Gen1962さんの映画レビュー・感想・評価

Gen1962

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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.5

秩序や規律を重んじ、偏屈で口うるさい主人公。妻を失って生きる意味を失い、何度も自殺を試みながら邪魔が入り、近所の人たちと仕方なく関わりを持つうちに心の交流を深めていく…。

自殺を試みるたびに人生を振
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フューリー(2014年製作の映画)

2.5

残念ながら期待外れでした。
何か発見があったとすれば、戦車戦とはこういう風に展開されるのか、といった程度でしょうか。何が言いたいのか、テーマが全く伝わってきません。
「BAND OF BROTHERS
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サルバドル/遥かなる日々(1986年製作の映画)

4.0

金や女にだらしない、お調子者。金のためなら、軍事独裁政権の一翼を担う人物を記事で英雄に祭り上げさえする。でも、いざという時にはジャーナリスト魂を呼び覚まし、体を張ってでも弱者の側に立つ。
実在のリチャ
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.5

ハリウッドの大女優というセレブリティと、街の片隅でひっそりと書店を営む小店主。そんなかけ離れた環境に身を置く2人が、互いにかけがえのない存在であることを確信し、愛を誓い合う…。
最後の記者会見のシーン
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ピンクパンサー(2006年製作の映画)

3.0

スティーブ・マーティンやケビン・クラインのフランス語訛りの英語が見どころ?ならぬ聞きどころです。
特にスティーブ・マーティンのフレンチイングリッシュは滑稽で秀逸‼️ 訛りの特徴を強調してフランス人以上
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サベイランス -監視-(2001年製作の映画)

3.0

インターネットをはじめITの急激な進化によって、私たちは世界と直接的につながり、無限(?)の便利さを手にしたような気でいる。しかし、それは一面的な見方でしかなく、その便利さは体制が市民を監視することを>>続きを読む

アポロ13(1995年製作の映画)

4.0

「諦めない気持ち」なんて道徳くさい精神論に日ごろ辟易している自分が、素直に涙できた感動物語でした。
ミッションには失敗したものの、関係者の英知の結集によって無事に帰還したアポロ13号。最後のナレーショ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

何が「常識」で、何が「普通」なのか? 一体何人の人から認められれば常識や普通と呼べるのか?
障害者や同性愛者などをマイノリティーと位置付ける社会の目、たとえ非人間的であっても人を縛り付ける常識や普通と
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シャロウ・グレイブ(1994年製作の映画)

3.5

こういうのをブラックジョークというのでしょうか?
お金がただの冗談好きの若者の欲深さを引き出し、真面目な人間を殺人鬼へと変える。やがて友情や信頼も崩れ、仲良し3人組が最後は殺し合いを演じるまでになる…
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ドリアン・グレイ(2009年製作の映画)

3.5

オスカー・ワイルドの原作を本で読めば、色々と想像の幅が広がって面白いのではないでしょうか。映画だと、ちょっと滑稽感が増してしまいます。
確かに主演のベン・バーンズは、男の目から見ても色気があって魅力的
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ルート・アイリッシュ(2010年製作の映画)

3.0

戦争で多くの一般市民が犠牲になっている現実。「国の復興」の大義の下に、戦場が欧米のビジネスの場と化している現実。そのためには市民の多少の犠牲もやむなしと片付けられる現実ー。
これら戦争の裏の側面を告発
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

2.5

細かい描写にこだわり過ぎて、作品全体の存在感が薄く、印象に残りません。
喜劇と受け取るには俳優陣の演技があまりに痛々しく、監督自身がテーマを消化し切れていない感じ。ウッディ・アレンのインテリ・コンプレ
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.5

恋愛や友情など色々な愛の行方が、色々な形で成就していく。その様子が同時並行的に描かれ、どこかで交錯しながら完結する。
幾つかのストーリーが同時進行しながら、散漫な感じは一切ありません。エンディングを迎
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.0

アカデミー賞って一体何のためにあるのか、その存在価値を疑いたくなるほど期待外れの作品でした。
鑑賞し終えた時の感想は、とにかく平凡。えっ、これがアカデミー賞? ーと思わず心の中で叫んでしまいました。
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ショコラ(2000年製作の映画)

4.5

伝統や因習、偏見にがんじがらめになった村の人たちが、ジュリエット・ビノシュ手作りのチョコレートを口にすると気持ちをほぐされ、その縛りから解放されていく。
フランスの小さな村を舞台にした極上のファンタジ
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追いつめられて(1987年製作の映画)

4.0

英(米) 文学の伝統を汲むようなラストのどんでん返し。
ジーン・ハックマンが閣僚を演じる違和感は拭えませんが、名作だと思います。

さよなら子供たち(1987年製作の映画)

5.0

謎めいた転校生ボネのロッカーをこっそりと探り、彼がユダヤ人であることを知ったジュリアン…。
ボネの教科書に彼の本当のファミリーネーム「キッペルシュタイン」と書かれてあるのを、ジュリアンが見つけるシーン
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