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訳のわからない、不条理な設定の作品。世界に独身者は不要。必ず同じ共通点を持つ人とペアになりなさい。なんだこりゃと思ってしまう。観ていて辛いがなんだか最後まで観てしまう。現代社会への風刺か。生きずらさを>>続きを読む
主人公ジョアンナの生き方、考え方から、自分の生き方、考え方を考えさせられる。いい作品。
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何年か前、機内映画で半分くらい観てそのままになっていたが、ようやく最後まで観ることができた。航空機パイロットには誰もがある種の憧れがあるのではないかと思うが、こと戦闘機となると話は別だろう。常に死と隣>>続きを読む
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クルーゾー警部によるドタバタ喜劇でお馴染みのピンク・パンサー作品。クルーゾー警部役はスティーブ・マーティン。コンビを組む部下としてジャン・レノ、有名な歌手役にビヨンセと豪華な出演陣。どうしてもピーター>>続きを読む
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ドタバタ喜劇の元祖ともいえる、クルーゾー主任警部を演じるピーター・セラーズの作品。本作では、なんとクルーゾー警部が死んでしまう。といっても本当に死ぬのではなく、彼を襲い服と車を盗んだ輩が殺されてしまう>>続きを読む
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簡単に言うと、海底王国の女王の二人の子ども、つまり兄弟の戦いを描いた映画。海底王国アトランティスを守ろうとする弟、陸と海の共存のために戦う兄。水中での戦闘シーンはなかなか見ごたえがある。
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ピーター・セラーズ主演のドタバタ・コメディとしてあまりにも有名なピンク・パンサーの第1作。とても60年前(1963年)の作品とは思えない新鮮さがある。テレビ全盛期、夜のロードショーでワクワクしながら笑>>続きを読む
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前から気になっていた映画。ようやく観ることができたが、作品の良さ・面白さを自分の語彙力では言い尽くせない。とにかく面白い作品だ。ほとんどが実話に基づいているとのことで、1910年代から1933年頃の世>>続きを読む
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時に、人生思うようにはならないからこそ素晴らしい、と思う。しかし、それは周りに優しい人々や愛すべき人々がいて初めてそう思える世界があるのではないかと感じる。この世界、一人で生きていくのは本当に苦しい。>>続きを読む
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鈴木忠志演出の劇団SCOTによる舞台を吉祥寺シアターで観る機会を得た。ギリシャ悲劇を日本的に解釈し直した世界観で、戦後残された女たちの悲哀を表現した作品といえるかと思う。難しいこと考えずに楽しめた。富>>続きを読む
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原題はTime out of mind。気がふれてしまうくらい困難な時、とでも解釈できようか。
普通は自分が誰なのかは自分がいちばんわかっている。しかし、いざそれを証明しないといけなくなると、実際にそ>>続きを読む
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私が死ぬまでには一度は行ってみたいと思っている街、ニューヨークが舞台。失恋したエリザベス(ノラ・ジョーンズ)がジェレミー(ジュード・ロウ)が経営するカフェに通い始める。ジェレミーは店に来た人が置いてい>>続きを読む
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マルコとオリビアは、目的地とは真逆の方向に行くバスに乗るが、とても素敵な海辺にたどり着く。オリビアが決めた目的地には大した意味はなかった。どこに行くにしても、途中の景色を楽しみ、人々と出会い、そして一>>続きを読む
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夫と別れた傷心のドイツ人女性ジャスミンは、砂漠の中にある道路沿いのカフェに偶然たどり着きモーテルで滞在する。カフェとモーテルの経営で多忙なブレンダはいつも不機嫌で、喧嘩した夫を家から追い出す始末。子供>>続きを読む
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ウェス・アンダーソン監督の最高傑作と言われるだけに、コマ割りの一つひとつへのこだわりが感じられる。まるで絵画の作品を鑑賞しているかのような気分になる。ストーリーも面白い。知らないうちに観終わってしまう>>続きを読む
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遠く離れて別々の暮らしをしているレベッカとディランは、奇妙な言動から他人から全く理解されず、変人扱いされる毎日を送っている。ところが、ある日二人はテレパシーで繋がっていることを知り、誰よりもお互いを理>>続きを読む
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小さな家で幸せに暮らす若い夫婦のC(ケイシー・アフレック)とM(ルーニー・マーラ)だが、交通事故で夫Cが突然亡くなる。そして死んだCは、病院のシーツを被ったままの状態で幽霊となり妻がいる自宅まで歩いて>>続きを読む
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アフガニスタン北東部のキーティング前哨基地でのアメリカ軍とタリバンの戦いを扱った作品。キーティング基地は四方を山に囲まれた盆地の底に位置し、四方から同時に攻められると脆弱な場所だった。この戦いで亡くな>>続きを読む
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韓国映画は観ないと決めたのに、また観てしまった。刑事と被疑者の間の恋愛を扱ったかなり危うい映画。あり得るとは思えるが、この映画のレベルまでいくと怖いものがある。やっぱり人はとても不可解だ。誰かを思う気>>続きを読む
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もう韓流映画は観ないと決めていたがつい観てしまった。韓国の伝統的な家族模様とはかけ離れた、今をしっかり生きようとする女性の心の行方にちゃんと焦点が合った映画だった。偏屈な親は出てこない。それに主人公の>>続きを読む
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たとえ身も心もぼろぼろになっても何としても戻りたい思う人がいて、もしその人が心から出迎えてくれるならば、人生は十分価値があるだろう。そういうことを考えさせられた映画。ケーシー・アフレックは、何故かよれ>>続きを読む
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クリント・イーストウッド監督による、3人の若者がテロを阻止したという実話に元にした映画。映画で3人の若者アンソニー、アレク、スペンサーを演じたのは、実際にテロを阻止した本人たち。こういう映画はめったに>>続きを読む
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人と会うのは好きでないが、美術品の鑑定では並ぶ人はいない天才的鑑定士で、功名なオークショニストであるバージル・オールドマン。彼のところにある日、亡くなった両親が残した美術品を鑑定してもらいたいという仕>>続きを読む
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主演のベン・アフレックの演技力が際立っている。愛する子どもを病で失った父親の喪失感。そのどうしようもない気持ちを酒で紛らわし日々惰性で生きる虚しさ。未だに消えない父親への怒り。元妻への感謝と申し訳無さ>>続きを読む
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ベン・アフレック製作・監督・主演のサスペンス映画。アメリカCIAの諜報員(ベン・アフレック)がイランで人質となってしまったカナダ人外交官5人を「アルゴ」という偽映画の製作スタッフに偽装させ救出するとい>>続きを読む
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ハングライダーの事故で首から下が麻痺し車椅子生活の富豪フィリップ。彼の介護人募集の面接に、就職活動のためにやって来た黒人青年ドリス。二人が出会い、違いを越えて理解し合い、互いの人生を高め合う映画。映画>>続きを読む
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エレベーターの中でのシーンがいい。トムはヘッドフォンをして音楽、イギリスのロックバンド、ザ・スミスの曲を聴きながら、エレベーターに乗り込む。そこにたまたまサマーが入って来て、トムのヘッドフォンから漏れ>>続きを読む
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近所の映画館で上映されていたのを見逃して以来、ずっと観たいと思っていた作品のひとつ。全編モノクロのためか、登場人物、特に子どもたちの言葉に力を感じる。
ラジオジャーナリストのジョニー叔父さんが、妹の9>>続きを読む
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ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキ、どのタクシードライバーも魅力的で面白い。人は車を運転すると性格が出るというがその通りだとわかる。ロサンゼルスの女性ドライバー(ウィノア・ライダー)>>続きを読む