もへじさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

もへじ

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キングダム(2019年製作の映画)

4.0

大沢たかおの説得力。本郷奏多の歪んだ顔のハマり具合。主役2人の頑張り。素晴らしかった。アクションもスケール感もすごく頑張っていて、あまり期待してなかったからか、全然ショボく見えなかっただけでも万々歳。>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

4.4

決してチェイニーを批判するだけの映画ではなく、そのような体制がまかり通る制度、それを間接的に支える我々が批判されていると感じた。チェイニーはむしろ、これはこれで筋が通った好ましい人物であるようにみえた>>続きを読む

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

1.7

近年の劇場版はミステリではなくアクションということは前提として理解しているつもり。アクションということは前作を超えるべく諸々が過剰になっていくのもまあ仕方ないとは思う。それでとりあえず舞台を海外にして>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.4

素直に気持ちよく面白かった。いま我々が観たいものを期待通りにみせてもらった感じ。映画はナマモノだなと改めて思った。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.6

本人達だから、素人のはずなのにこんなにちゃんと映画になってるとか、最後の実際の映像への繋がる説得力とか、あらゆる意味で凄いのであって、本人と知らずに観たら多分普通の映画と思うだ気がして、そのことがまた>>続きを読む

カイジ2 人生奪回ゲーム(2011年製作の映画)

2.0

内容的にお金かけずに作れるからGOサイン出たのかな…?映画としてどうこういうものでは、最早ないですよね。俳優達を愛でるだけで、ある意味期待以上でも以下でもない。

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

2.4

いろいろ持て囃されているのを聴いたので観てみたけど、まったくノリきれなかった。一番ブレなかったのは玉座に忠誠を誓い続けたあの人で、主人公も悪役も含めて、芯がゆるかったように感じた。戦闘シーンの映像も物>>続きを読む

コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道(おうどう)(2017年製作の映画)

3.0

アニメ版と変わってるポイントを知らずに、復活を観た後に観た。完全に順番間違ってました。シャーリーの件は、シャーリーの取り扱いをこのようにすること自体が目的というよりも、50話を6時間にまとめるに当たっ>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

DolbyATMOS吹替。アメコミもマーベルもスパイダーマンもそんなに興味はないけど、本作は観てる間ずっと最高な気持ちに満たされていた。映像もお話も遊び心もメッセージもすべてが良かった。IMAX3Dで>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.2

最初と最後のカットの対比がとても印象的。確かに劇場で観られてよかった。とても綺麗で丁寧な映像だったけど家で観てたらちょっと飽きそう。Netflixしかお金を出さなかったのもわかる。淡々とした映像を丁寧>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.7

あんまり期待してなかっただけに、かなり好印象だった。双六がビデオゲームになって、いろんな描き方が現代版にアップデートされてるものの、お話としての本質は前作と同じでちゃんとジュマンジしてた。笑いどころも>>続きを読む

コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

4.7

とても面白かった。最高の蛇足だった。これだけ全キャラのファンに目配せしながら、前シリーズをぶち壊さないギリギリのラインで話をつなげて、今回の敵役にもそれなりの動機を与えて、歌舞伎的に皆が観たい画を観せ>>続きを読む

ねことじいちゃん(2019年製作の映画)

3.7

エンドロールがオチだった。猫演技、猫演出の自然さは流石。人間たちのお話に付かず離れずでくつろぐ猫たちが素晴らしい。猫故にアドリブになってる所作も良い。やはり(?)観客層はかなり高めで、高齢者あるあるっ>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

観客の想像力を掻き立てる演出が見事。絵面としては二つの部屋でほとんど主人公だけにピントが合ったシチュエーションながら、飽きることなく観られるのが凄い。オチがちょっと弱い気がしたけど、あまり複雑にして冗>>続きを読む

コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道(はんどう)(2017年製作の映画)

3.0

断片的な情報をポンポンと繋げられても逆によく分からない。既に一通り観て、中途半端に少しだけ覚えてて殆どを忘れてるから、現時点で何が既知なのか分からなくなって逆に混乱するのかもしれない。

コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道(こうどう)(2017年製作の映画)

3.0

全50話を一気に見直すのは辛いので新劇場版前のおさらいとしては良かった。けど、色々説明がカットされてるので、初見の人にはどう観ているのでしょうか。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.2

