はちみつさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

はちみつ

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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

久しぶりに観たケン・ローチの映像はとてもキレイで。
このタイトルなんだろ、
と思ったらタイトルのままの映画でした。
コマが進むたびに人柄が伝わってきます。
とくに、亡き配偶者はこんな人だった、と
彼女
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.8

あの人に似てたから惹かれた。
あの人に似てたからこそあなたに惹かれた。
ほとんど同じ容れ物の場合、考えれば考えるほど答えは出やすいようにおもう。
主人公は女性ですが
俗に言う男女の恋愛性質の違いや
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.8

これいいね、エースな綾野剛。
中盤、哀川翔に見えちゃった。

日本の闇。
知りたいような知りたくないような…
どこまでが正義なんだろ。
んでも観てよかった。

そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

4.3

退屈と平和。
つまんないけどまあなにが起こるわけでもないし
適当にそこそこ生きて
自分ではなんにも やらないけど
でもなんか起きたら楽しいのになー。あーあ。
て、言葉にするとなんだかペラペラな感じなの
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シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

3.9

フランス映画祭にて。

シュヴァルの家族の眼差しや言葉に
とても優しい愛情を感じました。
シュヴァル自身には中盤から。

長い年月をかけて一人でつくった宮殿。
実際に宮殿とシュバルの家は1キロくらいの
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シノニムズ(2019年製作の映画)

3.9

フランス映画祭にて。

気軽に観て楽しめる娯楽映画ではないと
心して挑んだものの
移民問題、文化の違い、とまどったり衝撃をくらったりしながらわたしにはむずかしい問題で時折置いてけぼりになったりもしまし
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ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

5.0

フランス映画祭にて。

毎回オスロ作品は美しいけれど
本作もその美しさに魅力されました。
そして予期せぬグノシエンヌに酔いしれてしまいました。
ストーリーもアイデアに富んでてとてもよかった。

鑑賞中
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いちごの唄(2019年製作の映画)

4.5

先ほど試写にて。

アイツとキミとボクを
どういうストーリーにしたのか気になってました。

ずっと頭に思い描いたこの坂道が
ああやってアレンジされてたり
コウタの前歯と峯田の前歯が重なったり
ジョンの
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.9

フランス映画祭オープニング上映にて。

男のシンクロ。
といえば日本人なら真っ先に浮かぶのはウォーターボーイズ。
だけど中身は別物です。
人と交流してつながって築きあげるもの…
あの夕方の空の景色、忘
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二重生活(2016年製作の映画)

3.5

キャストがみんな好き。

他人の秘密を知ったっていいことなんかひとつもない。
それよかその報いがツライ。
もう取り戻せない夕方のひとりぼっち感…
あれやだな笑

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

4.0

おもしろかったー。
友達と映画館で観たらもっと笑ってたんじゃないかな。
最近知ったくせに映画館で観なかったことが悔やまれる!

笑いのセンスもビジュアルもよくて
予期せぬ黒猫姿が一番印象に残ってるかも
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

2.8

これほど漫画に忠実だと作り手側はちゃんと楽しんで作れたのかな?って心配に。
コマ割りや表情までがまんまだったのに違和感が。

それでも最後山田くんがハルナに投げかける言葉は響いて…
あれいい台詞だよな
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牝猫たち(2016年製作の映画)

3.8

題材が題材なだけにって気もするけど
見始めフルーツ宅配便みたい、ておもったら
どちらも白石監督でした。

深夜番組を見てるような感じで
なかなかおもしろかった。
最後、シッター役の男性の存在にほっ。
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(2017年製作の映画)

3.9

日本語の微妙な加減や
言葉の選び方や表現を自分でも考えながら観てしまいました。

永瀬正敏の男っぽさが
妙にリアルでなんかドキドキ。
久しぶりに作品を観たけど歳を重ねても持ってる雰囲気は変わらないもの
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.7

ずいぶんにまえに観たものの断片的にしか覚えてないので2019年…!てコトで再度。

わかりやすい部分も難解な部分も入り混じってるけどかなり没頭して観れます。
色褪せてないのもすごくて。
前に見た時より
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.8

ダー子〜〜。
TV同様観てるだけでニヤニヤがとまらない。
ぜんぶ大好き。全員大好き。
また会えてうれしい!
こうやってワクワクして観れる世界があるって素晴らしいなー。

細かいセリフと伏線と。
騙され
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ミックス。(2017年製作の映画)

3.9

古沢さんだけにちょっと期待しすぎちゃったかな。
おもしろかったけど
なにかもうひとつ物足りなさを感じる。
たぶん自分的にはもうちょっとぎゃふんと言わせてやりたかったんだと思う。
でもこの映画にはそうい
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Detour(原題)(2017年製作の映画)

