オーメン、エクソシスト、エンゼルハートへのオマージュというか影響が色濃く見えるので、オリジナリティは前二作よりは無いか。
痛いけど魅力的なキャラクターたち。
デニーロも地味に好演。
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好きな方には申し訳ないけど、作品の意義は認めつつも映画としては消化不良。権力側を恣意的に悪く暗く描き過ぎ。もう少しフラットに描いた方が観客に考えさせる事が出来ると思う。また、権力側の描き方が極端な風な>>続きを読む
クリスチャン・ベイルが格好良い。
マット・デイロンとのバディぶりが良いのはもちろんだが、喧嘩のシーンにそれを離れた位置から眺める奥さんを入れたのが素晴らしい。
ガソリンの臭いしそうなのでレースシーンが>>続きを読む
80年代のアメリカ映画はウェルメイドな良作が多かった。本作もその一つ。
ギャングの愛人歌手がシスターになるという発想が素晴らしい。
「翔んで埼玉」もそうだがデフォルメされた学園ドラマを楽しめるか否かにかかってくるのだが、この作品は楽しめた。
思っていたのと違った。主人公のキャラクターに感情移入出来なかったというか、宣伝文句とは違って好きになれない押し付けがましい性格で、魅力的には思えなかった。
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ヒットしたが、内容は正直無い。
逃し屋版のレオンといったところか。
カースタントマンが逃し屋という設定は面白いし、ラスト活きる部分はあるのだが、
守ろうとする女性役が魅力に乏しいと思う。
シンプルにキャラクターの背景描写など削いだ、ソリッドでハードボイルドな雰囲気のカーアクション映画。物語として面白いとは思えなかった。
素晴らしかった。
シナリオ、編集、撮影、音楽。
シームレスな舞台的な映像と、映画的演出があいまって、
二時間集中して観ることが出来た。
各キャラクターの台詞が素晴らしく、
一度観ただけでは難解な部分>>続きを読む
結構キツかった。
役者は奮闘しているが、熱演するたびに、ファンタジーの具現化に邁進する会社員たちが嘘臭く感じられ、観てられない。
エンディングのクレジットロールは新鮮だったが。それだけ。
バットマンの物語を借りて、分断する社会に産み落とされ虐待された挙句イカれてしまった男の寓話とも言える脚本の出来、一瞬足りとも目が離せない編集、名曲「ホワイトルーム」など随所に効かされた楽曲と不穏な劇伴>>続きを読む
常人にとって、その立場になってみない事には理解できない設定ではあるものの、その複雑な家族環境の役柄を四人の役者がそれぞれに演じきっていたと思う。特に、田中裕子の異様ともいえる存在感が突出していた。
タ>>続きを読む
前評判でハードルを高くし過ぎたため、思ったほどではなかったし、本編前映像で「ネタバレ厳禁」みたいなこと監督とキャストも言っていたけど、どこがどうとは言えないが予想がつく部分はあった。
とはいえ、力のあ>>続きを読む