前のバランスが良かった。

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.9

映画の中だけでなく現実でも優しさって報われないよなと思いました。ある意味優しさは自己満足でもある。それでもフーシには幸せになって欲しいと願わずにはいられないです。
恋愛において優しさしかない人は魅力的
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メアリー&マックス(2009年製作の映画)

3.7

自分の汚い要素を受け入れるのは耐え難いけれど、人間誰しもどこか不完全な部分があるということを知ることで、ちょっと心が楽になることはある。

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

落ち込む映画を募集した所、複数人からこの映画をオススメされて鑑賞した。
清水尋也が最後、主人公を殴りながら笑顔になっていくシーンがゾワッとさせられた。
閉鎖的な空間ならではの息苦しさが映画内にあったし
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ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

3.9

間宮くんの隠しきれない熱と狂気が良かった。演技が上手すぎる。藍染カレンが陽キャ役で出てたけど、陽キャのグループに頑張ってついていこうとする元陰キャという感じがすごくすごく良かった。

3D彼女 リアルガール(2018年製作の映画)

4.2

大衆向け恋愛映画だと身構えて鑑賞したけど、全然そんなことなかった。一般人がイメージするヲタクを描くんかな…と思ったけどヲタクが観てもこの人ヲタクだわとちゃんとなれた。後半突然テイストが変わって焦ったけ>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

3.8

最後の15分が胸糞と聞いていたけれど、それ以上に宗教クソババアの方が胸糞悪かった。あのババアが神の代弁者というには滑稽すぎる…。警官が刺された時ちょっとビビってたのに驕りが酷い。宗教を否定することはな>>続きを読む

オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.8

敵の泥棒役の俳優さんが津田健次郎にしか見えなかったので、津田健次郎負けるな〜ッ!って応援しながら観た

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

人からこれは本当に面白いから観てほしい!とオススメされて鑑賞しました。無事、期待以上の出会いでした!
「正しいこと」に正しい答えがないからこそ、正しくあることの難しさを感じた。

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.7

吹替で鑑賞。次の展開に対して身構えてみる必要なくリラックスして楽しめる映画だった。声優をやられている芸能人の方々の演技はとても上手だったのですが、日本語訳が子供にも分かる表現を選んだからか少し陳腐とい>>続きを読む

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.8

各登場人物の行動自体は確かに理解できなくないけれど、あまりにもその行動が青くて痛くて脆いから納得はして観ていられなくて
映画館を出た直後はあまりピンと来なかったが、パンフレットを読んだり時間を置いたり
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

4.2

本当に本当に本当に良かった。完結してくれてありがとう。お疲れ様でした。
個人的な印象だが、原作未プレイ者であることや1.2部から少し時間が経っていたこともあり、今作の大事なテーマである「桜だけの正義の
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オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

4.0

ポスターの印象からコミカルでラストも予想できそうな気楽な映画かと思っていたのですが、かなり内容が詰まっていて最初から最後まで全部が良かった。久しぶりに自宅で映画を観て涙を流した気がする。人に紹介できる>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.8

クールでスタイリッシュな男達、良すぎる‥。初めは二兎追うものは一兎も得ずかと思ったが、どんなお宝も彼の手のものになるのだろうという安心感があって、ハラハラドキドキする場面もある意味安心して観れた。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.8

観終わった後ドッと疲れる映画だった。人にはオススメしたりはしないが名作だと思った。これが実話だと思うと心が冷えるし、役者の演技が真に迫りすぎて、面白いけれど映画を楽しむことを楽しむ映画ではなかった。良>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

4.2

中高の校則に対して、ルールが厳しいほどそれから外れる楽しさがあり 自由にしなさい!と言われたら案外自由というものに興味なくなってしまうという認識があるのですが、そういったことを思い出す映画だった。
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.1

感情移入というわけではないが、主人公の目線に立って犯人が誰か考え一喜一憂しながら観れる映画で退屈な時間がなくかなり楽しかった。

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.9

観終わった後余韻に浸りたくなる耽美映画でした。不変で永遠な生き物にとって孤独は恐ろしいもので、彼がインタビューを受けたのもそれが理由だったのかなと思いました。美しく、理解できない恐怖の対象とされるもの>>続きを読む

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.2

何回も観たくなる面白さ。主人公達が高校生じゃなくて大学生だったのも良かった。過去は変えられないけど未来は変えられる前を向いて生きよう。

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.4

パンクって言われるとただロックをイメージしてしまうけれど、ここではリベラルであり続けるということだと思ったので、ずっとパンクしててとても良かった。

題名から連想されるラブストーリーはそこまで描かれず
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.2

犯人側の視点で物語が進んでいたので犯行に至るまでの心情に理解できたこともあり、最後までストーリーに意外性がなく 音楽も常にポップな印象を受けるものだったのでとりかく淡々と映画が続いた。
もっと主人公に
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ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.0

死というものを悲観的に捉えるのではなくもっとハッピーなものだと思える映画だった。ピアノの連弾シーンと最後のシーンが良かった。

TAMALA 2010 a punk cat in space(2002年製作の映画)

3.8

ロリが物騒な行為をしているのがとても好きなのでかなり刺さった。考え始めたら難しすぎるストーリーだったので中盤から世界観を楽しむことに徹しました。音楽もとても良かった。面白い
というよりは良かった!って
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.6

「人魚」と言われると美しいものを想像してしまうけれど、この映画で出てくる人魚はもっと生々しくて現実的だった。しかし最後のシーンはとても美しくて、なんとも皮肉だなあと思った。

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.8

嘘をつくということは隠したいものがあるということで、それ自体は悪いことではないけれど、隠したいものから目を背けるか向き合うかで結果が大きく変わっていくと思った。この映画では最後まで全員がそこから逃げ続>>続きを読む