ひみつさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.0

子供が辛い状況を目の当たりにしてる親がする言動なのか。逃げられる環境を作ってあげたらどうなんだ。そんな風に冒頭は怒っていたけど。自分が居なくなる未来を浮かべた時に、子供に不自由なく生きられるように、子>>続きを読む

ピーター・パン&ウェンディ(2023年製作の映画)

3.5

子供だから善悪の区別がついていた訳でも、大人に変わったからそれが失われてしまった訳でもない。大人になるということは単純なことではなく、物事が見えすぎてしまう。知恵や経験、それに基づいて負の感情も備わっ>>続きを読む

101(1996年製作の映画)

5.0

ツッコミどころ満載だったけど、ディズニー映画だからなのか、純粋な気持ちで観れちゃうのが不思議。ハピエンで締め括られる前提で物語が進んでいくのは安心感があって、とても気を楽にして観れました。ラッキーかわ>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

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原作は読んでいなかったし、粗筋はそれとなくしか知らずに視聴したが、期待値を高く見積もってしまっていたかも。語り手は非常に湊かなえ節でした。うまく言葉がまとまらないので、思い立った時に追記する。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

5.0

羽目の外し方に加減がなくて最高だった。こうして馬鹿ができる友達の尊さ。結婚によって歯止めを効かせるようになってしまう、儚さ。だからこそ『最後だから』という言葉に拍車が掛かって唯一無二な思い出がつくれた>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

2.0

一度、手を汚してしまったら、それは一生付き纏う。自我が芽生えていなかったとしても、罪に対しての背景があったとしても、当時からどれだけ這い上がれたとしても、周りは事件の全貌として捉えてしまう。世間が彼を>>続きを読む

影裏(2020年製作の映画)

2.0

恋、という上辺の表現とはもっと違う次元にいる気がするけど、良い表現が思いつかないので。向けた恋は、彼にとれば邪魔であって。それは騙す事に躊躇が生まれてしまうからだと思うけど、客観的に見ても彼を極悪人と>>続きを読む

ホムンクルス(2021年製作の映画)

1.0

終盤の展開…、綾野剛(名越)それでいいのか?題材は面白かったし、トレパネーション手術について好奇心が沸いたけど、なんか、うーん。

予告犯(2015年製作の映画)

3.5

生まれたときは横並びなのに、取り巻く環境によってその子が形成される。不条理さを消化できず非行に走ってしまうことを、この世の中のせいにしてもいいと思う。「ただ、生きているだけで価値がある。」と彼女は言っ>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

2.0

あそこのだれだれ、っていうとすぐに検討がつく町の小ささが嫌い。大体の出来事は多数決で決まり、小数だった意見を述べた人は白い目で見られる。そんな町に嫌気を差して、けれどどこにも行く当てもなくて、留まるこ>>続きを読む

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

4.0

ここに居る人たちは周りをよく、みれてしまうひとが多い。ひとが醸す感情のより奥の部分まで探ることができてしまうし、その探った中にひとつでも見たくないものが含まれていたとしたら、そこが引き金で負が引き出さ>>続きを読む

マリと子犬の物語(2007年製作の映画)

3.0

子供の頃に映画館で視聴して、おばあちゃんに顔を向けて引くほど泣いていたという昔話を聞いた。内容はうる覚えだが、それ以降、震災に直面する度にこの作品を浮かべて、異常な程にペットの心配をして、過去吸レベル>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

5.0

なんだかんだではじめまして。このシリーズを視聴するためにディズニープラスに加入したといっても過言ではないくらい、観たかった作品。なんで今まで観なかったんだろうと後悔するレベル。おもしろかった!

ロストケア(2023年製作の映画)

5.0

うまく言葉がまとまらないが、感じたことを書き連ねる。殺人を善悪に振り分けることができなかった。どれだけ家族の絆があろうと、慈悲深い人であろうと、あれ程までに重度な介護を要されていたとしたら、自分の人生>>続きを読む

フレッシュ(2022年製作の映画)

3.5

救いようのある結末だが、そこに行き着くまでにかなりのスリルを味わう。逃げ出す突破口を、ああするなんて考え付かなかったし秀逸でした。カメラワークが窓や扉を映すから、てっきり強行に進むのかと思った。相手の>>続きを読む

ファンタジア2000(1999年製作の映画)

5.0

物心つく前に幾度となく観ていた作品。特にラプソディ・イン・ブルー。音楽の世界に飛び込んだのは、恐らく、無意識的にですが、この作品がきっかけになったといっても過言はないと思います。

マレフィセント(2014年製作の映画)

5.0

プリンセス側の話しか取り入れてこなかったので、悪役の肩書きがある側の物語も知りたくなったが、憎めないどころか、どっちが悪役?原作とは違うけど、この結末の迎え方も好きでした。どの物語も主人公の背景が深堀>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.3

ちひろにとっては自分の意志で選択したものではなく、物心つく前からの生活の一部であっただけで。それはわたしたちの、お腹が空いたら何かを食べる、というような考えなくても当たり前の行動と同等なのだと思う。世>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.0

携帯が主流な現代で生きてきてしまったから、昔(?)に適応できるか否かは置いておいて。当時を生きていたならば、懐かしむ気持ちを共感できていたんだろうなあ。今は何をするにもとりあえず手付けてみよう!じゃな>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.5

いくつもの家族を渡り歩いていたら、子供のメンタル的にネガティブを拗らせてしまうが(実際にそういう描写は多数派だと思う)、いつも誰かしらがみーたんに寄り添っていたということ、みーたんが寂しいことを寂しい>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.0

これが実話なの?疑ってしまうほどにリアリティが無くて、だからこそ実話である事実に唖然とした。剛くんはこういう役が輝くね。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

2.0

器にその人を盛り付ける。その間は、盛り付けられたものが軸になる。食べ終えたら、器は空っぽになって、用済みになる。本当は何が盛り付けられていたかを聞かれても、それは器には分からないし、こうでしょ?と言わ>>続きを読む