itocoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ロミオとジュリエット(1968年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大人同士の無責任な争いが生んだ悲劇の恋物語。ふたりは ただ愛し合いたかっただけなのに、行き違いにより壮絶な最期となってしまったのがとても悲しい。シェイクスピアのなかでも好きなお話の1つ。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

5.0

ミステリー好きにはたまらない映画。最初はホラーということで怯えながら見ていましたが、タイムループなのに(だからこそ)テンポが良いし、観客も一緒に犯人探しをするので全然飽きない作品で、いつの間にか集中し>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

口癖がNOと言わんばかりの主人公が、YESを使うことで人生が好転していくストーリー。テンポよく話が進むので100分があっという間。そして朝から沢山笑った!!今だからこそ、元気が出る映画としておすすめし>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後まで、美しくて儚い世界観に魅了されました。どこを切り取っても幻想的な世界。でも、これはエリオ目線だからきらきらとして見えたのだろうなと思うシーンが多々あり(オリヴァーは同姓愛の苦しみが見え>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

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12歳の少年達4人の冒険友情ストーリー。外の世界の好奇心と、そこに一歩踏み出す恐怖心の描き方が上手でした。

アメイジング・グレイス(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

18世紀英国、富裕商人のウィリアム・ウィルバーが奴隷貿易廃止論に奔走するお話。自分達の利益しか考えない貴族階級の人達の姿は今の日本のよう。「ノブレス・オブリージュ(高貴たる者は、平民=弱いものを助ける>>続きを読む

マクベス(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人間の心が弱ったときの怖さや欲深さがありありと描かれていた。ヴェニスの商人といい言葉遊びが面白い作品です

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

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カズオ・イシグロさん原作。原作はだいぶ昔に読んだけれど映像化を見て、原作の理解がより深まった気がします。映像も音楽も綺麗だけど抑揚が抑えめなので、冒頭から集中して観ることが出来ました。

羊と鋼の森(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

しっとりとした雰囲気の中にも外村の音楽に対する熱い想いや、そのイメージ(森)など、全てが原作の世界観そのままに映像化されているのが原作ファンとして嬉しいところ。久石譲さん×辻井伸行さんのエンディングが>>続きを読む

ハムレット(1996年製作の映画)

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何度か原作をリタイアしてたので映画で再チャレンジ。1996年版は台詞を1つもカットしていないので、上映時間は4時間!!長かった~…。ハムレットは四大悲劇の1つだけれど、因果応報という言葉が好きなので、>>続きを読む

アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

1997しか見たことがなかったので2012版に驚いた。劇場にある舞台を舞台(セット)に使っているので、映画というよりも本当に観劇しているかのような美しい画だった。アンナの情熱さもリョーヴィンの堅実さも>>続きを読む

17歳の肖像(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

退屈で窮屈な毎日から一転、突如現れた憧れのきらきらとした大人の世界。17歳前後らしい若さや危うさがあり、いろいろと失敗しながらも、自分の手で自分の道を切り開いた彼女の姿はとってもかっこよかった。

おと・な・り(2009年製作の映画)

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同じアパートに住むお隣さん。ふたりは名前も顔も知らないただのお隣さん同士で、知っているのはお互いの生活の音だけ。ゆったりとした時間や、日常の些細な幸せを見つけるのが好きな人におすすめしたい映画。ラスト>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ナチス党員で金儲けしか目がなかったシンドラーが「1100人しか」と悔いるシーンで、ホロコーストにより亡くなった人達のことを想像し、涙が止まらなくなりました。

杉原千畝(2015年製作の映画)

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今まで見てきたWWⅡに関する映画の内容がどんどん繋がってきているのを実感し、人種差別や戦争の重みが増していく。杉原千畝は最初から最後まで親切な人だった。

舟を編む(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「今を生きる人に向けた」辞書をつくるお話。恥ずかしながら、きちんとした辞書を持っていないので、これを期に買ってみようかな。「恋」の語釈が最高。

ジョーカー(2019年製作の映画)

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「自分が狂っているのか、世界が狂っているのか」というアーサーの言葉にドキッとした。証券事件での痛快さといい、自分含めいつ誰が彼の立場になるか分からないという不安が恐怖に繋がる映画でした。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

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スペイン内戦により絶望に追い込まれる少女のお話。誰しもが子どものころ憧れたであろうファンタジーの世界(お伽噺)と現実とのリンクがとても綺麗。この映画のキャッチコピー『だから少女は幻想の国で、永遠の幸せ>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

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戦争をすることによる多くの犠牲を物語っている伝記映画。戦場と幸せな家庭を行き来し、PTSDにも向き合った伝説のスナイパーの最期は…ノンフィクションだからこその衝撃のラスト。

ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

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エンデ『はてしない物語』が原作となる映画。原作と構成は異なるけれど、映画もいいお話。嫌なところも好きなところも全部ひっくるめて自分を好きになれるようになりたい。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

理不尽なユダヤ人迫害から逃げども逃げども、行き先道は絶望的でしかなくて…そんなどん底にいるときに彼が弾いたバラード第1番ト短調op.23は綺麗で力強くて、あまりの綺麗さに涙が出てくるほど美しかったです>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

権力による圧力っていうのはこんなに怖いものなんだと実感し、ラストに向かうほど身体に熱がこもっていくのに寒くて寒くて鳥肌が立っていました。特に最後の杉原さんの表情はとても衝撃的で、エンドロールが終わった>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

何度も『この世界は残酷だ そして美しい』(進撃の巨人)という言葉が浮かんでくるほど、残酷で美しい世界が演出、撮影、演技から伝わってくる映画でした。事前に考察を読んでから観に行ったのがとても良かったです>>続きを読む

名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

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やっぱりコナンは昔の映画が神…好き。構成や伏線がとてもきれいで小ネタも多いので、1997~2008年の映画はオススメです。コナン好きにはたまらない一作

万引き家族(2018年製作の映画)

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血の繋がっていない家族のほうが家族らしくて暖かい。治も信代も祥太も、本来は頭が良くて全うな倫理観がある人たちなのだろうと分かるからこそ、観ていて尚辛い。貧困、独居老人、虐待…現実の世界は、映画よりもず>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

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おかあちゃんの生きる逞しさが美しかったです。そして宮沢りえさんも杉咲花さんも演技力が凄まじい…おかあちゃんや安澄の気持ちが痛いほどよく分かるし、現実に向き合えば向き合うほど涙が出てくる。でもその度に立>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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色々なことがぎゅっと凝縮されつつも、リズミカルにどんどん物事が進んでいく感じがまるでジェットコースターに乗っているような映画で。押し寄せてくる恐怖感が苦手ではあったものの、小ネタに笑ったりと感情の起伏>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

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主人公パターソンと奥さんと愛犬の、1日1日を淡々と描いた穏やかな映画。一見同じことの繰り返しのような毎日でも全く同じということはなくて。穏やかな日々を送れることが幸せだと改めて思う素敵な時間でした

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

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映画は初めて観ましたが、原作の世界観がそのまま映画になっていたのが原作ファンとしてとても嬉しかったです。丁寧に生活を送ることを心がけたい。