MakikoHirataさんの映画レビュー・感想・評価

MakikoHirata

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映画(89)
ドラマ(0)

そして父になる(2013年製作の映画)

2.5

テレビで放送していたので、もう一度見た。赤ちゃんの取り違いという重いテーマから、親子というものの本質に迫っている。

がしかし、わたしが親ではないからか、なかなか入り込めない作品だった。わかるようなわ
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.5

この長編映画が急に無性に観たくなって久しぶりにじっくりと。ノルマンディー上陸作戦をリアルに感じさせる映像と、それぞれの兵士のドラマが絶妙に絡み合う。戦争にまつわる作品はたくさんあるけれど、なんかこれが>>続きを読む

ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

2.0

記憶というのは真実とすり替えられるものだ。真実に辿り着くまでの過程と、シャーリーズ・セロンならではの強く繊細な女性が生きる日々。

特段面白いわけではないけれど、ストンと共感できる作品。

私の男(2013年製作の映画)

2.0

衝撃的なテーマを見やすい表現にしているところは評価するけど、そんなに面白くないので中だるみしてしまう。紋別ロケの映像はすごくいい。なによりも雪の表現が良かった…みたいな。

白河夜船(2015年製作の映画)

3.0

吉本ばななの原作も難しいけど、映画も難しい。心情をこう描くか…と感心するし、それをこんな風に美しく作品にするのもすごいと思う。

登場する3人が台詞の間の空白を演じる空気、カメラのブレる動き、言葉じり
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

罪を背負いながら生きていく中で、過去と向き合うことを描く作品は多くあるけれど、スタンダードな「乗り越える」話ではないところがいいと思った。
報われないこともあるし、逃げることも必要だし、うまくいかなく
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.5

西川作品、相変わらず大好き。想像する余地を残すところがたまらなくいい。言葉で表せない感情も手に取るようにわかる。美しく描かない、リアリティのかけらが散りばめられている。

夫婦の間にある溝が少しずつわ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.0

いいバンドじゃん!って普通に思っちゃう。バンドの始まりってこんなもの。モテたいとか、ギャフンと言わせたいとか、目立ちたいとか。友達集めてバンド始めてライブを目指してさ。

才能があるかないかなんて関係
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ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

3.5

爆笑の連続だった。なんてことない話なんだけど、なんかわかる。

自殺に失敗しての絶望から、昔と変わらない風に装う友人たちと、ギクシャクしたり楽しかったり、それだけのことを、何も変わらないのにしちゃうわ
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.0

ギレルモがアカデミー賞ということで、人に勧められたこの作品を見た。とても素敵!とにかく巧みな表現!

ドロドロしく、残酷で、でも希望があり、純粋な心を思い出させてくれる。テーマは重く、深い。手垢のつい
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ストーンウォール(2015年製作の映画)

1.5

ストーンウォールインでの暴動。かの有名な夜までを描いた作品。

謎の多い夜だけれど、この歴史的な夜を動かした人物がいたとしたら、白人の若い男の子ではなかっただろうと、ほとんどの人が思っている。そしてそ
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.0

何度見たかわからないけど、久々にまた見た。青春そのもの。色褪せず素敵。スーパーカー最高。

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

4.0

たくさんの書物を読んだあさま山荘事件。映画では初めて見た。とてもリアルで、一時期夢中になっていた頃、自分の中でとにかくモヤモヤしたものが、蘇ってきた。

俳優陣の強烈な演技。目を背けたくなるけど、背け
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.0

俳優陣たちが全員で見事な演技。ただ殴り合い続けるだけなのに、引き込まれてしまうのは、その演技力によるものだと思う。若い人たちの混沌とした何か、というのは昔からずっと映画になっている。時代で形を変えるけ>>続きを読む

裸足の季節(2015年製作の映画)

3.0

閉ざされた世界の中で、5人の姉妹がそれぞれに選ぶ人生が描かれている。自分の手で切り開く者、忍耐する者、死を選ぶ者、それらを見て末っ子たちが選ぶ道。

観ている者が自分に誰を当てはめるかによって、見方が
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シェイディー・グローヴ(1999年製作の映画)

1.5

見返してみると、この頃のARATAの棒読み感ヤバイな…と思うけど、青山作品の空気は好き。

海燕ホテル・ブルー(2011年製作の映画)

2.0

実に深く、重いテーマなんだけれど、女性の視点としては「ふーん」という感想にもなっちゃうし、若干中弛みもする。この主演の女優さんも、なんか合ってないような…。

行きずりの街(2010年製作の映画)

1.5

阪本順治の作品って、どうも苦手。その一言に尽きる…。

ムーンライト(2016年製作の映画)