4.5

ずっと12歳のままの監督作品。
わくわくしました。

iPhoneの可能性を
一流の監督の手にかけて…
ゴンドリーらしさ満載!!
喜怒哀楽織り込まれてるところもさすが。
三輪車って泣くんだね。
いいな
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

5.0

アカデミー賞前に鑑賞。

ビクトル・エリセ映画のような心地よさ。

人生は誰もが主役というけれど
こういうところにスポットを当ててるところがいいな…
でもなぜ?
と、思っていたら主に監督の記憶なのです
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.8

矢口監督に期待しすぎたかな?
もう少し笑えるのかと思ったけど
状況が状況だけにそこまでは…という感じでした。
それでも最後まで飽きずに楽しく鑑賞できました。

人間の原点に戻るという大切さ。
いつ何時
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

5.0

一昨日仙台を旅行しました。
塩釜を通ったときに本作を思い出し
だいぶ忘れてるなあ…と
10年ぶりに鑑賞。

何をとってもやっぱりよかった。
原作もいいし、最高。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.7

バンド映画、青春。
こんな感じの映画を観るのはとっても久しぶり。
もうちょいパンチが欲しい気もしたけれど。

制服が可愛くてグレーのニットにブルーのスカートでもあわせて着たい気分になりました。
もちろ
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.9

柳楽優弥がどハマりでした。

かと思いきや
菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、でんでん、
そして池松壮亮まで
全員素晴らしかった。
押すとこ引くとこ、全部キャラに合ってて。
原作が、小説や漫画が多い中、
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野獣(2018年製作の映画)

4.2

16分の世界。
すごいな。
無駄がない分重みがあって。

喜怒哀楽そして恐怖。真実と嘘。

鑑賞後、しばしぼーっとしちゃいました。
なにを取ってもよかった。

夜明け(2018年製作の映画)

4.0

短編とは思えない重厚感がありました。

1日が終わりそうな夕闇が
1番恐怖を感じた。

墓場まで持って行くのかな…

丁寧に作られててショートフィルムに興味が湧きました。

花々(2018年製作の映画)

3.5

え…っ
この母親は病んでいるのかな?
あまりの子供っぽさに
ただただ え、ほわーーい?なぜ? 状態…笑

しかしフランスの墓地は花々がきれいなんですね。
ノースフェイスのアウターも
いまを感じられてよ
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

4.0

捨てずに
減らさずに
新しいものを買わずに
自分の持ち物から必要としてるものだけを選びなおす。

やり方は究極だけどやってみたい。

これがリアルっていうんだから尚更。

自分で決めたルールも
苦しむ
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カステロ・カヴァルカンティ(2013年製作の映画)

3.9

おしゃれ!!!!

という表現だけでは済まされない
ウェス アンダーソンの世界へようこそ。

PRADAとのコラボって
こういう一流層好きです。
ポスター欲しい。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.8

真実なんてどこにもない?

観る側のレベルが試されます。

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

5.0

ようやく観れた。

もしこれが普通のアニメーションによる映画だったら、ハートフルストーリーな子供向け作品になるのかな。
それはそれで悪くなさそうだけど…?

犬ヶ島も見逃し、私にとってはダージリン急行
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.9

ハリウッド女優が軒並み揃ってて
いかにもなザ・ハリウッド映画な感じとか
上映されてる時はそれほど興味がなかったけれど見始めたらやっぱり豪華でおもしろかった。
全員女性というのもいいし
キャラも多種多彩
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.9

ハワイ旅行帰りの機内で観れたので
ロケ地の臨場感たっぷりな気分に浸れました。
とくにクアロアランチ(カネオヘ)がよくわかったのが自分的にとても嬉しく、
且つ美しい場所であったことも再確認できました。
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(2017年製作の映画)

3.8

ポスターカッコイイ。
中村ゆりってところがなお良い。

日常生活にまた戻れば
今日のこの日の思い出も
だんだん薄れていくんだろうけど
ウサギのシールの残像だけは
時折ふと浮かぶんだろうな。

多くは語
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ヴィヴィアン・マイヤーを探して(2013年製作の映画)

4.5

思わず引き込まれたドキュメンタリー。
彼女が溜め込む身の回りのものを並べてるシーンがアートでキュート!
その飾らなさが絵になるので最初から目が離せませんでした。

たくさんの人たちの彼女を語る生の声に
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.2

叙情的でちょっと破滅的でせつない感情に
胸のどこかがざわついて
魚喃キリコの作風が大事にされてることがわかりました。

太賀の優しい眼差しがあって
臼田あさ美が主演でいてくれてよかった。

オダギリジ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.9

自宅でワーキャー言いながらの鑑賞だったのでなかなか楽しめました。
1人だったらむしろ観ない映画です。

鑑賞中に何度も思ったのは
爺の家が広すぎる、笑。

でもでも鉄格子と鍵付きだらけの窓とドアに囲ま
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