テンポよく展開していく中で、印象的なセリフや色の使い方とか凄く面白かった。中でも、ブランシェがファビンを置いて、いきなり走り出すシーンがキュートで愛くるしくてすき。
静かに時間は流れていくけど、一つひとつが魅力的な画に引き込まれて時間をあまり感じなかった。
あだ名で呼んでくるところ、あだ名が日によって変わるところ、パンチしてくるところ、ヘラヘラしてると思いきやたまに真面目に語り出すところ、夜にいきなり電話かけてくるところ、ずるい。ずるいんだよな。
ファーストシーンの引きの雪景色とその中にいる中山美穂に惹きつけられた。
「僕」の強がり方に少し共感した。魅力的なあの娘は120秒待ってもやって来ない。
コロナワクチンに苦しめられてる時に見たから映画の世界観と現実がごちゃ混ぜになりそうだったワラ
作中ではもっと投げかけてるもの、感じさせるものがあったと思うけど多くは汲み取れなかった。なにより音楽がかかるたびに感じる高揚感は不思議な体験だった。
道はどこかに続いているものだ。
このセリフは目的地たどり着くか分からない道で車を走らせているシーンに言われたセリフ。
地震という困難によって先が見えないけど、それでも前を向いて進めば希望の道へと続いて>>続きを読む
ジグザグ道3部作の始まり。
映画に対して見方が広がるような作品だった。
コンジュに障害がない妄想の世界は非現実的な世界のはずなのに、リアルで静けさがあるそのシーンが本当は実在した時間なのではないかと現実的に感じた。
愛はコンビニでも買えるけれどもう少し探そうよ。スピッツの「運命の人」からの引用にニヤリ。
夢を追うことって素晴らしいと思う。モヤモヤ妥協して生活するな夢を追っていたい。でも、いつまでも追っていて良いのだろうか?それとも、いつかは自分で心に決めないといけないのだろうか?
大人と子供、大人と大人、子供と子供それぞれが互いに思い感じることがあり、それらを抱えもがきながら一日いちにちを生きている。
映画の中では殺しでも一般的な真理を変えても何をやっても自由。映画に対する見方がさらに広がった。