のりーさんの映画レビュー・感想・評価

のりー

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ドルチェ 優しく(1999年製作の映画)

4.0

海に囲まれた加計呂麻島を舞台に、ソクーロフのモノローグで島尾家の歴史が綴られて行く。いや怖すぎるだろ。
白い着物の老婆が階段を降りるところを俯瞰で撮る場面で、ふいにフレームインしてくる少女!老婆が部屋
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子連れ狼 死に風に向う乳母車(1972年製作の映画)

4.8

一番感動したのは戦闘場面において挿入されるロングショット。戦闘の結果の説明と敵との位置関係の説明と情感がある。その後の主観ショットもたまらん。

三人の女(1977年製作の映画)

4.2

恐ろしすぎやしねえかこの映画。明らかに羊水がモチーフなプールが出てきたり不気味すぎる。奇妙な絵画とか。ラスト近くになると心象風景を映像化したような異形の映像が続く。

子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる(1972年製作の映画)

4.3

我が敬愛の三隅研次。やっぱりおもろすぎんか。最初のカットから外連味とタイトな語り口が好きなんだけど、やっぱり最後の決闘。フレームを使った首チョンパは笑ってしまったよ。

サイコマニア(1973年製作の映画)

3.5

オカルト×アウトロー設定が抜群に面白いし、ストーンヘンジをバイクで走るオープニングも素晴らしい。そしてラストショットも最高

アブラハム渓谷(1993年製作の映画)

3.5

女優のコスチュームプレイ映画として見た。エロティシズムが画面にただよっており、エマが振り返るたびに美しい。長すぎるのでマイナス一点

訪問、あるいは記憶、そして告白(1982年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

自伝的な映画で、たんに主観的なカメラを回してるだけでなんで面白いんだろう。ぶつ切りの写真の部分的なインサートにも驚く。カメラが外に出て道を写したカット、撮影所を俯瞰で写したカットも素晴らしい。一番気に>>続きを読む