ポーランド、そしてウクライナという土地の悲しみが凝縮されたような話だった。戦争の状況によって、様々な国の兵隊が「守り」に来たり「開放」に来たり。その度に迫害の対象は変わり、隣人が簡単に連れ去られ、時に>>続きを読む
複数の話が並行して進み、一つ一つの話はそれぞれに味わいがあるものの、マリコの話を本筋とするならちょっとサブの話が多く、とっ散らかった印象。個人的にはもう少し話を整理してサクッと終わってもらった方が好み>>続きを読む
ホラー系は得意ではないのに、しかも前作も観ていないのに、なぜか観てしまいました。環境があんなでなければパールの人生は違っていたのかな、と途中まで考えていましたが、いまは「きっとどの道を通ってもこう」と>>続きを読む
『おそ松さん』であんなに完璧にチビ太だった桜田ひよりさんが、こんなに内気系ヒロインにはまるなんて。やはり演技力でしょうか。高橋文哉さんも全力でキラキラしていたし、眩しくて目を開けていられない。年齢性別>>続きを読む
のんさんの最高傑作だと思う。無邪気にほんのり狂気を滲ませて、それでいて可愛いなんてのんさんにしかできない芸当。なのにのんさん本人ではなく、たしかに「みー坊」なのだから。
映画という短い時間の中でよくまとまっていたと思う。ただ、原作にあった少女の痛いほどの孤独を表現するのは難しかったかも。
大好きです。テンポもいいし、画面作りにセンスがあって、ふっと置いてある小物なんかがとてもいい。とにかく観てほしい。
ご本人は前向きでご家族とも円満な、同じ病気の方の中に1%いるかいないかくらいの人の話ではないかと思ってしまった。(パーセンテージは勝手な憶測です)いま苦しみを抱えている、介護真っ只中の患者ご家族にはお>>続きを読む
マルセルの声があまりにも可愛い。そして逆境にめげず「できることをする」姿勢に感心しているうちに、あのルックスもどんどん愛しく思えてくる。映画を構成している殆どが彼の何気ない日常なのに、とても大切なこと>>続きを読む
行状があんなでも使いたくなるほど、エズラ・ミラーに才能があることはわかる。でもその本人こそが映画に必要のないフィルターをかけているようで、なんだか残念。
このレビューはネタバレを含みます
原作を全く読んでいないので、まだまだ続くんかーい!と。戻る時代が選べないとはいえ、どうせならマイキーくんのお兄さんからやり直したいですよね。
原作でもアニメでももう少しお姉さんたちとの関係性が深かったと思う。その辺が薄かったのは残念。
物事はどこから見るかで違うし、真実もその人の中にしかない。子ども時代の憧れやときめきが大人になって続くかもわからないし、決めつけない作りも誠実だと思った。