非常に似ている作品があるとすれば、宮﨑駿「風立ちぬ」だと思いました。美しいものを作りたいから零戦を作りたいが、戦争には加担したくないという葛藤をする点において、映画「オッペンハイマー」と似ているテーマ>>続きを読む
IMAX鑑賞を想定された映画作りが向かう方向性としてバカでかい何かや、爆音の音響等の方向性に向かうことが、宿命付けられると思うのですが、それらがもたらすものは、ある種のユーモアだと思います。絶壁に立>>続きを読む
とても上手い映画だと思った。
批評軸として自分ならこの映画作れるか?というものがあるが、頑張れば作れるかもと思った。
予想してたよりエンタメ作で驚く。面白いが演出が過剰だと感じる箇所が多数あり(たらればの回想シーンなど)。
とても良かった。
上白石さん素晴らしかった。
強いて言えば、フィルムよりデジタル撮影の方がテーマとの相性が良かったかもしれないなと思った。
バリー・キオガンは学生に見えないしロザムンド・パイクはジェイコブ・エロルディを産んだ母親に見えないし、監督の年齢感覚バグっている。
ここ数年流行ってる金持ち馬鹿にする系映画で流石にこれ系は飽きたと感>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
"彼女"が出てくるまでは緊張感を持って見られたが、それ以降は興味を失ってしまった。前半の出来事が、後半に全く関係ないのはとても残念。
映画というより、映像のサプライズを追求した120分という感じ。
都市の景観、デジタルガジェット、俳優の肉体によるアクションが高解像度の映像として撮影され、スクリーンに写し出されることの幸福。
フィ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
渋谷Tohoシネマズにて鑑賞。
画面の高級感が3時間半レベルが落ちないのは流石。会話など冗長な場面もあり、監督の年齢を感じる場面もあったが、概ね飽きることなく鑑賞できたものの、配信での自宅鑑賞には向>>続きを読む
ビジュアルイメージ、演出、日本語フォント等、いろいろダサすぎてげんなりしました。
最近観た映画と比較し(スパイダーマンとかエブリシングエブリウェアとか)エンタメ作品としてのクオリティが低いと感じた。
このレビューはネタバレを含みます
静と動、生と死、問いと答え、退屈と幸福、が織りなす2時間の映画。
ファンタジックな超絶ドライブ、継承を(拒否する)めぐる物語、繊細かつ圧倒的な身も蓋もないアニメーション。
暗い魅力の無い主人公。超>>続きを読む
映画という言語の語り口のつたなさの"可愛さ"にやられた。
この映画はオスカー・アイザック演じるウィリアム・テル(!)の人物像を観る映画だと感じた。
あらゆる定型から逃れたキャラクター。
社交的ではないがコミュニケーションが取れない訳でもない、衝動的ではな>>続きを読む
高クオリティのグラフィックのバリエーションの多様さに圧倒された幸福な2時間半でした。
が、ミゲルオハラ率いるスパイダーマン勢が掲げる運命論が全く納得がいかず、ヴィランとして弱いのではと感じました。>>続きを読む
アクションシーンに論理的な展開がない。
隣人の女性、CEOなどのキャラクターが類型的すぎる(演出がティーン向け)。
外連味を感じるシーンが少ない。
という訳で終始のれず(自分はこの手の映画におい>>続きを読む
この映画の欠点はただ一つ、製作が5年遅かったことだと思います。
2023年公開の映画とすると、あらゆる意味でリスキーすぎるのではと思いました。
でも面白く観ました。
楽しく見れなかったのではないのですが、この世のすべてを見て、この世の全てを知った人間が破滅に向かうのだとしたら、それが正しいはず。なので娘の行動を止めるべきではないと思います(というかそんな奴がいたら>>続きを読む