誰も信頼できない国家レベルでの疑心暗鬼ゲーム、って雰囲気でやってるパートは最高に面白かった。矛盾や葛藤を、なんともワクワクする形で組み込んでいるなぁと思いました。
けど、遺族の気持ちとか蜷川ゲームに>>続きを読む
見ている僕が、ジャッキー・チェンがカンフーの師匠をやるというものすごい安心感に抱かれながら、がんばって修行するジェイデン・スミスに勇気付けられていました。
こういうグズグズしたねじれこじれの話大好き。この兄弟間の軋轢は、みてるとゾクゾクして、とても引き込まれる。
仕事も考え方も容姿も正反対の、兄弟の間で繰り広げられる、「俺はこいつをどこまで知っているの>>続きを読む
精神的に正常か異常かというのは、オセロのコマの裏と表のように、つねに状況によって入れ替わる可能性のあるものだと思った。
頭がおかしくても正常な人はいるし、明晰であるがゆえに異常側に行ってしまう人もい>>続きを読む
邦題、とてもいいと思う。世界には十分な量の食糧があるのだけど、その分配がうまくいっていないらしい。
熱帯雨林をごっそり刈り取って地質を変えてまで大豆を育てたり、見た目はいいが味の悪いナスを高い金をか>>続きを読む
まだ家庭用テレビが出たばっかりのころ。隣の家の戸口からこちらの家の中が見えるような、密集した昭和の新興住宅の間で、ベタベタベタベタとしたご近所づきあいが繰り広げられる。
全く、本当に。面倒で、無駄が>>続きを読む
放射性廃棄物を10万年後まで隔離しておくにはどうしたらいいだろう?深い深い穴を掘って、そこに廃棄物を埋めて、「ここ掘るべからず」というメッセージを残して。10万年後まで誰も触らずにいてくれるだろうか。>>続きを読む
第二次世界大戦後に行われた戦犯裁判のお話。
極めて実直な人柄の岡田資(おかだたすく)中将が被告として登場し、彼はGHQによるBC級戦犯裁判の法廷において、堂々と証言をしていく。言い逃れができそうな場>>続きを読む
意識があるのに身体が動かない。喋れない。ものを考えられるのに、誰にも伝えられない。ロックトインシンドローム(閉じ込め症候群)になった男性のお話。彼がかろうじて動かせるのは左目とその瞼だけだった。
「>>続きを読む