なおたろさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.6

主人公のビリーがアメリカと中国どちらにも完全にしっくりきてない役だったの良かったな

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

地味で淡々とした画面と物語の持つ強度が素晴らしかった
二元的に良い人悪い人としてるわけではなく震災によって安寧を根こそぎ奪われた後はなあ
三雲さん(瑛太)の様子からも、みんな疲れてたってのは事実だけど
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そして誰もいなくなった(1945年製作の映画)

3.3

原作が傑作なだけにこのラストは好み分かれるよね、という出来
硝酸を舐めて味で確認するのはやめたほうがいいよ

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

静寂が大きな意味を持つ映画、集中力ないから劇場で見られて良かった
最後の1時間を見るために耐え忍ぶ最初の2時間

「きみは母親を殺して、僕は妻を殺した」は良かった。故人が責めてくれないなら自分で自分を
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

無駄なシーンがひとつもなくて素晴らしい
乾いた画面の中で起こるすべてが淡々としていて好み 内容としてはホラーに近い?自分には理解できないと思うものが身近に迫ってくる怖さがあり、終わらないでほしいと思っ
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老ナルキソス(2017年製作の映画)

3.3

老人の性をテーマにする作品めずらし!と思ってそこは嬉しい
自分の変化を受け入れられない人生はナルシストに限らずつらかろう…

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.3

8秒以内に笑わないと締める、のくだり好きで巻き戻してもう一回見た 

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版(1995年製作の映画)

4.3

DVDでは一度見ていたけどやっぱり映画館のスクリーンでこそ映える映画だから観に行ってよかった 
人工化が進むからこそ曖昧になる自己の定義の難しさが印象的
サイボーグの身体で海に沈む草薙、かっっこよかっ
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.9

豪奢なホテルとその裏で警察が集まる部屋を筆頭にホテルマンと警察官の対比が丁寧でしつこいくらいに見せられてよかった

リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様(2020年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

好きなキャラが歌のパートで謎にソロを歌っていてすごかった…

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

美しいな〜
ジェシーが殺された後の展開というか映像?がかなり好み 美しさに殺される人達の連鎖

初恋(2020年製作の映画)

4.1

説明の少ない中で各キャラが引き立っていて魅力的だった〜!!構成もシンプルでわかりやすい。染谷将太とベッキーがバッチバチ
この内容でタイトルを初恋にするセンスが好きだから三池作品を見ているのだな…と思っ
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風が強く吹いている(2009年製作の映画)

3.6

ハイジさんの管理はしたくないから選手それぞれに命令はしないが、努力を軽んじたら怒る部分がストーリー全体の軸になっていてとてもよかった!楽しむことを忘れて没頭した先に故障したハイジが作った寛政大学陸上部>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

3.0

種々のデザイン、音楽、一枚絵としたときの迫力なんかは流石だった!洗練されてて格好いい。
各キャラの人格が薄っぺらく伝わるのが残念だった。中身が詰まった怒涛の映画!というよりも、本来アニメ1クールかけて
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.9

自分は自分をコントロールできるっていう傲慢が見て取れてよかった!アルコールは人間のそばにあり続けるものとしてこれからも良くも悪くも人生を変えるのだろうね

映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

天カス学園のキャラクターそれぞれに印象深いシーンが用意されていて良かった
叙述トリックを使いながらもクレしんでないと作ることができない謎解きは新鮮でした
チシオちゃん好きだった、エンドロールでサスガく
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20世紀少年<最終章> ぼくらの旗(2009年製作の映画)

3.6

「ぼくらの歌」という副題にぴったり。いいラスト、スケール感がすごい。
20世紀少年はミステリーではないと原作者が言っていたらしいから、ミステリーを期待せずに見るのが正解だなと思った。

20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

3.4

説明なく2000年に飛ぶのがちょーーっと残念だけど原作ももしかしたらそういうテンポ感なのかもしれない

SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

かなり好き
ソボクの超能力を初めて人を慰めることに使った海のシーンでかなり泣いてしまった
ソボクはとっくにギホンにとっての何かになっていたんだけどなあ
最後にソボクが自分で選んだ靴を履いていたのが忘れ
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8人の女たち(2002年製作の映画)

3.9

生々しいんだけどどこか御伽っぽくてフランス映画の好きなところ詰まってた

Wの悲劇(1984年製作の映画)

3.8

薬師丸ひろ子が光り輝いている
先輩女優、秘密を抱えたわりに周りにペラペラ喋るなあと思った笑

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.7

Aがいなくなった理由が分からなかった、どっちにしろ自分なんだからよくない?
キャストを知らずに見たので橋本愛が出てきてあまちゃんコンビが揃った時ちょっとうるっときた

罪の余白(2015年製作の映画)

2.9

ラスト次第でもっと面白くなりそう
じっとりした話し方とか無駄では?って思うようなカメラワークとかが気になったかなあ

エリザベス:ゴールデン・エイジ(2007年製作の映画)

3.8

前作からさらに貫禄を増した気高い女王になったエリザベスと、側近やウォルター卿にだけ見せるひとさじの弱さのバランスがよかった。
ちょろっと出てくるエディ

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.9

コナンと赤井秀一、協力関係ではあるけど主義が違うところが見えてよかった!赤井の殺人を止めるコナンをちゃんとかいている
ゲスト声優の重要性がちょうど良い塩梅だったので今後もこのくらいが良い
園子、良いや
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エリザベス(1998年製作の映画)

3.8

義姉の監視下にいながらも恋してるお姫様から女王まで、ケイト・ブランシェッドの振り幅がすごい。聖処女像を見つめながらの会話たまらなかったな。

花様年華(2000年製作の映画)

4.0

湿度を感じる画面と言葉少なな進行に色気を感じる映画。

ホモソーシャルダンス(2019年製作の映画)

2.9

目立たない男を拒絶したことでハブられた女を、その目立たない男が守ることで彼女とゴールイン、ってまさにホモソーシャルとメサコンの好きな流れだ…

あの頃。(2021年製作の映画)

3.4

自分たちを美化も貶しもしない、フラットな視点が良かった
オタクの感じ、空気感がそのまんまでめちゃリアル

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2時間の中でできる精一杯を詰め込んでいる感じ、すごく良かった。各ペアのレヴューでアニメ版を踏襲した台詞や演出があり、それを超えてくるのでなんか泣けた。舞台少女として死んだ自分を見つめるキャラたち、そし>>続きを読む