「純粋なわたし」のまま社会を生きることは難しい。大切なものを守りたいならアイデンティティを殺さなければならないが、息の根を止めてはいけない。繊細な人間であればあるほど難しく、とても苦しい。それでも「純>>続きを読む
役作りに葛藤する俳優が、出処をカットされた女優との会話で気づきを得るシーン。いま目で触れているものではなく、自分の奥にしまわれていた過去の経験や記憶が、葛藤から目を覚ますヒントになるかもしれない。「目>>続きを読む
それが運命であったとして、人と人の人生が重なり合ったとき、もとから用意された運命は変化したのだろうか。もとの姿のままなのだろうか。
どちらにせよ私たちは運命を前にしたとき、過去の自分に後悔しなければな>>続きを読む
人はみな、取り返しのつかない後悔が影となって着いてくる。
その影を見つめる毎日を過ごすことは、存在しないと一緒。
そこから抜け出したいのなら、木漏れ日のような今に目を向けてみても良いかもしれない。
「>>続きを読む
広い感覚で生きるひと、
細かいことを楽しむひと、
それぞれにしか見えない景色があり、
互いの景色を共有するのは難しい。
周りから見たら異様な環境でも、その環境で「自分」が生まれた立場からすると、自分のなかでその環境がもつ領域が広すぎて、それを失ってしまう無意識の恐怖に耐えきれなくなる。
周りはそれに対して何やと言える筋>>続きを読む
もし人がまっさらな状態から人生を始めたとして、綺麗では無いこの社会で真っ白のまま生きれるだろうか。
「自分に正しく」と思っていても、はたしてその「正しく」に影響を及ぼす家庭環境などが第三者から見て全く>>続きを読む
自分に向ける愛も、他人に向ける愛も、その強弱のバランスが崩れてしまってはいけない。
怪物ではなく、人間として生きるには、自分を大事にするように他人を大事にし、他人を大事にするように自分を大事にする必要>>続きを読む
社会で生きるうえで、大切なものだけに向き合うのは難しい。それゆえ、大切なものを傷つけてしまうこともある。それはきっと避けられないし、毎日は止められない。
ならば、振り返ったときに自分を許せる方へと歩く>>続きを読む
自分がいる狭い世界から見た月はとても綺麗で、限りないロマンを感じるかもしれないが、きっとそれは単に隣の芝生が青く見えているだけかもしれない。本当に自分が求めているものはその狭い世界にあったりする。
自分のもっている綺麗なものを、どうか諦めずに、しっかり向き合って現実を生きましょう