相棒は人生のバイブルさんの映画レビュー・感想・評価

相棒は人生のバイブル

相棒は人生のバイブル

映画(22)
ドラマ(0)
アニメ(0)

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.0

美しい描写と手の込んだエフェクト。そして最先端でクールな音楽性。要所要所で作り手のテクニックが光る。なんだかやたらと監督の名前が先に出てくる作品だなとは思っていたけど、納得しました。

カンヌ感の強い
>>続きを読む

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.4

毎日、家にこもりモヤモヤした日々ですが、インドの映画はやはり明るい気分にさせてくれますね。

主人公の健気でお茶目な人柄に、完全に感情移入して見入ってしまい、最後は直球で感動させられます。

ずっとウ
>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.6

先の見える展開、ありがちなテーマ。

もう少し起伏の激しさがあってもいいのでは?と多少の物足りなさを感じつつも、それを遥かに打ち破る素晴らしい音楽性で魅せる!

終わってみれば、あー楽しかった!って感
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.8

話は単調。眠くなりそうなところ、ドラムの音とヒステリックな叫び声で目が覚める。

猟奇的な指導者とひねくれた生徒のやりとりなどみていてあまり愉快ではないが、
この狂気に溢れた異質な師弟関係には少し心を
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.3

昨今の青春を扱う映画は得てして恋愛をテーマにすることが多いが、これは親子の関係にフォーカスした作品。

誰しもが共感できる内容だが、意外と表現するのが難しい部分なのかと。それを全く感じさせない素晴らし
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.7

圧巻のオープニングが明け、紙芝居のような2人の恋模様が描かれていく。

その中には、四季のような心境の変化があり、昔の映画のような切なさや華やかさがあり、そして今の自分の背中を押してくれるようなメッセ
>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.8

とにかく、登場する全ての人が美しい!

作品として、話の作りより映像としての価値があるように感じたが、もちろんストーリーにも退屈はせず、心に響くセリフもたくさんある。常に明るく前を向いて生きることに意
>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.6

心温まる、どんな人でも楽しめる内容。

女性のカッコよさと男性のカッコよさがどちらも含まれています。

懐古主義であったり、あまり人の意見を取り入れない人であったり、そんな感覚を持っている人には是非見
>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.3

"罪を赦す"
それを感じただけで、この作品を見る価値があったかな、、

ただ115分の間、頭の中がずっと渋滞していました。

様々なものに対しての比喩や皮肉が沢山織り交ぜられていたが、それを一度で理解
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

ダークファンタジーの最高傑作。
背もたれによりかからず映画を観たのは初めてでした。

彼の怪演と滲み出る哀愁に、とても心を惹きつけられます。

更には、コメディアンと悪のカリスマとのコントラスト。
>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.4

本当に実話!?
なんだがルパンと銭形を観させられてるような気分だった。

現代は詐欺も小説も作曲も誰かと協力して作る時代。
ここまで一人でやってのけるのは純粋にすごいなと思う。

主人公は、まさか!を
>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.1

「事実は小説よりも奇なり」
彼の半生はとても人間的で、儚い。

構成はスピーディで時間軸を捉えるのが非常に難しかったが、それは意図的に時の流れを強調しなかったものだと解釈できました。

そして最後まで
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

やや強引な設定ではあったが、ストーリーについては満足!

ただ、曲のシーンが短い。そしてインサートのクセが強い。(好みの問題か!?)

それでも、ビートルズ好きなら誰もが楽しめる作品。

hey ju
>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.2

ストーリーに全く退屈は無し。

時間を惜しみなく使った臨場感のある試合シーンも見所の一つ。

当時劇場で観たが、ワールドカップイヤーに観ると少し印象が違った。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.4

考えさせられる映画とはこういうことを言うのだろう。

ハートフルな恋愛映画の中に、儚さがあった。

タイムトラベラーという設定は全く邪魔にならず、
むしろ全ての人の人生が特別であるという事を強調してい
>>続きを読む

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.0

あー面白かった!な作品。

今までのロッキーをきちんと踏襲し、
本家と遜色の無い仕上がり。

試合中のエフェクトや音楽もオシャレ!
今風の映画全開だが、スベってる感じは全くナシ。

単純で爽快で創造的
>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.5

前半の明るいボクシング映画から一転、重い…

自分のHPが半分くらい削られるので、万全の状態で観るのがオススメ。

スポーツを通じて尊厳死についてフォーカスした、目を背けられないテーマ。

一度はご覧
>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.3

医者とエンジニアのみが上流階級とされるインドの現代教育や、自殺の問題を風刺しつつ、明るく楽しいコメディに仕上げた傑作。

つまらないことを考えているのがバカバカしくなるような、そんな作品。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.7

パリの街を「散歩をするだけで夢のような世界」にたとえ、あまりにオシャレに描いた、甘く感傷的で小説のような大傑作。

それに加え、現実と非現実を結びつけ、きちんと回収する完成度の高さ。

濃厚な94分で
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

一般的なノンフィクションの賞レース向き作品とは違い、純粋でハートフル。

難しい社会問題を提起しつつ、マクラがありオチがあり、意志的であり感傷的。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.7

明るくて楽しくて素敵な映画。

捻りや裏切りは皆無だが、結局一番面白いのはこういうもの。

神保町の喫茶店で流れていそうな音楽と、料理の美しさも楽しめる作品。

空腹時に見るのはおススメできません。

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.5

圧倒的ラストシーンが終わり、しばらくしてから妙な気持ちになる。

というのも、最後までお伽話と現実世界の境目がはっきりしないからで、5分後にはそれの境界線について考えるようになり、10分後にはそんなこ
>>続きを読む