Chikaaaaaaaさんの映画レビュー・感想・評価

Chikaaaaaaa

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ビーキーパー(2024年製作の映画)

3.6

脚本のカート・ウィマーの年老いた親族も詐欺に遭って有り金全部取られたそうで、全編(詐欺野郎はぶっ殺してやる)というただならぬ怒りに満ちています。もう怒りに震えながら書いたに違いない。悪党よ苦しんで死に>>続きを読む

トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

2.5

祈祷の様子もお国柄でずいぶん違うなと女神の継承を思い出しながら観る。

きみの色(2024年製作の映画)

2.8

可愛いな、とは思いこそすれ、(おばあちゃん、授業料などは…)などといらんことを気にしてしまうあたり、自分は大人になりすぎたんだろうなと思います。悪い子は一人も出ないし、いじめなどの要素もない、綺麗な綺>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

何の気なしに見たけれど、見てよかった作品。復讐とはいえスカッとはしなくて、深い悲しみが押し寄せてくる。
 この厳しい土地のことや先住民の人の生活のつらさ、実話がもとになっているのも全部相まって哀しい。
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アジアホラーは独特な湿度の高さがありますね。欧米のゾンビものは比較的グァーとか言って、特に思想もなく襲ってくる印象がありますが、この映画ではじっとり嫌だな嫌だなを積みあげていくタイプでした。グロと性を>>続きを読む

ソウX(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

犯人が全員ドクズなので、ものすごい拷問器具でも(やりなさい、存分にやりなさい)と安心しながら観られます。1の謎めいた怖さはないですが、やる側の大変さとか拷問企画するのいろいろ楽しかったのかなとか思って>>続きを読む

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ミア・ゴスを見るたびに条件反射で、この後とんでもないことが起きる…!と身構えます。痛めつけた相手は自分だったって悪趣味すぎ。あと酷評を読んで聴かせるところ個人的にイライラしました。主人公、最後に周りも>>続きを読む

正体(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ハラハラしながら楽しめました、悪い癖で、エンドロールの最後にまだどんでんあって、実は殺してました、とかだったら嫌だなと思ってたら、そんなこともない爽やかな終わり方。すらっとして生活能力があり、賢くて母>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

自分が頑張って書いた小説は全然売れず、やけくそで書いた小説がバカ売れしてしまう主人公。登場人物自身のツッコミが入るところで笑ってしまった。

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.1

犬をいじめるシーンで、まるで同情する気もなくなり、あとはどんな風になるのか、転げ落ちていく主人公を眺める。

身近な人物ではないけど、すぐわかるような病気の嘘をつく人がいて、こういう心理状態なのかなと
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

2.8

なんとなしに観たら終始不穏。
自分以外みんな何かの理で生きていて、自分だけがそれをわかることができない。
こちらから見て狂っている世界でも、向こうから見たら狂っているのはこちらかもしれない。

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.0

じっとり怖いというか厭な北欧ホラー。子供ならではの容赦のなさや残酷な攻撃性が北欧映画っぽい妙な間で描かれていて、終始不穏。

劇場版モノノ怪 唐傘(2024年製作の映画)

4.1

すごい色合いの極彩色のお話
細かくカットされてて目まぐるしくて本当に万華鏡みたい

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

こんなに同情できん主人公いないわー
と思っていたらだんだん感情移入してきた

いい人になったと思ったらひねりがあったりして面白かった

セッション(2014年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

根性のないわたしには、見るのがつらくてつらくて、もうどうしようかな、と思ってたら最後にものすごいのがきて、本当に見てよかった、自宅で見ていましたがスタンディングオベーションでしたよ。
音楽のことはさっ
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レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

3.5

こんな酷い目に遭う花嫁も珍しいけど、ラストの図が好き。サクッと見られて気分スッキリ

デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.7

男まさりな捜査官がミスコンに! ということで、チャラチャラしやがって…とミスコンぶった斬り、見下す系の映画なのかと思っていたら、そうではなく、タイプが違う女同士でも尊重し合い、女子の間に友情が生まれる>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

前半まで(古いホラーだなあ…どうせ心の友達が実態を持ってどうこうなんでしょ、音楽も古いし…)と舐めてかかっていたらすごいの出てきた(物理) ロボットの軍用犬とかでも関節が逆に曲がっているものは本能的に>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.1

こういうのは2は大抵つまならくなる、というのを乗り越えてめっぽう面白い。1と同じようにネットを駆使する主人公がえらい。二転三転する筋もお見事。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.0

で、真相解決パートはいつ始まるのかな?と思っていたらもう終わった。そういう映画ではなかったらしい。キュルキュルって時が巻き戻ってその時に何が起きたのかを映す、みたいなのだったらやっぱり賞とかはとってな>>続きを読む

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.1

名作の誉れ高い本作、遅ればせながら見ました。これは娘時代に見てもよくわからなかったかも、女二人でオープンカーをブッ飛ばす景色や雲の美しさよ。ラストもまた良し

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ホラー好きの人が見ると、きっとこうかな…いやこうかな…と先を読もうとするんだけど、先の展開が読めなくてびっくりした。歪んでるけど母の愛で、最後は切ないな。

TUBE チューブ 死の脱出(2020年製作の映画)

1.0

申し訳ないけど、似た設定のCUBEがいかに考えられて作られているかわかる感じの筋でしたね…

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.1

いかに人間の先入観ってあてにならないかがわかりますね。場面一つですが最後まで緊迫して観ました。

コンジアム(2018年製作の映画)

2.6

ユーチューバーがこっびどく酷い目に遭う系のジャンルを見過ぎてしまったため、点数辛めですが、見慣れない人が見たら怖いと思います。ユーチューバーが酷い目に遭う系の話はユーチューバーが大抵アレな感じなので、>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.4

映画撮る人がアナログ機器なのも、最後丘の上まで登って撮ろうとするのもしびれました。

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.1

すごく真面目にニコラスケイジがお掃除する。めちゃくちゃちゃんと掃除して分別してるのがじわじわ来ます。誰もふざけてなくて真面目に撮ってるのが面白い。人形はちゃんと怖い。でもこの企画でいきましょう、やれま>>続きを読む