がじゅまるさんの映画レビュー・感想・評価

がじゅまる

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青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

3.7

音楽がよくて心地よい。
ボーカルが上手い。

この映画が他のどの映画に影響を与えたのか考えながら観るのが楽しかった!(実際に与えたのかは確認できませんが)

シング・ストリートはこれのダブリン版じゃな
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

好きな作品。
綺麗でユーモアがあってかっこいい、あんなかーちゃんになりたい。
最近のスカーレットヨハンソンいいなぁ。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

離婚だなんて
それが正しいのか
私には生きるか死ぬかの問題だけど
誰もが死に物狂いで試練と闘って何とか打ち勝って生きていく

このシーンが良かった!

ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

「太陽が必要」という母にもらったであろう言葉を娘にかける父としての優しさ。
娘に似てるかわいい介護士につい嬉しくなっちゃうチャーミングさ。
自分への誇り。

認知症になっても消えない“その人らしさ”の
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.8

カメラワークとBGMと色彩で没入感がすごい。おしゃれだなぁ。

破滅と再生の物語。
前半と後半がこの順番で良かった。

エミリーの愛に生きる姿が素敵。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

テンポ、色彩、音楽どれも計算されていてかわいく魅力的な一本になっている。
フェミニズムを描くと暗く重くなりがちだけど、あえてポップに描いているのがよかった。
その分、キャシーやニーナが負った傷の陰影が
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

いいお話。
家族の目の演技、特にお父さんには泣かされた。
使われてる曲が好きなものばかり。ルビーの透き通った声も素晴らしく、うっとりしてしまった。

実際には最後の展開のようには行かず、家族に縛られた
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

よくあるタイムループものだけど
先が読めなくて楽しかった。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.6

「女性の生きづらさ」を理解してもらうための教科書の様な映画。

解説付きで父親に見せたい。

さがす(2022年製作の映画)

3.7

俳優がみんなよかったし、ストーリーの構成も引き込まれた。
重いので韓国映画のようにカロリーを消費した。
好きな映画ではないけれど、みられてよかった。

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.6

子供に好かれることだけがおもちゃの生き方じゃない。
幸せになる方法は他にもあるよ、と教えてくれる作品。
1から3までとは違った、今時のメッセージだなと思った。
これはこれで面白かったと思う。

浅田家!(2020年製作の映画)

3.9

写真を通して「家族愛」を描いた写真。
説教臭くなく、面白く、バランスの取れたいいストーリーでした。

自分はちゃんと撮れているかな?と家族写真をつい見返してしまいます。

どの俳優さんもいい演技でした
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前科者(2022年製作の映画)

3.7

どのキャストもピッタリだけど、森田剛さんが特によかった。
真面目で不器用で暗い過去を背負った男だった。いい意味で元アイドル感ゼロ。

つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

観たかったアカデミー賞受賞作品。

大切に積み上げてきた(=大切に生きてきた)おじいさんの人生。

すぐに他へ引っ越した家もあったようだから、おじいさんは不便でもここで最後まで生きると決めたんだろうな
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

空の色、焚き火、荒野、ノマド達の肌の質感、ものを手放して(手放さざるを得ない人が多いが)人生と向き合いながら旅をする人達が美しかった。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

心情の描き方がリアルだった。
90年代の雰囲気が懐かしい。

アス(2019年製作の映画)

3.7

アメリカの格差社会への風刺という前提を知ったうえで見たからか分からないですが、とても楽しめました!

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.7

とにかく美しかった。
色使いが特に好き。

定点的で横を中心に、少し窮屈に動くカメラワークは、少しの間だけ階級や立場から解放されて
走ることや泳ぐこと、恋をする事を許された彼女達の5日間を思わせた。

ヒキタさん! ご懐妊ですよ(2018年製作の映画)

3.5

サラッとみられる。

主演の2人が上品で素敵な夫婦を演じられていた。

男性視点の作品だったので、敢えて女性側の視点は少なめに描かれているのかもしれないけど、
女性側は初めの検査の時点から心も身体もぐ
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.7

誰一人ニコリともしないけど、あたたかくて人間らしい一人一人のキャラクターがすごくよかった。

その分ミュージシャン達の歌詞や情感が印象に残る。

日本の難民受け入れも色々問題があるみたいだけど、フィン
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.8

東洋と西洋の家族の違い。
西洋の方はどう捉えるんだろう。

結婚式の様子や人物描写がちょっと笑えて面白い。
おばあちゃんのことを名前で呼ぶのかわいいなぁ。
好きな映画です。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.7

4姉妹が戯れてる図から溢れる幸福感といったら。

グレタ・ガーウィッグは本当に女性の揺れる気持ちの解像度が高い。

どの道を選ぶことも素晴らしいと肯定してくれる、ある意味SATCの様な作品。

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

メルヘンな映像や絵本の中の様な子供達と、対照的に色々抱えたハードボイルドな俳優(大人)達。

真っ直ぐな子供の駆け落ちのストーリーの中に、犬の死や血等、
甘さの中にあるビターさが絶妙でした。

アメリ
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

耳を治すんじゃなくて、考え方の方を変えるんだよ、というジョーの言葉通り。

生きづらさって人それぞれ色々あるけど、どれにも通じる
普遍的で大切なことをダイレクトに教えてくれます。

ルーベンスもルーの
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.7

重いメッセージはもちろんあるけど、ポップなエンタメとして楽しめた。

トトロをはじめとするジブリ作品へのオマージュにはグッときた。

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

3.6

海や蛸へのリスペクトが感じられてよかった。
蛸の生態について知らない事が多かった。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「またかよ」
「もうこりごり」
「対話してもダメなのね」…
映画中タイムループが起こるたびに湧き上がる気持ちは、日々彼らが感じていることを追体験させてくれる。

追体験と言っても、実際はこんなもんじゃ
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