ほんのさんの映画レビュー・感想・評価

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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

期待値を上回りました。
はじめはコナン的な可視感があって、んー、って感じでしたが、中盤にかけて盛り上がり、最後まで面白かった。

戦争の闇を描いたのは、水木しげる先生の意思を継ぐ表現で、製作陣の熱意を
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みんな〜やってるか!(1994年製作の映画)

3.5

ボケまくる、恐れることなく、次々と。
ビートたけしの笑いが、かなり好きでないと酷評となる作品。
畳み掛ける過ぎる。早いテンポでボケまくるので、ひとつひとつが浅く感じてしまうかもしれない。
くだらないの
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あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

4.3

同じ監督とは思えないほど、前作との振り幅が凄い作品。
削ぎ落とす、極限まで。ミニマル。

当時の評価はわからない、
が、しかし、2024年時点、首の後に観ると、恐らくとんでもない爆上がりだろう。
そこ
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インセプション(2010年製作の映画)

4.4

ノーラン監督作、再鑑賞シリーズ。
何度観ても新たな発見があり、解釈がある。特にラストシーンの含みを持たせる演出に痺れる。この設定を客に伝えるのはスゴイ。緻密な編集に感動した。

が、傑作ばかりで、疲れ
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3-4x10月(1990年製作の映画)

3.8

実質監督デビュー作。
独特の間、テンポ、すでに完成されている。
物語はシュールなヤクザもの。大友の名前あり。酷い笑いも多く、今の時代には危ない。

ヨーロッパよりの作風かなという印象。
ゴダールとか。
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.1

とことん血縁の物語。
撮影、ドキュメンタリー風、アイデアが良かった。

ラストの儀式、やりすぎてて、かなり笑える箇所もあるが、手ブレといい臨場感があり、張り詰めた雰囲気が最後まで続く。
可能性拡がるホ
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.3

前作から5年、流石に年月を感じる。
キチンと北野映画の完結をしている。
3作目にして少し笑いと哀愁が出ている。それでも展開が早く、風景の挟み込みとかはない。ご高齢の親分達が空回りしてるようにも感じるが
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.9

オッペンハイマー公開にともない、再鑑賞。
ジョーカー映画ってほど、キャスティング、演技が完璧。JOKERもヒースレジャーで観たかったな。すごい俳優だ。

善悪の位置がグラグラ。誰が善なのか、バットマン
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.7

深作監督の遺作。
おもしろかったが、小説読んでからのが良いのかも。
ルール説明や社会状況をもっと詳細にわかりやすく説明してほしいです。
しかし設定で既に良作確定。
そして、藤原竜也の演技は、何故か冷め
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.8

今作も良かった。
嫌な感じの小日向さん、最高。
この時点で加瀬亮さん出来上がってて、首へのキャスティングも納得。
名前はわからないが、ドスの効いた演技が凄い俳優ぞろい。本物か?、ってくらいの凶悪さ。
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.6

妙なリアルさが怖い、抗争映画。
展開もはやく、心情を描く前に話が進む事で、北野武作品の哀愁はない、かな。
みな演技が凄いが、特に小日向さんが最高にハマり役。
ヤクザに憧れる者、ヤクザを嫌悪する者、どち
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

日本公開するしないで揉めた作品だが、
日本人こそ観た方が良い。
苦悩する学者、どストレートな伝記物。
私的な意見、日本はもっと早く降伏するべきだったんだと改めて思った。それと同時に原爆を落とすのはやり
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.9

見破れそうで見破れないけど、やっぱりな、と面白いです。
ネットの世界も興味深く描かれていて、この映画きっかけでハッカーが生まれそう。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.1

良いです。
効果音もシンプルで演出にハマってます。
キャスティングも違和感なくベスト。
ダレることなく観賞出来ました。

エイリアン4(1997年製作の映画)

3.5

前作より楽しめました。
そして、完結に相応しい内容だったと思います。
シリーズ通してのお約束もキッチリ盛り込まれているし。
ジュネ監督の良さも出てて満足。
勿論、4作品、どれもそれぞれの監督らしさは出
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デッド・ボディ 死体の行方(2016年製作の映画)

2.9

音楽が良かった。
内容は、まあまあでした。
ラスト、どうなの?
ありがちでは無いが無理があるでしょ。

エイリアン3(1992年製作の映画)

3.3

期待値は超えなかった。
デヴィッドフィンチャーということで、過度な期待をしていた。
前作のが好きかも。

エイリアン2(1986年製作の映画)

3.7

贅沢な作品。
大きな設定変更もなく、続編してます。
CGではなくセットで作り込んでいるので、光の加減等、リアル。
エイリアンもCGじゃないから出る粘膜の感じが気持ち悪くて、最高。
このシリーズは監督も
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コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

