前ちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

前ちゃん

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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.7

無駄に長いしほとんど物語が動かないとか映画としてダメな場面いっぱいあるんだけど、スターウォーズの物語としてこれ以上ないくらいの人間賛歌だし嫌いになる理由がない。

ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

3.3

落語で芸はリレーの反対で後に来る者にバトンを渡すことだ、というような話があったけれど、物語は伝えていかないと神話にはならない。だから主人公の兄が妹に母から教わった歌をうたい聞かせることにも歴史を感じず>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.8

すずや北條家の戦いは物質的であることとは別の豊かな生活を守ることであって、それは想像力で生きることを楽しみ、また皆で協力することによって作られているように思う。それだけに戦争が身近に迫ることによって徐>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.0

みんなそれぞれ欠点はあるし性格だから変わらないんだけど、それを無理に変えていくんじゃなくて許したり認めたりすることで世の中変わるんだっていう温かい話。僕は好きです。

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.5

またこのメンバーに会いたくなるような楽しい映画。ラスト近くのタバコ吸うシーンは観ている方も爽快な気分に。たまには勝つ時もあるよね。

アシュラ(2016年製作の映画)

3.3

良い悪いとかいう起伏は一切ない。最後まで出口のないまま突っ走っていく様だけをみせる。荒廃した街並みが良かった。

エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)

3.5

無茶苦茶な設定の為に初見では理解出来なかったのだけれど、美少女がアクションしている背後で進行していた凄じく陰惨な話を考えるとダンスシーンが始まるたびに胸が詰まる。ラストの種明かしがなければ到底好きにな>>続きを読む

レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

3.1

「どこから来たのか どこへ行くのか いのちは?」という哲学的な問いの答えについてはまったくわからなかったのだけれど、どこか愛おしさを感じる作品。

SING/シング(2016年製作の映画)

3.7

負け犬たちのワンスアゲインもの。単純な話だけど音楽や物語の説得力があって凄く良い。泣いた。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.8

この監督やっぱり天才なんだろう。でもそんなことより僕も長い夜を過ごした日々のことを思い出した。

パラノーマン ブライス・ホローの謎(2012年製作の映画)

3.8

はみ出し者奮闘物語かと思っていたら、途中から自身を疎外した世界を許すということにまで話は広がり…。世の中いいことばかりではないが、ギリギリのところで世界に対する信頼を失わず生きる方法を描き続けている作>>続きを読む

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.4

「まばたきすらしてはならぬ」という言葉から始まる物語についての物語。なぜまばたきしてはいけないか、なぜ物語は必要なのか、思い出の大切さを語るラストに号泣。個人の物語から共同体への物語に繋げる力強さは圧>>続きを読む

テッド(2012年製作の映画)

3.3

ノラ・ジョーンズ役のノラ・ジョーンズ良かった

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.8

久しぶりに観たけどやっぱり大好きな映画。本当に息を飲むほど美しいと思える瞬間がある。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

誰も本当の気持ちをブチまけたりあまりしないのに、ほとんど演技で何を思っているか理解できる。出来ないこともありながら、それでもなけなしの優しさを持ち寄ってる人達の姿に感動する。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

凄い映画。言語を通じて他者への理解を考える作品。他者の考え方、存在のあり方を模索し、最終的に相手を現在に縛らず過去、未来も含めてすべてがその他者であると綺麗に謎解きするラストに言葉を失う。また時間軸と>>続きを読む

アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.7

「形だけだから…」から始まるバイオレンス。どんなに無法な出来事の中心にも正当性という手続きがいることがよくわかる。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

テキサス生まれでカントリー好きの幸せな家庭を持った素朴なカウボーイが戦争に行っておかしくなっていく時点でもう気持ちがキツいんだけど、戦争から帰って本当に幸せになって欲しいと願った矢先に突然エンディング>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.3

故人に対して出来ることは、生きている人間がそれぞれの中で故人への思いを供養することしかない。でも、自分の気持ちなんて自分で1番わからず、だからあえて破壊して再生しているというよりやっぱり壊れてしまった>>続きを読む

MOTHER FUCKER(2017年製作の映画)

-

言いたいことはいっぱいあるけどこれほど真っ直ぐで正直な人がいる。それだけで救い。

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

諦めの悪さとユーモアは大切だなと。あと宇宙とディスコミュージックは合うのかもしれない。

怒り(2016年製作の映画)

-

物語の佳境に進むにつれて腹にずしんとくるというか溜まっていくような重さ…
すごく面白いし引き込まれるんだけど、結局みんな何かを乗り越えた訳でもない感じなので、見ず知らずの人間は信用できないという話にも
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.6

道で音楽聴きながら踊ったりするボンクラにはたまらん映画でしたよ。音楽も良かった!

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.6

こんな綾野剛見たことない。凄すぎて何度も笑ってしまうw

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.5

さすがにおんなじ場面ばっかだと飽きそうなものだけどテンポが良かったし飽きずに観られた。あとトム・クルーズ良かった!

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

1.5

こちらが期待する展開の反対車線を常にゆっくりしたスピードで走っていくので、体感時間がリアルに3、4時間ある。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.3

だいぶネタバレした状態で観てるので、あまりわくわくした感じはなかったが悪くない。ただ主役はゴジラというより日本的な構造とか手続きなので、こういう日本感みたいなのを全面に出されてなおかつそれを結果的に肯>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.2

観て良かったけど、ほんとなんとも言えない映画だった…。主人公は人助けもして結果として評価もされるし、ラストあたりの大仰な音楽にも騙されそうになるけど単純な美談ではないよなと。心の底から思うことをしたと>>続きを読む

バーバリアンズ セルビアの若きまなざし(2014年製作の映画)

3.4

主人公が恋愛や家庭から静かに追い詰められて結局社会からも弾かれていく様がキツい…。頼るべきものも失って最後に何を思ったのだろうか?主人公はほとんど何も語らないが感情を目で語っていたのが印象的だった。