hitsujiyagiさんの映画レビュー・感想・評価

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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

超絶爽やかイケメンなのに生粋のサイコパスというギャップがこの話の肝だったので、いろんなサイコパス役を演じてきた阿部サダヲが演じると楽しみかたは変わる。ただし、原作を読んでいなかったら、あるいは原作を意>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

親の死に様はもしかしたらその生き様よりも子どもに大きな影響を与えるのではないかと思う。チャーリーの娘エリーは父の最期に接したことで、父からの愛を感じたことで、彼女自身の人生を取り戻してほしいと思う。宗>>続きを読む

パレード(2024年製作の映画)

3.7

マイケルが古い映画を観ているシーンで、こういう昔っぽいのには中島歩が出てきそうだなーと思ったと同時に登場したので少し笑った。さすがレトロイケメン。

ストーリー自体は使い古された感があるし、それぞれの
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.4

加賀まりこの衣装やヘアスタイルが質素だけど色づかいなんかが素敵だなぁと思って見てたら、エンドロールで専属のスタイリストとヘアメイクの存在を知る。さすが大女優。

近所に騒がしい人や迷惑行為をする人がい
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シェル・コレクター(2015年製作の映画)

2.4

途中から考えるのをやめて、海の美しい映像に集中するとそんなに悪くない。ラストシーンの橋本愛の衣装の丈が気になったけどこれも考えないようにした。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.3

3人目の被害者になった吉岡秀隆の話を聞くと、役人にも言い分はあるんだろうし、正義っていうのも人それぞれ。

資本主義もここまできたら貧富の差が開く一方だし、生活保護にしても諸々の手当も「審査」がどこま
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.3

雨の日のマネージャーの行動からのすれ違いからうんざりした気持ちで見た。とにかく憎たらしくて痛々しい。いや、そう思わせるってことは桜井ユキの演技が上手いのだろう。石田ゆり子はずっとかわいかった。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

ひとりの人生の数日をスパッと切り取ってそのまま見せられているよう。そこには何の説明もない。前半は主人公・平山のセリフさえもほとんどない。だけど平山の見る世界が美しく愛おしく思える。妹から父親に会わない>>続きを読む

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

3.5

宇宙船さえ歌舞伎町ならそういうこともあるかもねと作中全ての出来事に違和感がない。物騒で瘴気渦巻くこの街を離れられない人たちの心温まるハートフルSFコメディというところだろうか。伊藤紗里×宇宙人つながり>>続きを読む

おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

2.0

中島健人ファンの友人と鑑賞。記者会見のシーンでのマイクの持ち方がいかにもアイドルらしく、今にも歌い出しそうだったのが微笑ましい。堤真一と尾野真千子の無駄づかいっぷりには脱力感を覚えた。犯人の動機にも突>>続きを読む

宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

3.0

ハートフルSFコメディ。美味しい焼肉が食べたくなった。

オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

ひさしぶりに観たトムハンクス主演の映画。やっぱりハズレがない。高齢になると他者との関わりは大事。隣人のマリソルがときどき森泉に見えた。

リカ ~自称28歳の純愛モンスター~(2021年製作の映画)

3.0

他のレビューでも触れられている「シュッ」の連発にはさすがに笑い声が漏れてしまったが、舞い降りるときなどの身のこなしは美しい。狂気じみた笑顔、泣き顔、睨みつける表情、撃たれたときさえも美しさは崩さない。>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.5

これはひさびさに見たことを後悔した作品。登場人物全員の行動が不可解。ただただ不快にさせられるだけ。香川照之の食べ方が異常に汚いのが不気味で良かった…って、2時間観ての感想がそれだけかと思うと少し笑った>>続きを読む

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.5

散らかすだけ散らかすわりに、エンディングまでにしっかり伏線は回収。2030年までもうしばらくあるけどマッシュルームヘアやハイウエストに違和感はないのも興味深い。個人的には河童伝説の秘密のくだりが好き。>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

3.0

驚きのない展開。まあそうなるよねと納得させながらのストーリー展開。北村一輝と松田龍平は余すところなく活かしているというか活かし過ぎていてある意味シラける。田中泯と市川実日子はもうちょっと欲しかった。連>>続きを読む

99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.8

最近、地上波全話をparaviで一気に観た勢いで鑑賞。

ストーリーを組み立てる検察官、それに沿って判決を下す裁判官、レールに乗ってしまったら有罪は免れず人生を狂わされる人々にスポットが当てられるとい
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.0

ふたりの母親というより、ふたりの子どもの話。辛いときに寄り添い味方になってもらえた朝斗、そうじゃなかったひかり。血が繋がっている故の甘えは親のほうが大きいのかもしれない。

朝斗の存在と、朝斗の養親夫
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望み(2020年製作の映画)

3.8

息子の潔白を信じる父と、たとえ加害者だったとしても息子の生存を祈る母。どっちも地獄だけど、何を犠牲にしても子の生を諦められないのは産み落とした母親の切ない本能。母親役の石田ゆり子のひとつひとつの表情が>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.8

まあ満足。

途中から瀬戸康史が山崎邦正に見えたり、やたらオーバーリアクションで邪魔だったかなー。瀬戸くんごめん。

カラスの親指(2012年製作の映画)

3.5

面白かったけどちょっと長すぎ。キャスティングにも違和感はなかった。

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

2.0

フィクションとはいえ神奈川県警からクレームがくるのではないかと心配になるくらい警察が無能だったことがただただ印象的。

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

2.8

スマホを落としてはいけないという啓蒙ビデオ。気をつけようと思った。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.3

あらー、これはダメよねと思いながら鑑賞。恋というよりまるで罪か罰かのような、激情に飲まれることは抗えなくて、年老いたときに振り返ると、それもまたいいものなんじゃないかと思う。周りの友人や大人たちがそれ>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.0

フツーに面白かった。小池栄子はこういう役本当に似合う。飯尾の耳が無駄に良かった。

星の子(2020年製作の映画)

3.3

宗教ってなんのためにあるんだろう。宗教が原因で家族が断絶するってよくある話だけど、そこに矛盾は感じないのだろうか?と思う。笑っているけど幸せそうに見えない原田知世が印象的。

芦田愛菜は思い切り笑った
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