右ノウオトコさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.2

『奇跡体験 アンビリーバボー』でやれば20分そこらで終わりそうな話をよくここまで膨らまして面白くしたな。
当人達の半生において、一見挫折や無駄と思えた事も全ては事件解決のためだったという”運命”と結び
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サニー/32(2018年製作の映画)

2.2

白石監督どうした?
こんな駄作を白石監督が作るわけないよな、、、、何かのっぴきならない事情があったのかな?心配だわ。

ビックリする位中身の無い作品。ただ、突飛な展開を箇条書きしただけ。
これを先の読
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.7

Filmarksの評価が軒並み良かったので、期待を膨らませて行ったが、正直ガッカリだった。
ミュージカルシーンが強引に話しを展開させるためのツールになってしまっており、色々突っ込み所が多数。しかも、そ
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犬猿(2017年製作の映画)

5.0

やはり吉田恵輔監督は天才だった。
大傑作過ぎるだろ!!
兄弟がいる身としては終始共感しっぱなしだった。
とにかく見たくもない等身大がこれでもかと出てきたよ、、、それゆえ出てくる登場人物への愛着も半端で
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ダークタワー(2017年製作の映画)

2.2

とにかくエルバの超速スタイリッシュリロードを楽しむ映画。とにかくリロードのバリエーションが超豊富。
リロードシーンだけ楽しい、、、、
リロードシーン以外は感情が死んだ。

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.7

世界が不寛容さに直面している今、こういう作品を観ると背筋を正される。
今作は傾向映画という堅苦しいジャンルに分類されているようだが随所にシュールな笑いが散りばめられており、特に寿司屋の場面は場内で爆笑
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ジャコメッティ 最後の肖像(2017年製作の映画)

3.8

ジャコメッティ(ジェフリー・ラッシュ)とロード(アーミー・ハマー)のやりとりが微笑ましい。
ジャコメッティは女にだらしない屑。ロードはトランスジェンダー。しかしながら、彼らはお互いのプラベートには一切
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

2.9

新年一発目。
良くもないが悪くもないという温度感低めの作品だった。
とにかく既視感の嵐。妖怪や黄泉の国のデザインがどれも見たことあるものばかりで、やっぱり日本でこういう映画作るとハリウッド意識しまくり
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最低。(2017年製作の映画)

3.2

紗倉まな原作小説の実写映画化ということで一体どんな珍作品に仕上がっているのかと思いきや意外にも普通の映画でビックリ。
AVにまつわる三人の女性と彼女達を中心にこじれていく人間模様を描いていた。特にあや
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鋼の錬金術師(2017年製作の映画)

1.5

開始1分足らずで見たことを後悔。
エド、アル幼少期の子役がただの日本人&妙に汚ない金髪だったため、たまに見かけるDQNの子みたいにしか見えなかった。しかもクソ大根。
クソ大根繋がりで言えば本田翼の演技
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

2.8

1.5倍速で観たような印象。展開がやたらと早くて、色々唐突感が否めない。
かと言って、1時間長いと噂されているザック版のカットが観たいかというとそんな感情は微塵も湧いてこない。
とりあえず、MCUのよ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

違う人種への一方的憧れ、悪意なしに違う人種を別物と感じること。迫害するだけが差別でないということを痛烈に描いた作品だった。
恐怖を違和感と繋げた演出は非常に上手く、久々にオリジナリティのあるホラー映画
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.3

シンギュラリティを題材にした映画が増え無神論的な神殺しが流行っている中、小難しいことは一切抜きにして文字通り物理的な神殺しを行う快作!!
やっぱりユニバースのMARVEL作品は正義について悩みまくるエ
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

5.0

大傑作!!
これこれ!こんなスパイ映画が見たかったんです。
とんでも道具が登場するスパイ映画(MIシリーズ、007)も好きだけど、知力と体力で諜報戦を繰り広げる今作も骨太で見応えあり!!
特に”魅せる
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.0

猿の惑星プリクエルもついに終わりかー。
色調が抑制されたクールな画面構成と妻子の敵討ちというヘビーな内容が相まって、全体的に殺伐とした雰囲気が漂っていたが、シーザーの苦難からの解放と猿の惑星の幕開けに
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.7

ジェシカ・チャステインが敏腕ロビイストを好演。
倫理や常識ではなく、あくまで自分の信念にのみ従うスローンの人生哲学に惚れたよ。
盗聴、人権侵害、ありとあらゆる卑劣な手段を講じながらも何故か彼女を嫌いに
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.6

死霊館シリーズは一切未見で鑑賞。
手堅い作りのホラーでした。
ライティングやカメラワークが非常に計算されていて視線誘導が上手い。否応なしにもヤバイものが現れそうな場所に目が行きます。しかもあざとさを感
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ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.2

松潤→ウルトラゲス野郎
坂口→束縛クソ野郎
ビックリする位顔以外良いトコなしのダメンズしか出てこないよ、、、、
紅一点と言ってもいい有村架純もクソ面倒臭いよ。
登場人物誰一人共感出来んわ!!!