大好きジャーナリズムもの。どこまで実話でどれくらいフィクションなのか知らないけど、熱いお話だった。日本のサラリーマンジャーナリストの場合は、立場や生活と社会正義を天秤にかけられるような人はそもそもマス>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

綺麗な童貞バンド物語。こまけーことは気にせず、とても気持ち良く観られた。お話上の兄貴の取り扱いが良い。

七つの会議(2018年製作の映画)

4.1

これは確かに顔相撲。映画としてどうかは置いておいても、日本のサラリーマンとしてはこの類のお話にはやはり色々考えさせられる。ここまでではなくてと小さな不正義は掃いて捨てるほど蔓延っているわけで、最後の八>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.3

プロジェクトとしての月着陸はなく、ニールアームストロング個人の目線からの月着陸を描いたものは少なくとも自分は初めてで新鮮だった。セッションとララランドとコレを作れる監督氏がすごい。

劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.5

平成も終わろうというこのタイミングで全力の80年代的作画脚本で新作劇場版を観られることに、何だか終始ニヤニヤしてしまった。舞台設定だけが現代になってスマホとかドローンとかAIぽいものとか無理やり出して>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.0

序は初見。ここまではTVシリーズとほぼ同じなんですね。しかし今改めて観るとあまり楽しめなかった。大人たちの言動の筋が通ってなさすぎる、人類の存亡を賭けた作戦と言う割には無為無策の特攻、序のラストたるヤ>>続きを読む

緊急検証!THE MOVIE(2019年製作の映画)

4.0

CS版は全く知らない。特別料金でレイトショーでも安くならないなーと思っていたらスプーン曲げ用のスプーンをプレゼントされた。映画作品として面白いかとか、人に勧められるかといったら全く以てNOではあるけど>>続きを読む

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel II. lost butterfly(2019年製作の映画)

3.7

10年前に原作既プレイ。界隈が何だかザワついていたのでとりあえず観に行ったものの、3部作の2作目ということすら気づいていなかったのは自分が悪い。確かに、アニメーションとして、とてもお金掛かってる感じで>>続きを読む

娚の一生(2015年製作の映画)

3.6

原作既読。ただひたすらにトヨエツをみる映画。他の誰であればこの役を実写でできるか。

日日是好日(2018年製作の映画)

4.9

お茶とは、フード理論の究極の実践編なのかなと。お茶淹れて飲んでるだけなのにこんなに豊かさを込められる茶道ってすごい。静かな音が大事な映画なので、こういう作品をこそ映画館で観られて良かった。水と音とお湯>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.6

ブラッドリークーパー凄い。描き方もラストの流れも大納得だった。アリーが良い人過ぎるのは映画の嘘として許せた。元々のレディガガを知らな過ぎたのも、先入観なく素直に観れた要因かもしれない。曲も良い。

ジュマンジ(1995年製作の映画)

4.2

思い出補正が極大。でも改めて観ても、なかなか良くできていると思う。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.0

古典のお勉強として。イタリアマフィアも日本の極道も同じようなロジックなんだなと。両者ともそもそも、会社の経営者みたいというか、何ならストーリー構造はビジネス映画みたいだなと。当時の映画として何が凄かっ>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.4

さもありなん。あまりにも詭弁な組織犯罪の正当化ロジックを会議で決定していくくだりが、公僕業界でさもありなんという感じでリアルだった。綾野剛すごい。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.7

観ていて、最高に気持ち良い。そもそも、そこに酒がある限り呑むという書痴黒髪少女というだけで、ご飯何杯でもいける。京都は苦手だけど、ディープな所に行ってみたくなる。どういう小説を映像化したらこんなアニメ>>続きを読む

SR サイタマノラッパー(2008年製作の映画)

3.7

師匠レビューで期待値が上がり過ぎていた。決してサクセスしないストーリーだけど、もがき続ける魂のストーリーなのが良い。

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.9

事前に期待した通りの展開、事前に期待した程度の面白さ。夜中のアカペラバトルシーンが最高。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.7

途中まではあまりノリきれなかったけど、最終的にはまあ良かった。人類補完計画的な、生物都市的な発想の起源は、どの作品なのでしょう。