ハマボーイさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ハマボーイ

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パーティ★モンスター(2003年製作の映画)

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とにかく、カルキン坊やとクロエ嬢のポップさが堪らなくツボで、2人がとんでもない格好して、くるくるキラキラ遊んでいる姿がみたくて何度も流した。

憧れの何かになりたいなら、なれる。たしかにそんな気もする
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ケン パーク(2002年製作の映画)

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友達のケンパークが自殺した。
その頃、ショーンはガールフレンドの母親と不倫中。ピーチーズは彼氏とのSMセックスを信仰熱心な父親に見つかり狂信的な懺悔を強要される。クロードはアル中の父親から性的虐待を受
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

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一生愛してるのに、誰よりも愛し合ってる2人がいるのに、もう元には戻れない‥‥お互いの選んだ生き方が、時の流れが、時代が、社会が、家族が、友人が、2人を引き裂いてしまった。究極の愛でありながら不可能な愛>>続きを読む

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

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ディストピアなあの架空の世界が何度も夢の中に出てきて、それは悪夢なのにどこか引き込まれて酔いしれて逃げ出せない。最大のトラウマ映画。モラルなんかどうだっていい、人はその世界の決められたルールに従わなけ>>続きを読む

トイレット(2010年製作の映画)

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言葉が通じなくても、本当に伝えたいことがあるとき、そして伝えたい大切な人のとき、人は言葉を超えて気持ちを紡ぎ合うことが出来る。そして餃子が食べたくなる。バアチャン、クール!!!

ブラウン・バニー(2003年製作の映画)

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女を愛し、でもどうすればいいか分からない哀しさと欲望を握りしめたままメソメソと自慰をする。これが馬鹿で単純で、でも愛おしい男の性なのだろう。ぐるぐると同じ所を回るバイクレーサーのように。ギャロはいつも>>続きを読む

BULLY ブリー(2002年製作の映画)

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「ちぎれた心が暴走する」というキャッチコピーに一目惚れ。人を殺すという行為にリアリティをもたない若者たちが、まるで格ゲーをするみたいにイジメっ子を殺す。なによりも恋人(イジメられっ子)への愛がすべてを>>続きを読む

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

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純粋であることは人の心を動かす。だからシモンが悲しめば僕も悲しくなり、シモンが喜べば僕も嬉しい。大好きな人にいつまでも純粋でいるシモンは愛おしいし、そんなシモンを素敵だと思うイェニファーの生き方は彼の>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

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観た直後に深い余韻はなかったが、生活の中でふと思い出し胸が熱くなったり寂しくなったりしてハッとした。映画を観たというよりアデルという女性とリアルに知り合った感覚であることに。それもとても濃厚に知ってい>>続きを読む

小さな悪の華(1970年製作の映画)

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悪事は底無し、だから魅惑的。
悪さをすればするほど強くなる
2人だけの絆。悪の蕾は毒々ししくも美しく華ひらいてゆく。

ディキドンデン•ディキドンドン
頭から離れないこのフレーズとともに訪れるラストの
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SWEET SIXTEEN(2002年製作の映画)

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リアムがただ欲しいものはひとつだけ「愛情」。
そのためにすることはどんなことだって本当はSweetなはずだ。
しかし現実は違う。
彼はSweetを沢山失い絶望にひとり涙する。その日、彼は16歳の誕生日
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エレファント(2003年製作の映画)

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「キスも知らない17歳が、銃の撃ち方は知っている」

このキャッチフレーズに一目惚れして劇場に観に行った当時、僕も17歳だった。自分と変わらない日常を送る若者の背中を静かにただただ追いかけるだけの本
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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主人公のイーニド(ソーラバーチ)は通俗的で流行りに乗る同級生たちを馬鹿にしている。というか世の中を馬鹿にしている。サブカルに陶酔し斜に構えている。そんな彼女を高校の頃に観た時、まさにこれは自分自身だ!>>続きを読む

アカルイミライ(2002年製作の映画)

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「わたしは君たち全部を許す」
藤竜也のこの台詞に全てがつまっている。誰かに「許す」と、そう言われたいと思った。「許す」と言われたらどんなに救われるだろうか。なにか大きな罪を犯したわけではないが、人間誰
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ガンモ(1997年製作の映画)

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ストーリーがあればどんな悲惨な結末もいつかは終わる。
しかしストーリーが存在しないこの作品では少年たちのモラルのない日常はどこまでも続き、殺伐とした風景に終わりはこない。悪い夢を見ているような、そんな
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