ラッキーJUNさんの映画レビュー・感想・評価

ラッキーJUN

ラッキーJUN

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怪物(2023年製作の映画)

4.8

監督 是枝裕和
脚本 坂元裕二
音楽 坂本龍一

怪物たちによって作られた作品はまさに「怪物」でした。。クオリティという点では、邦画屈指ではないでしょうか?肩を並べられる映画がなかなか思い浮かばないで
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

好いてもらえなかった猫がかわいそうでした。。
しっぽを巻いて小さくなって。
かわりにうちの猫をよしよししなくっちゃ!と思い家に帰って猫をかわいがりました。


水関係の表現の素晴らしさはいつも通り。
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.1

あなたはこの映画を観たあと、さかなクン(さん)のWikipediaが調べたくなる。。笑

さかなクンの自伝的半生を映画化、しかも主演がのんですって。
期待しかない!!
見るっきゃないでしょ!!

中性
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RRR(2022年製作の映画)

4.4

真・筋肉無双。


スーパーパワーなしで1対多(数千くらい)のアクションには一体どうなるのかと思ってしまった。。。
いきなりドギモ抜かれます!!

不可能を可能にする強さ。
肉体の強さ、そして心の強さ
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.5

面白かったです。
上映時間の長さを感じさせない。
アクションは少なめですが、敵味方双方のキャラクターの心情に寄り添い、演者の圧巻の演技もあってのめり込めます。
民族の文化がしっかり描かれているのが好き
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.1

サムライミ監督の古きよきホラー演出が楽しかった!
デロデロデローンみたいな効果音 笑
ホラーとコメディは紙一重と言われますがまさに。
微笑ましい感じになる場面もあり。


ドクター・ストレンジとワンダ
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.4

虹色に光り輝く笑顔が眩しい素直なストームブレイカーちゃん。
自らを鍛え直すと自分探しの旅に出てしまった親友ソーのため、地に根を張り健気に耐えていた。
そしてシェイプアップしたソーと新たな旅へ!

そん
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.1

中学一年生の担任の先生が、エヴァンゲリオンが好きだったのを思い出しました。

若い美術の男の先生でした。

そういえば、教室の先生の机上に、フィギュアや解説本が置かれていたなあ。
後に初号機のプラモを
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

アカデミー賞4部門ノミネートということで、見にいってきました。

昨年の公開時は華麗にスルー!
ちょっとミーハーな感じですが、しかたなし 笑

小さな劇場でしたが満席でした。
追加のイスも出ていました
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

祭りだ!祭りだ!スパイダーマン祭りだ!!


この映画を楽しむためには、まずはなるべくネタバレを見ないこと!
スパイダーマン過去作を見ること!もしくは見直すこと!!
映画館で見ること!!!


何度か
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.5

本映画でとても大きなことが判明しました。。

MCUにはDCが存在している!笑
おそらくはDCコミックス。
攻めてきますね!!衝撃でした 笑

空を飛び、目からビームも出すイカリス。
まさにスーパーマ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.2

本格的にMCUのフェイズ4!
親しみやすい新ヒーローの登場です!


アジアが舞台であり、アジアの文化が多くフィーチャーされていました。
カラオケ、「気」の表現、東洋龍、○○○○波。。
まんまじゃん、
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.5

ジブリ映画の中で一番です。
当時映画館で見ましたが金ローで再鑑賞。


二郎の美しい飛行機を作りたいというまっすぐな心。
夢に向かって邁進する姿に心が震えます。

庵野監督は確かに棒読みがちですが、朴
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.1

待ちに待ってました。。。

スクリーンでMCU!
ついに公開!!

MERVELロゴからのテーマ曲で鳥肌!

スクリーンでの興奮度はドラマと違いました。
目頭が熱くなり身震いしました 泣

後に続く作
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.2

「ままごとのような新婚生活」
まさに。

予想と違って高橋一生メインの話でした。

役者さんの演技がみなすばらしかった!
特にきたろう!
楽しいおじさんでした。

蒼井優は手足が長いですね。。


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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.5

刺さる刺さる。
サブカル好きな人間としてはグッサリ刺さる。
好きなものを共有できる人が少ないさみしさ。
しかし同時に自分だけが知っているという優越感。
自信がなくて自分の外側にアイデンティティを
求め
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.4

三上の笑顔が忘れられません。
黒文字のタイトルバックも。

空は青くて、とても広かったのにな。。


劇伴がものすごくよかったです。

刑務所を出所後バスに乗り、田舎道を進む。
ポップな感じの曲で、か
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軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

4.0

男女の社会的役割が逆転した世界に
慣れてしまうと、
現世界のきらびやかなパリの街並みが
とんでもなく異質に映りました。

慣れが異常を常識にしてしまうし、
そこから外れた視点で見ると、
とても恐ろしい
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.8

どうやって撮ってるの?と
びっくりするアングル連続の、
中盤のアクションが特にすごかった!