2.0

相変わらず続く黒人社会の闇。その中の微かな光を描いていて、リアリティとメッセージがすごい。

がしかし、こういう視点で言えば、もっと良い作品はこれまでにもたくさんあったことと、最後までぼんやりしたまま
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ヴィクトリア(2014年製作の映画)

3.0

ワンカットで140分という実験的な映画。街も、人も、どうやったらこんな風に巻き込んで撮れてしまうんだろうという作品。カメラワーク、すごいな…。
たった140分で大きく変わる人生、体感で時間を感じられる
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コンカッション(2015年製作の映画)

4.0

華々しいスーパーボウル。現在進行形で繰り広げられているスポーツのスキャンダラスな事件を映画にしてしまった(大丈夫なの?という感じ)。アメリカの国技とも言えるアメフトを巡って、精神的疾患の原因を見つけて>>続きを読む

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

4.2

チェット・ベイカーはしぶとい。そういうイメージは抱いていたけれど、転落後から復活までの道のりがこんなにも壮絶だったとは…と思わせる驚きの作品。ヤク中から抜け出せないままの天才だと、少し勘違いしていた。>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

1.5

この症状を多動性障害という言葉で片付けて良いかは別として、障害を持つ子どもと母親の、日常を描いた作品。現実とは余りにもかけ離れている部分が入りこめなかったけれど、少しの願いみたいな気持ちで見守ることが>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.0

ルーニー・マーラの少しずつ変わってゆく、殻を破り、わかってゆく何かを物語の中で手に取るように感じることができるような演技が絶品。とても大きな、真実の愛というようなものを、垣間見る。

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

1.0

わたしには意味が全然わからなかった…。映像としてのセンス的な作品?

君がくれたグッドライフ(2014年製作の映画)

3.0

ALSという病気、そもそも難病に指定されている治療法が見つからない病気全てにおいて言えるけれど、かける言葉が何もない。その行き場のない思いに、誰一人として、医師も含めて、何もしてあげることができないの>>続きを読む

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.0

オダジョーは暗い男を演じたら日本一だと思う。多少の狂気も含めて、なんともいえない雰囲気を醸し出す。そんなに面白い話ではなかったけど、説明しきれない空気感が良い作品だった。

舞台になった函館の街も、作
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.5

ヒーローと呼ばれたハドソン川に着水した飛行機のパイロット、サリーの物語。これまでもマスコミにたくさん報道されていた通り、とても謙虚で目立ちたがることのない、優秀なパイロットだったんだとわかる作品だった>>続きを読む

64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

4.0

前編の勢いは失っていくけど、長かった事件の終焉に気持ちが晴れる。最後まで記者クラブとのやりとりが邪魔だったけど、ロクヨン事件は吉岡秀隆と永瀬正敏、緒形直人の名演技ですごくよかった。

警察のみなさまよ
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

4.0

ドラマでピエール瀧が主演してて見たけれど、映画でも止まらなくなって一気に後編まで見た。出演者、豪華すぎ。好きな俳優が片っ端から出演していて、登場するごとに「おおー!」と唸りました。

報道官の仕事がメ
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スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

1.0

ジョブズの映画は本当にたくさんあるな〜と思う。それだけ、どこを切り取ってもドラマになるような人だったんだろう。

完全に裏エピソードの物語なので、興味のない部分ばかりで終わってしまった感。他のジョブズ
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キャデラックレコード 〜音楽でアメリカを変えた人々の物語〜(2008年製作の映画)

2.5

チェス・レコードのよもやま話。マディ・ウォーターズじゃなくて、レナード・チェスが主役です。シカゴ・ブルースの誕生を知らない人にはお薦め。

ブルースがなきゃ、ロックは生まれなかった。でもこの歴史に詳し
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.5

南北戦争前のアメリカ南部の奴隷制度で、実在した黒人男性の自伝をもとにした作品。奴隷制度を求めた人々に恐怖を感じ、途方もない気持ちになる。今では考えられない、と言いたいところだけれど、根本的にはこの時代>>続きを読む

葛城事件(2016年製作の映画)

1.0

通り魔殺人の死刑囚を生んだ家族と、謎の獄中結婚する女の子物語。何が言いたいのかわからないまま、最後まで。

カルテル・ランド(2015年製作の映画)

2.5

無法地帯とも言えるメキシコの地域に迫るドキュメンタリー。結構エグイ映像も出てくるので、苦手な人は注意が必要です。

正義なんて、この世の中に存在するのかなと思ってしまう内容。政府は悪そのものだし、彼等
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