umihayatoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

umihayato

umihayato

映画(1041)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ヴィドック(2001年製作の映画)

5.0

中学生時代に見て大好きだった今作。
静岡SAのDVD500円セールで発見し、迷わず購入。

いやー20年ぶりくらいに見たわけだけど、やっぱり傑作ですね!!!!
何故こんなに評価が低いんだ!!!!

>>続きを読む

VESPER/ヴェスパー(2022年製作の映画)

5.0

これがナウシカの実写版でいいよ!!!

いやー素晴らしかった。
高度発展を見据えた遺伝子操作が大失敗し、生態系が大崩壊した荒廃した未来。
一部の富裕層は要塞都市に住み、貧しい人たちは外の危険な世界で一
>>続きを読む

ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

5.0

ショッピング・モールって、現実では全然好きじゃないけど、映画で出てくるのはほんと好き。
ドラゴン・ヘッドでも出てきたけど、俺も世界の終末が来たら、気の合う人達とモールで過ごしたい。
今作に出て来るよう
>>続きを読む

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

1.0

僕は胸糞映画が好きなので
正直鑑賞中は好意的にみてました

「誰かの犠牲の上で誰かの幸せが成り立っている」という価値観を肯定して、それを「現実」だと言うことは
「自分の幸せの為なら誰かに犠牲になっても
>>続きを読む

ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

5.0

潜水艦ごと小さくして体内へ!?
いや、どうやって注射器に細胞レベルに小さくした潜水艦入れるんだよ!?
あ、注射器も大きいの用意してそれごと縮めんだ!!
と、事あるごとにこちらの疑問をスッキリ解決してく
>>続きを読む

バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

5.0

まさかこんな信仰の話だと思ってなく、じっくりとねっとりと描き込まれた話に感嘆。

「あと一歩で救済されたのに〜!!!」
「ん"ん"んーーーーー!!!!」
って天国でベソ・カイテルになってると思う。
>>続きを読む

アートスクール・コンフィデンシャル(2006年製作の映画)

5.0

美大とか文化祭的なものでしか訪れたことないのだけど
それだけの僕でも「めっちゃわかるわ。。。」となるほどあるあるクオリティーが高い。

芸術vs商業みたいな悩み
どんなに偉そうな事言っても性欲が全ての
>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

5.0

マイケル・ファスベンダーの機械的で完璧主義的な見た目や語り口から繰り出される全然完璧じゃなくなんならちょこっとマヌケな殺し屋の演技と演出が完璧。
ティルダ・スウィントンは奇跡みたいな素晴らしさ。
殺し
>>続きを読む

ブルービートル(2023年製作の映画)

5.0

DCとかMCUとかもほとんど見てないし、どれがどっちとかも全く分からんのだが
想像してたよりも良い映画でした

大企業の軍事産業批判や、白人の人種差別的な振る舞いへの言及も、「アメリカ映画がどの口で言
>>続きを読む

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

5.0

生まれた国、その国のトップが違うというだけで、同じ人間なのにここまで地獄なことがあるのか。
そして第二次世界大戦で韓国を植民地化し、現在の北朝鮮を産む原因になったと言っても過言ではない日本の戦争責任と
>>続きを読む

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

1.0

正直ちょっと話の意味がわかりませんでした

温暖化の影響で、失われた悪の王国が蘇り、海の世界が危機に陥ったと理解してますが、その責任も可哀想なマンタ1人に押し付けられ、現実社会の温暖化の原因である地上
>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

5.0

とりあえず映像はバカみたいで凄いし
カール・ドロゴとボバ・フェットが親子だし、デフォーだし。

「ワイスピ」→「死霊館」→「これ」→「マリグナント」というフィルモグラフィーのジェームズ・ワンヤバすぎる
>>続きを読む

雲のように風のように(1990年製作の映画)

5.0

お話的にはストレートな少女漫画ものでありますが、いま明らかに日本社会で問題であろう、男の価値観のヤバさみたいなものがど直球で出ている。
物語の舞台は中国っぽい王朝であるけれど。

後半の男達のキモさた
>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

宮崎駿の語る水商売。

この話を知人の娘を主人公に描き、試写で見せて「どうだった?」と聞いて喜んでいる(鈴木敏夫談)のだから、本当に筋金いりの天才だよなぁと思います(笑

あらためてみるとヘンテコさ、
>>続きを読む

NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

5.0

冒頭、主人公が子供服の仕事してて、何か事件が起きて、フィリピン系の謎のお手伝いさんがいきなり訪ねてきてって時点で
「あ、あの問題の話っぽいな」というのがわかってしまい、、、笑

そこから予想を外れる事
>>続きを読む

サンタが殺しにやってくる(1981年製作の映画)

5.0

クリスマスが大好きだった幼少期に、煙突から降りてきたサンタがママとヤってるのを見てしまった主人公。
大人になって、子供たちの為のおもちゃ会社に勤めるが、商業主義に走っていくクリスマスにとうとう怒りが爆
>>続きを読む

台風クラブ(1985年製作の映画)

-

やっと見たけども
「あ、苦手なほうのATGだ」とおもた。
5年くらい前までならわかったかもしれん。
自分の不安定さへの嫌悪は年々増すし、解放もなにも抑圧が少ない生活を送ってきてしまったので。

それは
>>続きを読む

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

5.0

白昼夢の様な映画で、なんだか気づいたら終わっていたのでもしかしたら映画じゃなくてなんかの夢だったのかも

見えない目撃者(2019年製作の映画)

