花さんの映画レビュー・感想・評価

花

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20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

3.7

原作ファンなので2008年の公開時も観に行ったが、実はそこまで覚えておらずで…。
でも、今観たらめちゃくちゃ面白かった!
見終わった後に知ったけど、監督はSPECの堤さんだった。堤さんの作品って、ジワ
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ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

4.3

小学生の息子と視聴。
私は何回も観ているが、息子は初めてで、笑い転げながら観ていた。何回観ても面白い。
西田敏行さんは、まるでゴッドファーザーのマーロン・ブランドだし、劇中には映画ファンを楽しませるオ
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恋するピアニスト フジコ・ヘミング(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今までに観たどのドキュメンタリーのフジコ・ヘミングさんとも違う、優しさと可愛らしさに溢れたフジコさんの姿と、ピアノの音色に涙が何度も流れた。

今年の4月に世を去ったフジコさん。追悼ドキュメントと思っ
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劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ(2023年製作の映画)

4.1

たまたまドラマを観たのがきっかけで、ドラマ→アニメと子供と2人でハマっていて、今日は劇場版をやっと観た。
えりぴよさんに劇場版でも泣かされた。
えりぴよさんの一生懸命さに、元気を貰うんだよ。そして舞菜
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丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

昨年、映画館で観たが、すごく素敵な映画だったので、2日続けて観に行った。

イタリアの美しい村の景色や石畳の街並み。そこにある古書店と店主。そこに訪れる人たち。ずっと眺めていたいくらい穏やかで優しい時
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.6

期待していたほどの内容では無かったが、映画館では若い世代の子達が男女問わず沢山泣いていて、それにちょっと感動した。
私はそこまでピュアな気持ちで観れなかったが、特攻隊として飛ぶ直前に終戦を迎えた祖父の
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ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

3.8

原作は、今も子供達に人気の不条理と戦う〝ぼくらシリーズ〟。
不条理な教師と戦う子供達の姿が痛快!
今の時代の子にはピンと来ない体罰も、当時はまだ当たり前にあった。時代を変えてくれた1本だと思う。

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タイヨウのうた(2006年製作の映画)

3.6

映画としては少し評価は下がるけど、YUIのストリートライブのシーンが好きで、たまに観ている。
Good-bye daysは良い曲だよね。片想いの曲だけれど、家族とか友達のへの想いも込められているってY
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STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

4.0

子供の夏休みに、子供と一緒に視聴。
評価が極端に分かれていた事や、3Dに抵抗があり観ていなかったが、ドラ泣きしてしまった。のび太くんがダメダメすぎるけど、人間らしくていいじゃない?
山崎貴さんらしい脚
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劇場版 アナウンサーたちの戦争(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

今まで見たことがなかった目線で、戦時中に起こっていた本当の出来事を見つめる事ができた。役者陣の本気度も凄い。

他にも書いている人がいたけど、NHKだからこれだけの資料映像や音声を持っていて、それを惜
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天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

4.1

子供の頃に母親と一緒に観て以来、最後のシーン観たさに、定期で観ている。
まだ寿命がある主人公が、天国への案内人の間違いで死んじゃって…からのお話。
子供心に運命とか、魂から恋をする事への憧れを抱いたけ
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

4.0

久しぶりに観たくなり、何年かぶりに観た。
若い頃に映画館でも観て、DVDでも何回も観た大好きな映画。
この手のサクセスムービーって元気がもらえるし、エルが可愛くて観ているだけで幸せな気持ちになる。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

日中にジョーカー2を映画館で鑑賞したため、復習も兼ねて再視聴。観たのは3回目。

改めて観てもホアキン・フェニックスの演技に圧倒される。
音楽もビジュアルを素晴らしい。
だが世間で、これに影響されて起
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

前作との違いに少し戸惑うが、監督がアーサーという存在をどれだけ大切にしているかが、伝わってくる作品に仕上がっていた。

ホアキン・フェニックスの演技も歌も素晴らしくて、アーサーという人間を知れば知るほ
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リトル・ダンサー デジタルリマスター版(2000年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