車中からのアングルでカーチェイス
していて珍しいなと思ったら、
敵側の目線に移り物陰から
襲いかかってくる
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

4.0

終戦間近のドイツ。
史実にかなり近く作られているみたいです。

敗戦の現実を受け止められず余裕のない
ヒトラーにカリスマ性は感じられず、
部下をなじる。
それでも部下はヒトラーに心酔し、
総統閣下と運
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.0

いつか観たいと思っていた作品。

奥手ながら、チャーリーが自らの意思で一歩を踏み出していたのがとてもよかったです。

そして、チャーリーの家族のチャーリーへの優しさがすごかった。
お姉ちゃん、お兄ちゃ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

祝、アカデミー作品賞!!
ニュースでテンション上がりました〜!

極上のエンターテイメント・映画体験でした!
心情を誰でも想像できる明快な演出や描写ばかりで、迷いなく映画の世界に浸ってハラハラドキドキ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

エンタメとクリス・エヴァンスを求めて。

期待通り、面白かったです!
クリス・エヴァンスの白ニット!!
そして肩がでかすぎて気になる。
キャプテンの弊害か。。

探偵も鋭い!というよりはチャーミングで
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

格差社会の中で追い詰められた男の悪への転身。

様々な不自由さや暴力的な事件など、身近に感じるようになってきた現代にマッチした映画だったと思います。
観客に中高生のグループが多かったように感じて、少し
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.7

高齢者の方の感想を聞いてみたいです。

観客の年齢層がきわめて高かったです。
そして満員御礼で立ち見も出るほど。
自分が高齢者になってきた時、この映画を見て、何を思うのでしょうか。。


スローライフ
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.3

何やら不思議なことが起こりそうな気配が、夜の京都の街にはあります。
映画に出てくる先斗町や鴨川は特に。
そんな京都で起こるファンタジックな恋物語。

原作を読むと、独特の語り口から作られる、不思議な桃
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怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.8

吹き替え地上波鑑賞。

イルミネーションは、ディズニーピクサーとは異なるスタンス、立ち位置を確立しようとしており、それができていると感じた。
比較的、現実をベースとした舞台。
悪党が住宅街に住んでいる
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SING/シング(2016年製作の映画)

4.3

スポットライトが眩しく観客席はよく見えない。
強く速く叩く心臓。
マイクを持つ手が震える。
小さく息を吸い込む。
歌詞とメロディーに身を任せながらも冷静に音を当てていく。
一瞬の静寂と湧き立つ歓声。拍
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.4

夢を追う二人の物語。

叶えられた夢。
叶えられなかった夢。
ストーリーは使い古されたベタなものだったが、それでよかったと思う。
人生には大きな分岐点がある。
もしもあの時こうしていたら。。という物語
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.8

地上波吹替鑑賞。

考えに考え抜いてディズニーはこの作品を作ったのだろうと想像します。

子供向けという大前提を守りながら世相に沿ったテーマを選び、見所ある作品を提供していることが素晴らしい。

真実
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.4

グザヴィエ・ドラン作品初鑑賞。
映画館で眠りに落ちた初めての作品になってしまいました。。
物語に期待しすぎて、鑑賞のスタンスを間違えました。

夏場の暑苦しさと、家族のよそよそしさと、苛立ちを爆発させ
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ピンポン(2002年製作の映画)

3.7

邦画でキャストの周りをカメラがぐるりと回る演出を見ると、この映画を思い出します。

好きなことにひたむきになること。
自分の限界に気づくこともあるかもしれないが、卓球に全てをかける彼らがとても眩しい。
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.0

貧しい中にも真っ直ぐ育って、優しいチャーリーに感情移入。前半が好きです。
あんな良い子には、たまにはお金を拾わせてあげてもいいよね。
チケット当たってもいいよね。
おじいちゃん喜んでくれてよかったね。
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.4

受けた親切を3人の他人に返す。たとえ偽善でもよいと私は思います。
ラストが賛否両論のようですが、単なるハッピーエンドでは映画の中のただのお伽話になってしまうかも。
ペイ・フォワードの考えを強く伝え、実
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A.I.(2001年製作の映画)

3.6

愛情を求めるロボットが母の愛を訪ねて3000里。
ラストは蛇足だったかな。

フェイス・オブ・ラブ(2013年製作の映画)

3.0

ロビンウィリアムズ目当てで。
人のよいやさしいおじさんでした。。彼の片思いが切ない。

亡くした最愛の人と瓜二つの人が現れたとして、どうするか?別人として愛せるか?というテーマ。

SFであれば設定と
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