誠実に冷静に、時にユーモアに富んだ一言で笑いを起こしながら討論する三島の凄さ。
時代の生々しさ。
10代後半からずっと純文学を読めるひとになりたいと思ってた。
この人の作品を読んで自分なりに消化でき>>続きを読む
四年前、午前十時の映画祭で観たときの感想はどうだったかな?と思って探してみたけど記しておらず。
観ている間かなり飛んだしなかなか抜けなかったけど、芯の部分を捉え切れていないもやもやした気持ち。
それは>>続きを読む
靴磨き職人のありふれた日常がカラフルになるようなある出逢いと、その周囲のひとたちによるやさしい物語。
画面のバランスと、80年代頃の日本のテレビドラマみたいな温かいような冷たいような色味がとても好み。>>続きを読む
いのちを食べる、ということ。
小学生の頃、近所にあった精肉店の作業場には皮を剥がしてきれいに掃除した牛や豚が吊るされていました。
でも、生き物をつぶして食べるということを頭では解っているつもりでも>>続きを読む
皮肉なジョークでいっぱいに思えるのに、笑うに笑えない不思議な映画。
淡々と描かれる日々と棒読みの台詞はほんとうの自分を隠しているから?と思うも、物語が進むうちみんな本音しか言ってないように感じる。
物>>続きを読む
辻村深月原作の特別養子縁組がテーマのミステリー、上映時間140分と聞いて重め長めを覚悟して臨んだけれど、想像していたような重さではなくて。
ものすごく丁寧に描かれた、やさしいヒューマンドラマという印>>続きを読む