てか
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亜人(2017年製作の映画)

4.0

全編がクライマックスだったよ。
超絶アクションのつるべ打ちで観客が内容に突っ込むひますら与えない。清々しい程最後まで力技で押し切ってきました。
脚本はホントに穴まみれだったのに、面白かった。
アクショ
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あさひなぐ(2017年製作の映画)

3.4

お世話になっているマウスコンピューターのイメージキャラクターである事と、白石麻衣とかいう顔の整ったお姉さんがいることくらいしか乃木坂の知識はなかったが、好きな部活ものだったので、とりあえず鑑賞。

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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

4.0

自我を持ったアンドロイドが自由を求め、自らを作った神(人間)に戦いを挑む話です。
はっきり言ってエイリアンがメインでは全くないですし、もはやエイリアンシリーズである必要も怪しい。
ただ、この手の妙に哲
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.4

街から防波堤にドイツ兵がにじり寄って来る描写が一切ないので、今作で一番描かなければならない切迫感が感じられない。救出舟が間に合うか間に合わないかのサスペンスを描くならドイツ兵の姿が見えないのは良いにし>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

常に宙吊りにされたような作品。
事件が解決に向かうことなくひたすら謎が深まっていくので、全く掴み所のない話運びに何とも言えない居心地の悪さを感じた。
とにかくハッキリとした答えは一切無いのでかなりもや
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

4.0

片道切符の決死隊ものです。
玉砕系って後味はやはり良くないですね。
歴史になまじ詳しくない分、彼らが払った犠牲が後世にどのような功績を残したのか、ラストに流れたテロップしか情報を知らないので、悲惨な末
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トリガール!(2017年製作の映画)

3.2

とにかく演出が大げさ過ぎ。
俳優達の顔面の筋肉を酷使したオーバーリアクションを見て苦笑い。
理系男子=メガネ陰キャ、という製作陣の悪意を感じる画一化した演出に失笑。
無駄に音量がデカイ上に、怒鳴りまく
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.2

クソ映画を連発しているDCEUの中では比較的マシな作品。
マシというだけで、完成度が高いわけではない。

それにしても上映時間141分って、、、、、もうちょっとタイトにしてよ。
パラダイス島からダイア
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.8

バットマンとスパイダーマンに関しては、もはや成り立ちは言わずもがなということなんでしょうね。
クモに噛まれ云々、多いなる責任が云々、、、、、とりあえず毎回描かれていた長〜い前置きは一切割愛。
今作は親
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

1.0

内容が全く頭に入ってこなかった、、、、、
逆に言えば何度見ても新鮮な気持ちで観れる。

制作費安くなったのかな?前作までは市街戦が多く建物やら車をドッカンドッカン壊していて気持ち良かったが、今作は平地
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

2.0

『ハムナプトラ』のリメイクって聞いてたから、トムクルーズを主演にした冒険活劇見れると思ったら全然違った。
ただのモンスターパニックものでした、、、、しかも出来の悪い。

ご都合主義的展開のオンパレード
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.0

夏休みに入ったガキンチョとファミリーに囲まれ鑑賞。
本編が始まる前から既にミニオンみたいな連中が周りで騒いでいたので、若干おなかいっぱいになった。
レイトで来ればよかった、、、、、、

イルミネーショ
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ライフ(2017年製作の映画)

4.2

カルト映画としてコアなファンを作りそうなポテンシャルを持ち合わせた良質なSFホラー。
とにかく船員の死に様がいちいち惨たらしく、最高に悪趣味(超褒めてる)。ホントに景気のいい死にっぷりが続くのでボディ
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ビニー/信じる男(2015年製作の映画)

3.5

「諦めるのは簡単なことだから怖いんだ」という台詞があったが、物事を諦めるってそんな簡単じゃないよな。特にそれが生きる糧であればあるほど。
個人的には諦める方が断然難しいと思うんだけど、、、、無理かもし
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

1.5

ポストジブリとかやめれ、、、、、
ジブリと同じ轍を踏んでも絶対ジブリは超えれんよ。
てか、マーニーやアリエッテイの方が全然個性あったよ。この監督小品向きなのでは、、、、
メアリは大作ではあるが、世界観
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

5.0

それほどイケメンでない容姿、早口なセリフ、妙にオタクっぽい雰囲気など、考えてみればアイゼンバーグってウディ・アレンぽいなーと思いつつ鑑賞。
とりあえず、ウディ・アレンの映画って、ぱっと見イケテナイ男が
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.4

最高!!
キャラクターの動きが面白過ぎです。衝動的というか独創的というか、とにかくアニメーションが無茶苦茶パワフル。
音楽が始まると人々の足が音符みたいな形になって動き出すなど演出が超ドラッギーでハマ
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

2.1

なんでもアリ過ぎてどうでもよくなってくる。
ファンタジーだろうがSFだろうが都合だけで話進めるのホントやめてほしいよ、、、、途中から真剣に見る気なくすから。
ガーディアンズvol2よろしくな親子愛描写
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