1.0

三宅隆太さんおすすめだったのでずっときになりつつ、元旦だ暇だで軽いの見たいでということで鑑賞。

いやーーーーーー
前半良かっただけに吉岡里帆襲われて入院したあたりからうーーーんって感じ

前半で、障
>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

5.0

羽目を外し過ぎた若者たちの救いのない青春ムービー。
終始「あちゃ〜」って感じだし、主人公の子の性格、わかりみあるだけに辛い。。。
最初のパーティーでの浮いてる感じとかわかる〜。ああいうとこで無理して注
>>続きを読む

怪物の木こり(2023年製作の映画)

5.0

「裁かれるべきは人格ではなく行動」というセリフが全くそうでもあるが、しかし「行動も人格から来てるしな」という捻れの提示は面白かったし、人体実験を虐待の暗喩として幼少期の人格形成が大事ねーって事も言いた>>続きを読む

グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

5.0

幼少期にビデオ擦り切れるほど見て、とても大好きな作品だったわけですが
今見るとマジで滅茶苦茶な映画(笑
楽しすぎて仕方ないんだけどさ

グレムリン(1984年製作の映画)

5.0

幼少期に2を数えきれないほど見てたのですが、1は未見だったのでクリスマスにこちらを。

ギズモのビジュアルは2のイメージしかなかったので、キモくて笑っちゃった。

色んな映画ギャグがたくさんでジョー・
>>続きを読む

うずまき(2000年製作の映画)

5.0

ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる
何回見たかわからない
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる
僕はやっぱり作り手が不器用にしかしアグレッシブに発散している表現が好きなのだ
器用でお利口なのは好かんです
>>続きを読む

喜劇 男の泣きどころ(1973年製作の映画)

5.0

神保町シアター笠智衆と老俳優特集にて。

ポルノ規制担当刑事のフランキー堺とポルノ映画の巨匠監督、笠智衆という
まさにチン品。

前半は「下品だなぁ」という感じでいかがなものかと思ったところもあった(
>>続きを読む

大病人(1993年製作の映画)

5.0

この3日間で人の生死を描く映画を立て続けに見た。

みんなそれぞれの生き方、死に方がある。

マニュアル一辺倒の産み方、生き方、死に方ではなく、各個人とその周りの人が分かり合い、話し合い、尊重しあい、
>>続きを読む

ポッド・ジェネレーション(2023年製作の映画)

5.0

生産性を追求していった社会で
合理的で確実なA.Iや機械に取って代わられると人間は言う。
出産は機械の卵になったら悲しいかもねと人は言う。

だけど、僕はどんなにA.Iやテクノロジーが発展して人間がフ
>>続きを読む

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

5.0

素晴らしかった。
夫婦だろうと家族だろうと恋人だろうと友人だろうと、お互いがどこで何して何を考えてるかなんて、見えてないところでは分からなくて、分割された画面の様にどこまで行っても結局人は個人同士なの
>>続きを読む

教祖誕生(1993年製作の映画)

5.0

伊丹作品を感じさせる風刺・皮肉に、北野作品の乾いた感じとギャグが合わさってなんとも大好物。

とある小さな新興宗教団体のインチキな内情を描いたものであるが
何が面白いって、もはや営利団体となってしまっ
>>続きを読む

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

5.0

戦時下のイタリアでピノッキオは生まれる。
そこはファシズムが美徳とされ、少年達は兵士として育てられ、「人のため」ではなく、「国のため」を1番に教えられ、多く奪った者が、多くを殺したものが褒め称えられる
>>続きを読む

悪魔の追跡(1975年製作の映画)

5.0

吹き替えで見たら主人公がルパンでほんわかした。
キャンプ場とか工事現場とか、他人がわんさかいるとこで「実はこいつら全員グルだったりして」みたいな感じの恐怖はいい感じだし、ラストの投げっぱなしも良いです
>>続きを読む

NO選挙,NO LIFE(2023年製作の映画)

5.0

素晴らしかった!!!
今年一位更新。

畠山さんのことはヨルカラナンデスで知り、「選挙漫遊記」を読み、候補者と選挙に対する思いを読んではいましたが、映像になるとこれまた凄い。

冒頭10分くらいの無頼
>>続きを読む

唄う六人の女(2023年製作の映画)

5.0

あー楽しかった!
こういうちょっといいこと言う異界ミステリーみたいなの大好きだし、かなりフェチフェチしてて良かったなぁ〜

以下ネタバレ




まさかそんな環境問題というか原発問題をテーマにした映画
>>続きを読む

ほかげ(2023年製作の映画)

1.0

インタビューにおいて塚本晋也監督は
「戦争を繰り返させたくない」と語り
「民衆レベルで政治と戦争を考え、人が死なないために動いてくれる政治家が必要だと思っています。」
と語っていますが、この映画だけで
>>続きを読む

TAKESHIS’(2005年製作の映画)

5.0

もう何回見たのかわからないけど
何年振りか、すごく久しぶりに見たけど相変わらず訳わからん。
とは言え北野作品、僕の中では不動の一位。

やっとこさ「あ、スターの武が見てる夢だったのか」と理解しつつ、こ
>>続きを読む

カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)

5.0

「ランボー4」以来の体感5分映画。

勿論こちらはランボーと違い中身スッカスカなので、じゃあ何がそんなにおもろいのよ?
ということですが、それは映画マジックにおける「清々しいまでのバカが発揮する説得力
>>続きを読む