gakupapaさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

gakupapa

gakupapa

映画(2045)
ドラマ(0)
アニメ(0)

サランドラ II(1984年製作の映画)

3.0

前作の様な家族が必死に戦うシリアスさは無く、パリピがボコられる『13日の金曜日』風味。
食人一家の狡猾さは相変わらずで巧妙なトラップが嫌らしい。

サランドラ(1977年製作の映画)

3.5

食人一家vs迷子家族。
野蛮人の様な見た目に反し、脳筋でなく組織的で狡猾な攻めが恐怖。
ワンコ込みの死闘は見応え十分。

吐きだめの悪魔(1986年製作の映画)

3.5

ウイスキーを飲んだら秒でドロドロ、圧巻の溶けっぷり。
ストーリーは二の次、エログロと下品を楽しむのみ。

ザ・スタッフ(1985年製作の映画)

3.5

アイスを食べたらゾンビ化する設定からの地雷臭。
それに反して中身はしっかりホラーで、迫ってくる物体がアイスでも緊迫感はちゃんとある。

溶解人間(1977年製作の映画)

3.5

焼け爛れた見た目はありがちでも、刻々と滴り溶けていく様は独特なキモさ。
科学の名のもとに無茶も厭わない人類への警鐘も伝わってくる良作。

ブロブ/宇宙からの不明物体(1988年製作の映画)

4.0

『マックィーンの絶対の危機』のリメイク。
映像の進化は勿論、ティーンホラーテイストが上手くハマっている。
豊富なバリエーションの死に様やグロさ加減も良い感じ。

悪魔のエイリアン(1971年製作の映画)

3.5

『マックィーンの絶対の危機』の続編ではあるが、つながりは無くやってることは前作とほぼ同じ。
クオリティとスケールは若干アップしているが、スティーヴ・マックィーンがいないのでプラマイゼロ。

マックィーンの絶対の危機(ピンチ)(1958年製作の映画)

3.5

ただのスライムでも得体の知れなさが不気味でしっかり怖い。
チープさもスティーヴ・マックィーンの重みでカバー。

カルティキ/悪魔の人喰い生物(1959年製作の映画)

3.5

『怪獣ウラン』『マックィーンの絶対の危機』と並ぶ三大ブロブもの。
カルティキの脳みその様なチープな造形も良い味わい。

怪獣ウラン(1956年製作の映画)

3.0

アメーバーものの元祖。
時代的に放射能への恐れが根底にあり、見た目は違えどコンセプトは『ゴジラ』に近いか。

マルタイの女(1997年製作の映画)

4.0

マルタイ女優の警護のドタバタ劇。
裁判までの流れや証言者の重圧、カルトの怖さなど、笑いの中にも学びがある。
伊丹作品は社会問題とコメディの塩梅が絶妙で唯一無二。

スーパーの女(1996年製作の映画)

4.0

傾いたスーパーを立て直す為に宮本信子演じるスーパー大好き女が奮闘。
徐々に仲間を増やし成功を目指す王道の展開だが、それが良い。
津川雅彦演じる専務の現場との板挟みぶりにも共感。

静かな生活(1995年製作の映画)

3.5

他の伊丹作品とは毛色が異なり、コメディ要素ほぼ無く、性暴力描写が多めの為、万人向けではない。
障がい者と家族の生活を通じ、幸せの尺度について考えさせられる

大病人(1993年製作の映画)

4.0

コメディタッチでも医療関係者へのリスペクトは忘れていない。
末期患者や家族、医師のそれぞれの気持ちや考え方がいちいち腑に落ちる。
人生の折り返しを過ぎた方々に刺さること請け合い。

ミンボーの女(1992年製作の映画)

4.0

民暴をエンタメとして誇張した作品と思っていたら、その後に伊丹監督が襲撃された事で一気にリアルさが増してしまったのは皮肉。
作品の面白さは言うまでもないが、併せて表現の自由も考えさせられる。

あげまん(1990年製作の映画)

4.0

捨て子という生い立ちから純粋に愛を求めるナヨコとツキを求めナヨコ取り合う男達の対比が上手い。
何よりタイトルのインパクトが凄い。

マルサの女2(1988年製作の映画)

4.0

脱税の背景が過激化してコメディでありながら中々にシリアス。
隠し財産を探る宝探し的な面白さは控えめも、マルサの緩急のきいた駆け引きは相変わらず面白い。

マルサの女(1987年製作の映画)

