しょさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

大変良い映画でした。
王道のゴジラ映画で要所のツボを押さえていたと思う。

ゴジラには絶望感、絶対に勝てない感が大事だと思うんだけど、どんな攻撃してもほとんど効かないし、効いても超回復力で即時回復する
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

映像演出が圧巻の良い映画でした。
ホラー映画なんだけど、びっくりは皆無で精神が蝕まれる系のホラー。

特に、ブタの手足が人間のそれになって四つん這いになったブタ頭の人間、という画は背徳的でゾクゾクした
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狂覗(2017年製作の映画)

3.2

これはなかなか面白い映画だった。

生徒が体育の授業中に勝手に持ち物検査をはじめる教師5人。
みんなくせつよ教師で、いや〜な性格してる人が3人、比較的まともな人が2人。

そこから話が2転3転して、ラ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

プロローグ部分で謎の詩、謎演劇、セックスと村上春樹っぽい意識高い展開だなと思ったら原作が村上春樹だった。

ただ、プロローグを過ぎたら割と分かりやすくて面白い映画だった。
意識高い謎演劇はずっと展開さ
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.6

異界の不気味な雰囲気を表現しているところは大変良かった。
視聴しながら、こんなとこに迷い込んだら気が狂うなと思わせる画作りはうまい。

ただ、話の整合性が全然あってなくてツッコミどころがたくさんあった
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.8

思ったよりもファンタジーしてて良かった。
久しぶりのジブリ映画でジブリを堪能する分には良い映画だと思った。
ただ、過去のジブリ作品を超えることはないかな。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

とても良い映画だった。
リメイク作品のようだが、リメイク元は観てないです。

お父さんもお母さんも兄貴もみんなクセのある性格で見ていて飽きなかった。
特にお父さんは頑固者で下ネタ大好きだけど、ちゃんと
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

全体的に特別良くもなく、悪くもなく。
小栗旬のセリフが半分くらいボソボソで聞き取れなかった。
ラストは女性3人とも幸せにした感じになってたのは良かった。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

分かりやすい庵野作品でした。

前評判ではまた難解な物語になるじゃないかと言われてたけど、全然そんなことはなく、後味すっきりでした。
逆に庵野作品を求めていくと少し肩透かしくらうかも。

気になったの
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震える舌(1980年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

破傷風のお話という前情報のみで鑑賞。

まさか日常10分で残り全部が破傷風との闘病の時間だとは思わなかった。

それでも長いとは思わず、常に息が詰まる展開で感情が揺さぶられまくりだった。


特筆すべ
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犬鳴村(2020年製作の映画)

1.4

よくあるクソホラー映画でした。


どんなにチープな演出、展開でもまあホラーだからでなんとなく観れる。

だがしかし、結末がバッドエンドにならないホラー映画はクソだと思う。

この映画はまさにそれ
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真夜中の弥次さん喜多さん(2005年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

真夜中の弥次さん喜多さんのよくわかるあらすじ

てやんでいの弥次さんとヤク中の喜多さんのカップルがいちゃいちゃしていると、ある日お伊勢様への招待状が届いたので、お伊勢参りへ行くことにした。


第一の
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ひとよ(2019年製作の映画)

2.6

昨今の邦画はあまり語らず、考えさせる画作りが多い中、この映画はセリフと文字で登場人物の心情を語っていてとてもわかりやすかった。

個人的には少しのモヤモヤポイントがあったら色々考える余地が出てドンピシ
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来る(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

撮り方が独特でホラーっぽくないホラーだった。

告白とかヘルタースケルターとかみたいなスタイリッシュさがある映画だなと思ったら告白と監督が同じだった。


物語の始まりは怪談話からというお決まりを守り
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カリスマ(1999年製作の映画)

2.6

黒沢清映画は何本か観たけど、一番よくわからなかった。


ひとつ思ったのは、カリスマの木を巡って争いが始まると鳴り出すコミカルなBGM、それが全てのような気がした。

結局争いなんて、自然から見たらち
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.0

ホラー映画の中ではなかなか良い方だった。


いろんな怪談話を紐解くと、元は一つの出来事が発端となっていたという流れなんだけど、その構造に複線回収感があって面白い。

しかも、大元の恨みがものすごく強
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ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

