監督がヘラヘラ笑いながら沖縄の若者に向かって「若いうちは不良やんなきゃ駄目だぞ」と説くシーン
数年前に見たときは「中年がいきがるなよ……」としか思わなかったのだが、沖縄の不良に関するルポルタージュを読>>続きを読む
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「ミスト」のような「負のご都合主義」の話
「オイディプス王」を下敷きにしているらしいが、古代ギリシャの神話世界ならともかく、現代のレバノンとカナダをまたいでこんな偶然が何度も起こるのは無理がある
あと>>続きを読む
変則的なカメラワークとか、音楽とのシンクロとか、スタイリッシュなスローモーションとか、シンボリックな構図とか、脱力系のギャグとか、ガイ・リッチーがエッジィな作家としてのアリバイ作りのために惰性でやって>>続きを読む
秘宝界隈が「MV風映画」の元祖と呼んでいる映画
団塊～バブル世代の映画人はこの映画に対して「白人のイケメン集めて大金かけてMV風に撮りさえすれば大ヒットするのかよ！ ズルい！」みたいなことを思っていて>>続きを読む
この映画において、最も重要なポイントはどこか、阪本順治や崔洋一に質問したら何と答えるだろうか
おそらく「主人公とルースターの絆……？」みたいなことをボソボソ答えたあと、「金があれば俺だって……」みたい>>続きを読む
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グレアム・グリーンは「情事の終わり」と「ヒューマン・ファクター」だけ読んだのだが、ひたすら地味で辛気臭いだけで何の収穫もなかったので、自分の中ではクソ作家ということになっている
グリーン原作のこの映画>>続きを読む
中年の説教・ゼノフォビア・反知性主義という、この世で最も汚らわしいものを寄せ集めたグロ映画
こういう心根の人間をステイサムに近付けてはならない
接近禁止命令を出すべき
ソッリマの演出はメリハリがない
全ての打撃や銃撃に優先度の差が無く、重要かどうかわからないアクションがだらだら続いていつの間にか敵が死んでいる、そういう撮り方
シェリダンの頑張りのおかげで面白く仕上が>>続きを読む
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原作シリーズが好きなので、映画化してくれただけで高評価を付けたい
その上でやはり原作に忠実（敵はローラン・グループ、女性の相棒は無し）に映画化した方がよかったと思う 改変が有効に機能しているとは言い難>>続きを読む
一言で言うと「レイプから始まる恋もある」みたいな話
ヒロインも監督もそういう愛があると信じているわけだが、現代の我々からすると「ストックホルム症候群ですよね……」と思ってしまう
映像や演出は頑張ってい>>続きを読む
ゼロ年代初頭、秘宝界隈の評論家たちがこぞって「ＭＶみたいなアクション映画」を批判していた気がするのだが、結局ＭＶ的なアクション演出は主流にならず、肩透かしをくらった感がある
このシリーズはそのＭＶ的な>>続きを読む
ラストバトルで、主役二人の顔がクローズアップされるショットが格好いい
自分たちのアクションは世界一クールなのだという自負が伝わってくるようで、胸を打たれるものがある
チャニング・テイタムが映画に出るたびに奇妙なイジられ方をされる理由がわかる映画
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感想を読むと異口同音に脳みそが飛び出るシーンのことを書いているのだが、あそこがそんなに面白いのだろうか？
それよりスマホを利用したトイレでの駆け引きとか、バーの店主が主人公の服に付いてる札を見て素性を>>続きを読む
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ソッリマの演出に迫力がないのはいつものことだが、シェリダンもやる気がない
シナリオに矛盾が多すぎる
一番駄目だと思ったのは、テロリストが密入国者でないことや、メキシコ警察と戦闘になることを想定せずに作>>続きを読む
