原案のレオーネばりにくどい演出ながらそのくどさがうまく機能してないというかはっきりいって下手なところが目立つんだけど、でもあのエンディングを観ると「いい映画だったなあ」と思っちゃうから不思議。
オープニングの主題歌がえらく興奮して期待が盛り上がるのだが、劇中あまりに何度も繰り返し流れて食傷気味。オープニングとラストのここぞ!ってところだけ流せばいいのに。
邦題がまるっきりピント外れでなんにも期待できないのに中身はすげえ!といいながらも、なんであそこで仮死状態にする必要があるのかわかんなかったり、クライマックスがあっけなかったりと少々気になるところも。で>>続きを読む
ぐっちゃぐちゃのスカトロ趣味濃厚な美術に滅茶苦茶凝りすぎるほど凝りつつ、しかし画的にはもっと凝ればいいのに、という物足りなさを感じてしまう。物語的にはマーティン・シーンのいない『地獄の黙示録』と解釈し>>続きを読む
レア映像だらけで嬉しいが、huluで鑑賞したところ「The Cowboy and the Frenchman」がカットされてる。
大変面白いのは間違いないんだが、二十数年ぶりの再見で、これって騙してるんだよね?といちいち疑いつつ、しかし記憶は曖昧で確証はなく、疑ってたら騙しじゃなかったり、かといって素直に騙されるわけにもいかず、>>続きを読む
テレビ版同様のおもしろさなんだけど映画版ならではのもっと突っ込んだ特別感には欠ける。『サウスパーク』テレビ版に対する映画版的な広がりを期待してしまった。
アイデア面白そうで観たら前半いまいち乗れなかったのだが後半からラストにかけてのご都合主義だけど泣かせる展開が大変いい感じ。藤子F短編テイスト。日本人のワツヒタさんがどういう漢字なのかが気になる。
最終話は『フォロー・ミー』そっくり!と思ったら、割とよくあるパターンとのご指摘。まだまだ勉強不足だな、俺。
主人公の役名がマーチン・ブレストだけど、どっちかというとガイ・リッチーみたいな映画だった。ガイ・リッチーよりずっといいけど。
相当面白いんじゃないかと思うが世評あんまり高くないのはなぜだ。邦画にしては頑張ってるとかじゃなく、ちゃんと見事に面白い映画だと思うんだが。
深刻な『どですかでん』というか、『どですかでん』が呑気な『太陽の墓場』というか。個人的には本作の方が上位。
なぜもっと若いうちにみなかったのかと悔やまれるが、そんな映画は今後も山ほど出てくることでしょう。
何の気なしに録画しておいたのを何の気なしに再生したらウクライナから始まって随分タイムリーだが忘れちゃいそうな邦題であまり期待せずにいたら観てる間中眉間に皺が寄りっぱなしのいやーな気持ちになる実に面白い>>続きを読む
ヘビーな題材の割にあっさりした印象で少々物足りないが、題材どおりにヘビーな印象だったらそれはそれでヘビーすぎて耐えられないかもしれない。
辛い、を通り越してほとんど悪趣味だが、ハネケ作品ってそもそもそういうもんか。
原作脚本のアラン・ベネットってイギリスコメディ関連の何かで目にした名前だなあと思ったらシークレット・ポリスマンズに出てた。モンティ・パイソン経由だった。
Always look on the bright side of life.
前作前々作にくらべてほのぼのした話だなあと思ってたら後半まさかの大スプラッター展開。まあ今回は主人公の自業自得だからいいんだけどね。フランク、トニー、ミロがもう一度揃う続編作って欲しい。どんな話になる>>続きを読む
壁に『タクシードライバー』とか『スカーフェイス』とか『マッドマックス』とか『燃えよドラゴン』とかのポスターや写真が貼ってあり、つまりはそういう男の映画だと思って観てると確かにそうなんだけど、にもかかわ>>続きを読む