3.1

キャラとしてCG化するという先取りの設定、良かった。
が、いま少し入り込めなかったかな。
途中から幻覚世界にならずに、俳優の世界でのキャラの葛藤を描かれて欲しかった。

ある用務員(2020年製作の映画)

3.3

おもしろい、ですが、これを経て、
ベイビーわるきゅーれ、を製作しようと決めた監督、するどい。
作中でも、あの二人は特にキャラが立っていたのでアイデアが湧いたのでしょうか。

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.8

アリアスター監督も影響を受けたとの作品。
サスペンス要素もあり楽しめます。
不思議と多幸感溢れる内容です。
マイノリティの誤解と悲劇。

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.0

実話ベース、これが。。
ちょっとした計画が泥沼化していく様を苦笑いしながらも楽しく観られる。
かなりシリアスな話だが、コーエン兄弟のセンスでコミカルに描かれている。
ブシェミさんの演技最高。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

5.0

なにも言うことない。
名作。
このレベルのストップアニメーション、今後製作出来るのだろうか。途方もない時間。
カメラアングル、素晴らしすぎる。
アタリの声、最高。

ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

4.6

誰もが知るような名作ですが、初めて観ました。
子供向けの物語ですが、実はメタ構造になっていたりおもしろかったです。キャラも脇役まで際立っているし、セットも良いです。ファンタジアの崩壊の原因もなんだか深
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.6

長いですが、画面を眺めているだけでも面白いです。コスチューム、CG、楽しめます。
あと前作を見直しておくこと必須。
魂を揺さぶる感動こそありませんでしたが、観て損はしないです。

なんだかんだで、私的
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オールド(2021年製作の映画)

4.1

設定に無理があっても、さすがはシャラマン監督、楽しめます。深く考察せずに鑑賞した方が良いかと。
人生の根本、生病老死を考えることができる。良作。

KUSO(2017年製作の映画)

4.3

この時代に、ここまで振り切れた作品は珍しいかも。天才の頭の中、ハイパーバットトリップムービー。
ホドロフスキー的呪術もかんじられるが、徹底して下品なグロ描写なので神聖なものにはなっていなく、そこが良か
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あなたを見送る7日間(2014年製作の映画)

3.4

よく出来すぎてる物語。
アメリカンな大衆映画。最後は全てを許し合う的な。
これくらい皆んな物分かりが良ければ最高かも。わだかまりも流して受容。
もちろん後日談はないが、今後も楽しみな家族関係。笑いのセ
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.4

前作に続き最高でした。
私的にはアクションと日常のバランスもちょうど良く、無駄の無い無駄センスに磨きがかかっていた。
どんどん続編を作ってほしいです。

ショッカー(1989年製作の映画)

2.9

無茶苦茶で面白い、かな。
設定は破綻している。
新しいことにチャレンジはしている。
しかし些か、強引すぎるので、もっと丁寧に物語を進めて欲しかった。

エルム街の悪夢が傑作すぎる。

レッドソニア(1985年製作の映画)

1.8

雑誌である漫画家がベスト10に入れていたので鑑賞。
セットがスゴイ。しかし、脚本はグダグダ。戦闘シーンもだるい。防具も付けずにセクシーな衣装で戦うソニアにも冷める。
経済的に良かった時代の金をかけた駄
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エスケープ・フロム・L.A.(1996年製作の映画)

3.3

娯楽映画。
スネークがシブい。
いい時代のCG処理。
ラストもカッコいいです。

チェイサー(2008年製作の映画)

3.9

非情な性風俗と無能な警察、そして人の心を取り戻して犯人を追う主人公。
何度も釈放となる犯人、動機不明。
最後まで張り詰める緊張感。
殺人の追憶もそうだったが、韓国って警察のダメさをキチンと描きます。
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反撥(1964年製作の映画)

3.6

銀熊賞受賞。
当時は絶賛されただろうけど、ポランスキー監督がのちに性暴行で逮捕されるかと思うと感慨深い。
男たちの欲望で精神破綻するキャロル。
今こそ見返す価値があるのでは。

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

4.1

ただの残酷ムナクソ映画ではない。
最後までキチンと観ることで、途中の仕掛けの面白さがわかる。
心理的に嫌なところを付いてきて、気分は悪くなるが、それは刺さっている証拠。
虚構の暴力を楽しんでいるが、そ
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PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

3.7

独特の緊張感とユーモア。
あえて不幸を選択してしまう性は、誰にでもあるのではないだろうか、奥深くに。
人間心理学的な面白さ。
脚本が良い。

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