私のベスト5に入るこの映画。今まで何十回と観ているが、それでも映画館では涙が最初の方から止まらなくて大変だった。
全てのシーンが愛おしくて目が離せない。
自分が与えられた環境の中で、もがき苦しみながら
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.4

リトル・ダンサーが公開中のため、久しぶりに観たくなり配信にて視聴。
リトル・ダンサーの方が時代設定は後になるが、どちらも炭鉱業が盛んな町でのお話。
自伝を基に、ロケットへの夢に賭けた若者たちの挑戦が描
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

近未来の日本を舞台にした青春映画。
ちょっと懐かしくもあり、これはありうる未来だと思うと、少し怖くもあった。
それぞれの立ち位置が明確で、それゆえに自分たちも経験してきた友情の儚さ、あの時もしこうして
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オールウェイズ(1989年製作の映画)

4.0

『ジョーと呼ばれた男』のリメイク作品。これがヘプバーンの遺作となる。
日本だと吉永小百合さんをフィルムに残したいように、スピルバーグもヘプバーンを撮りたかったのかな… ···

お話としては、森林火災
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.1

面白くて、昨日と今日と続けて2回観てしまった。
なんだろう、脚本が面白いのかな。すごく作り込まれていて、4つの話が上手くつながっている。
それでもって、みんな登場人物が優しくて、見ていてほっとした。
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.9

なかなか映画館に行けない時期の公開だったため、見逃したまま忘れていました。
それにしても、このメイク技術が凄いですね!

実話を題材にした映画で、歴史的にもこの変革期を記録として残す事は意味があると思
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ミス・シェパードをお手本に(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

マギー・スミス主演『ミス・シェパードをお手本に』を追悼鑑賞。

浮浪者のような姿と暮らしぶりや、偏屈っぷりに初めは驚かされるけど、彼女の言葉や行動全てから目が離せなくなる。

この作品が好きで、劇場と
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(2023年製作の映画)

4.2

ウェス・アンダーソン監督×ロアルド・ダール原作のNetflix短編映画4部作の1つ『毒』を鑑賞。
お腹の上に蛇がいる、、、状態のカンバーバッチの表情がもうたまらない。

あと、ウェスが描く夜は、まるで
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ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

4.3

ティム・バートンのファンとしては観ておかなきゃの義務感から観たけど、結果として観て良かった。
ティム・バートンの描く世界にどっぷり入り込んで楽しめた。マイケル・キートンも最高だった。
ティム・バートン
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.8

ウェス・アンダーソン監督×ロアルド・ダール原作のNetflix短編映画4部作の1つ。
多分これが4つの中で1番シュール。真面目にストーリーを飲み込もうとしたら不快感を起こすかも…
でも、ウェスの映像が
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やどさがし(2006年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

主人公のフキちゃんのたくましい姿を見ていると、元気をもらえる。挨拶したり、お礼を言ったり、本当に素敵な女の子です。

すべての音声(音楽・効果音・セリフ)を人の声だけで表現。
ちなみにこの声の正体を、
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世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方(2014年製作の映画)

3.9

好き嫌いがかなり分かれそうだけど、これ、何も考えずに映画館でぼーっと眺めたいくらい好き。ウェスっぽい色彩や、ジオラマの世界を眺めているような画の全部が可愛い。
何より子供たちの声や歌と、シュールなイタ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アメリカで当初5館のみの限定上映だったが、口コミで人気を集め、1300館以上で上映されたと話題になった。
アダム・レヴィーン(MAROON5のボーカル・ギター担当)が出てたら必然なのかもしれないが、音
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夢を生きた男 ザ・ベーブ(1991年製作の映画)

3.8

ベーブ・ルースの生い立ちや、彼の破天荒さなど、知らない話の全部にびっくりした。彼の奥さんへの愛情表現や、周りへの極端な優しさの使い方とか、だいぶズレてはいるものの、純粋であるが故にと思うとめちゃくちゃ>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

窪田正孝が永野芽郁に歯磨きセットを渡して、歯磨きをするシーンがあって、やけに印象に残っている。

タナダユキさんが撮る映画やドラマって、穏やかに流れていく時間が好きなんだよね。

永野芽郁さんのイメー
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