珈音さんの映画レビュー・感想・評価

珈音

珈音

ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2以上にムチャクチャだったが、「みんなヴェノムに物語の整合性とかそこまで求めてないよね!」という感じに振り切って、若干のスーパー戦隊感もあるヴェノム軍団vsシンビオートキラーのバトルシーンやら魚ヴェノ>>続きを読む

セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

3.0

マリーヌ・ルペンっぽい女性市長、突っ走る環境保護団体…いろいろ描きたいこともあったのかなと思うが、全体的に消化不良というかんじがした。もっと面白くできる要素があるのに勿体ない。全体的にツッコミどころも>>続きを読む

デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

画面の情報量が多いので非ネイティブとしてはけっこうな集中力を求められるな、と感じた。最初のアクションシーンはだいぶ悪趣味だけど、なかなかよく考えられてて(BGMがNSYNCの"Bye Bye Bye">>続きを読む

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.0

プリンセスものでありながら恋愛一切なしで友情や「信じ合うこと」の尊さを描いた良作だった。個人的な趣味としてディズニーにはミュージカルを求めてるので星⭐️4つ

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

若草物語の翻案としては現時点でこれ以上は望めないのでは?という感じ。ジョーが結婚せずに作家になるという最後の改編も良い。

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

4.0

「悪魔」とは何なのかということを考えさせられる。無神論者なので必然的に悪魔の存在も信じてないのだが、究極のところ悪魔について考えると「人間とは?」という問いに向き合うことになるよな…と思う。
視聴時間
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

2.8

好みの問題な気もするが、期待が大きかった分少し肩透かしだった。ひとつひとつの要素は悪くないんだが組み立てが惜しい感じでウェーイ🙌ってなりそうでなり損ねる100分ちょいが長く感じてしまった。
遊園地での
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チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

2.8

ワイヤーアクション満載でコメディ色強めの女性スパイものとして楽しめばいいんだろうな。
が、さすがに20年前だな〜という感じで若干つらかった。「バンザーイ」も相撲も今ではポリコレ的にアウトかなぁと思うが
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スキャンダル(2019年製作の映画)

4.3

FOXニュースが舞台なせいもあるかもしれないけれど「フェミニスト」がすごいネガティヴワードとして使われる中「自分はフェミニストじゃない」と言いながらフェミニストになっていく女たちの物語。
別に常に仲良
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

金持ち筋トレマニアくそ男を、そいつに利用された非モテナードが出し抜いて美しいAI彼女をゲットする話…かと思ってナードに感情移入して見てると「そんな都合いい話あるわけねーだろ、バーカ」と発揮したメサコン>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

4.8

女は最高!という映画だった。
男が互いに出し抜こうとし合って醜く争ってる一方、女は過去の傷も乗り越えて女を助けるし、男が舐めてる隙にビンタ頭突き爆発でウェーイ💪
ストーリーの粗?ンなもん、どーでもいい
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L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)

4.2

実話ベースらしいのだが、カッコよくなりそうな場面で絶妙にカッコ良過ぎず場合によっては若干マヌケでさえあるところが良かった。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

共感と受容の持つ力とそれがカルトと結びついた時の人間の恐ろしさを堪能できるホラー映画。所謂オカルト度はヘレディタリーと比べて薄〜い。
有害な男性性を象徴する言動をとる男たちがえらい目に遭うところは良い
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.9

苦手ジャンルであるホラーだけどジャンプスケア系じゃないので観られた。
たまたまあの家に生まれてしまった故に否応なしに巻き込まれる悪夢…という家族ゆえの逃れられなさとか呪いが大変不快なところが秀逸。
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.2

ミステリーというジャンルに自己言及的なミステリーという感じで配役にもセンスあるし皮肉がきいてて良い。ただ「種明かしシーン」が若干冗長に感じてしまった。もっとコンパクトにもできそうだけど、でもあえてあの>>続きを読む

ヘルボーイ(2019年製作の映画)

-

もうどうしたらいいのか分からない駄作。グロシーンで喜んでる人達もいたけどキャラ設定も舞台設定もストーリーテリングもお粗末すぎて怒りに震えた。

ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー(2008年製作の映画)

4.8

全てが最高なラブストーリー!だと私は思う。
ゴールデンアーミー、ヌアダ王子との格闘シーンもカッコいい。ウィンクちゃんはちょっと気の毒…

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

ナチスを題材に差別や戦争を描いた映画の中でも出色の出来なのでは…。ユダヤ人、ロシア人、イギリス人…敵とみなした相手の悪魔化は客観視すれば馬鹿馬鹿しいほどなのに人間は同じ過ちを今なお繰り返している。だか>>続きを読む

きっと忘れない(1994年製作の映画)

3.8

大好きな青春映画。ジョー・ペシを初めて知ったのがこの作品だったのでその後ギャング映画で切れ散らかす役ばかりやってることを知ってビックリ。
自ら考え学ぶとはどういうことなのかも描かれるが、知性と教養のあ
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君が生きた証(2014年製作の映画)

4.3

ポップな音楽にのせて語られるテーマは割と重い。忘れがたい「私の映画」のひとつになった。喪失を喪失として受け止めることが時には難しいし愛は無力でさえあるけれど、それでも希望はあるよね。

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.8

前作の消化不良を力技で回収しつつ「己の使命に目覚めて受け入れるヒーロー覚醒もの」と「ヒーローではない人間が自分にできる最善のことを為す物語」をきちんと描いていて良い。
ただラストのアレがあれなので-0
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