1.7

ウィンチェスター銃を世に広めた罪悪感から占い師に依存して屋敷の増改築を行ったという実話を基に作られた映画。


映画では実際にウィンチェスター銃で殺された霊がでてきて、住人を襲う。

いやいや待て待て
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9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜(2009年製作の映画)

1.9

自動戦闘機械を発明したら反逆されて人類滅亡から始まるお話。

微妙な映画だった。


まず、主人公は掌サイズの人形なんだけど、科学者が命を賭してその人形を作った目的がよく分からない。

自動戦闘機械の
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

岩井俊二視聴3作目

1作目がスワロウテイル

2作目がリリィ・シュシュのすべて

だったので、3作目のLove Letterはすごく優しい世界で、こんな綺麗な作品も作るんだなぁと思った。


監督以
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鬼談百景(2015年製作の映画)

2.7

オムニバス形式のホラー映画
全10篇


オムニバス形式のお話を観るときのスタンスとして、複数あるなかの1つでもキラリと光るものがあれば、その映画は当たりと考えている。

そういう意味でこの映画は当た
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

100万円溜まるごとに引っ越しをする話


お話の中で出てきた土地3カ所とも、主人公がそこの男性に好かれるのはすごい。
どこぞの少女漫画並みにモテモテ人生ですね。

女性主人公だから恋愛を絡めなきゃみ
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二重生活(2016年製作の映画)

2.9

女の子が何かを成し遂げて、なにも得ない話。


知らない誰かを尾行するというワクワク、ドキドキは良くわかる。

尾行が拙いなと思ったが、はじめての尾行であることを考えるとリアルなのかなと思った。
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

なんとも言えない微妙な内容でした。


主人公のひとりパートが長くて全然ゾンビと戯れないのがまず不満。


主人公がかかった罠を誰が仕掛けたのか全然分からなかったんだけど、調べたらどうやらゾンビがやっ
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残酷で異常(2014年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

懺悔ループ物語


人を殺した人が永遠にその罪を繰り返す空間に閉じ込められるお話。

かと思いきや、最後にループ脱出 & 過去改変の離れ業で良い感じの結末に持っていきよった作品。


それよりも何より
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

2.6

一面雪景色の中で行われる刑事ドラマ風映画。


雪に閉塞された村での殺人事件。

閉塞されているが故の結末。

舞台装置としての雪が遺憾なく効果を発揮していて良かった。


本編とはあまり関係ないけど
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マスターズ・オブ・ホラー(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

5人の監督によるオムニバスホラー

どうせ誰も興味ないと思うので、ネタバレ全開!


1話目

絶叫系ホラー。

溶接マスク男に追われるカップルの話。

と思いきや、なんか前日に隕石落ちて、そこから蜘
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大変良い映画でした。

散々暗いくらいと聞いていたけど、なかなかスカッとする内容で気持ちよく鑑賞できた。

ただ、個人的にはもっと胸くそ悪くしてくれても良かった。


途中恋人ができてやんややんやして
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

物語冒頭で主人公が好きな人のために仕事を辞め、この主人公やばいわという感想を抱いた。

んで、依存系恋愛映画はだいたいそういう状態から成就か脱却するのが最終地点だろうなと思いながら鑑賞していた。

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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.5

内容はほぼほぼ漫画の通り。

漫画では良くわからなかったボンドルドとレグの戦いが綺麗に映像化されていて大変良かった。

できれば最後にエレベーターでの一幕を入れてくれてたら、激しい展開からの最後にほっ
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.9

まずイェンタウンという設定がすごい。

日本語英語中国語混じりのセリフで会話する登場人物たちに引き込まれ、街の風景にリアルさを感じた。


2時間半の映画で途中のライブシーンはちょっと中だるみかなとは
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