4.0

マルサは怖いのイメージ通り、泥臭く執念深い調査手法に脱帽。
冗談のようなお金の隠し方、脱税者の飽くなき執念が笑える。

タンポポ(1985年製作の映画)

4.0

タンポポと粋な仲間達で目指す最高のラーメン。
ラーメン・ウェスタンとは言い得て妙。
時折挿入される食絡みのショートコントも良いアクセント。

お葬式(1984年製作の映画)

4.0

お葬式あるある。
神妙な場だからこその裏にある本音が覗ける面白さ。
本筋のお葬式を笑いなくしっかり見せ、不謹慎さを感じさせない所も良い。

シン・宇宙戦争(2021年製作の映画)

2.5

冒頭の宇宙ステーションや宇宙空間のCGは意外にハイクオリティ。
後は演者のアップの絵面とセリフ劇だらけの低予算仕様。
上辺は『宇宙戦争』に頑張って寄せても、面白さは全く寄っていない。

モンスターズ/新種襲来(2014年製作の映画)

3.0

米軍兵士によるロードムービー風サバイバル。
米軍対ゲリラの戦いがメインでモンスターは添え物程度。
前作同様、タイトルに期待して見ると失敗するやつ。

シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

3.0

人間と怪獣がシンクロして動く設定は斬新でもそれだけ。
アン・ハサウェイを巡る異性関係の話がメインで怪獣要素はオマケな感じ。

世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

3.5

『インデペンデンス・デイ』の陸戦版。
地球侵略ものでも無理にスケール感を出さず、小隊規模ならではの戦場ドラマに仕上げているのが上手い。

スリザー(2006年製作の映画)

3.5

ボスクリーチャーの造形や押し寄せる寄生生物のキモさは秀逸。
他は普通のゾンビもの。

エボリューション(2001年製作の映画)

3.5

タイトルそのまんま。
エイリアン退治の展開はテンプレ的でも、エイリアンの進化を見ているだけでも退屈しない。

スピーシーズ4 新種覚醒(2007年製作の映画)

3.0

SFホラーでも見所はエイリアンと育ての親による人間ドラマ。
人工的に作られたエイリアンの存在が唯々悲しい。
ちなみにアダルト要素は最終回にしてシリーズ最少。

スピーシーズ3 禁断の種(2004年製作の映画)

3.0

マッドサイエンティストの暴走がメインで、エイリアンは被害者としての色合いが強い。
シリーズものでも作品毎に切り口を変えて飽きさせない努力は認めるが、面白いかどうかは別の話

スピーシーズ2(1998年製作の映画)

3.5

エログロがパワーアップ。
エイリアン同士の絡みがキーになるなど、マンネリ感もなし。

スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

3.5

種族保存の本能のままに男を漁る美女エイリアン。
エロに目が行きがちだが、H.R.ギーガーが手がけるクリーチャーも見逃せない。

空軍大戦略(1969年製作の映画)

3.5

第二次大戦での英独の航空戦、バトル・オブ・ブリテンの映画化。
空軍オンリーで航空機好きにオススメの一本。
実機による大スケールの空中戦が堪らないです。

633爆撃隊(1964年製作の映画)

3.5

モスキートの実機が飛び交う姿を拝めるだけでも見る価値あり。
『スター・ウォーズ』に影響を与えたという特撮も必見。

深く静かに潜航せよ(1958年製作の映画)

3.5

太平洋戦争中の米潜水艦もの。
艦長と副艦長の対立を軸とした人間ドラマがメイン。
日本海軍駆逐艦との緊迫感のある駆け引きも見所十分。

ビスマルク号を撃沈せよ!(1959年製作の映画)

3.5

独戦艦ビスマルク打倒への英海軍のただならぬ執念。
不沈を謳う最新鋭艦と複葉機の戦いに大艦巨砲主義の終焉を感じさせる。

地獄へ秒読み(1959年製作の映画)

3.5

第二次大戦後、ドイツでの不発弾処理の物語。
戦争の爪痕の深さをまざまざと見せつけられる。
仕事に従事させられるのが敗残の元ドイツ兵というのがまた悲しい。

眼下の敵(1957年製作の映画)

4.0

登場するのが米駆逐艦とUボートのみという割り切りが良い。
切れ者艦長同士のタイマン勝負。
好敵手という例えがピタリとハマる。