ホシさんの映画レビュー・感想・評価

ホシ

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映画プリキュアオールスターズF(2023年製作の映画)

3.5

プリキュアの歴史とファンの声援を抽象化し、黒幕とストーリーに落とし込んでいるのが見事。
劇場特典のミラクルライトの演出にも参加性が増す。

また、各世代のプリキュアをシャッフルしたチームアップが上手す
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

トランスフォーマーからしか得られないロボグロ感。ビーストをもっと見たかったが、VFXとアクション演出には概ね満足。

一方で、主人公とロボの関係性の描写に追い付けなかった。ミラージュとの信頼関係を築く
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

アメコミが持つ特徴として、同じ作品に複数のアーティストが参加することで、エピソード毎に(画としての)異なる表現技法が用いられる点がある。一人の漫画家が作品を作る日本のマンガと大きく異なる点だ。

その
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.3

ジュラシック・パークを裏切ってくれた前作ラスト、そこから何故またいつものジュラシックをやってしまったのだろう。
序盤のビル群を翔ぶプテラノドン、その続きを見せてくれ!

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

痛快でなく、驚嘆でもなく、歓喜もない。
けれども、一生で何度でも見たい一本。

一作目からの成長を通して、自分はネビュラに共感してしまう。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.8

強引な展開でも納得出来てしまうキャラクターの強さ。

マリオ自身は決して映えるキャラではない。
お世辞にも可愛くない、ヒゲでオーバーオールのオジサン。
が、30年のゲーム体験で積み重なった「遊び」が、
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

グリッドマンという作品が無ければ、その後の作品は無かった。
SSSS.GRIDMANが成功しなければ、SSSS.DYNAZENONは無かった。
全てはグリッドマンから始まったグリッドマンユニバース。
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

2.5

「なりすまし」がテーマの映画。
タイトルについて、広告戦略としては注目を集めやすく成功かもしれないが、作品の内容とはマッチしていない。例えるなら、洋画の邦題を付ける際にストーリーの上辺だけなぞって改悪
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

3.0

ベトナム戦争における米国軍内での黒人差別を知るために視聴。
フィクションだが、資料映像として当時の刺激の強い映像が差し込まれるため、視聴には注意。

LA 92(2017年製作の映画)

-

1992年ロサンゼルス、警官の黒人に対する暴力行為をきっかけに起こった大暴動をまとめドキュメンタリー。
当時2歳でこの事件について全く知らなかったため、こんなことが現実に起きていたのかと衝撃的だった。
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マーシャル 法廷を変えた男(2017年製作の映画)

4.9

1930年代の黒人差別の色濃い時代、レイプの疑惑をかけられた黒人を黒人弁護士とユダヤ系弁護士が弁護する、実話に基づいた映画。

偏見からもたらされた疑惑の真相は、更に根深い偏見によって明かされることに
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13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

-

“犯罪者を除いて”奴隷制を禁止する米国憲法13条。リンカーンの奴隷開放宣言以降の黒人差別について、歴史的・政治的背景を分かりやすくまとめた一本。
BlackLivesMatterの背景を学ぶためにオス
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

4.7

面白かったなぁ。

序盤で生ゴミ漁ってるユニコーンが本作の世界観の全て。秀逸すぎるワンカットだった。

全体を通して、冷静に見ると割とワケ分からんシーンだらけだが、「魔法の世界ってこんな感じでしょ?」
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プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.5

5分間だけスーパーパワーを得られるドラッグを巡る物語。
3人いる主人公は掘り下げが弱く感情移入こそ出来なかったが、逆に俯瞰で見ることによって全体把握が出来るストーリー構成。

レイチェル: 黒人と名乗った女性(2018年製作の映画)

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性別におけるトランスジェンダーのように、人種におけるトランスレイシャルという言葉があることを知った一本。

アメリカの出生届には親の人種を選ぶ欄があるのね

チェルシーが考える: 私と白人特権(2019年製作の映画)

-

白人は訴える、自分達に特別な事は無かったと。
黒人は訴える、それは白人だから分からないのだと。

黒人非特権という単語が印象的だった一本。

ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

凶悪な宇宙生命体ヴェノムに寄生されたジャーナリストが、宇宙開発企業の闇と戦うお話。
「凶悪な」と言うが、見え隠れするお茶目さが面白い。恐ろしく気持ち悪い見た目のヴェノムだが、寄生先である主人公エディブ
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ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

3.0

息子を追いかけるために平然と車で車の上を走る男、それがジョン・マクレーン。
昔の彼なら自らのイカれた行動に満足しながら、イカれた笑い声をあげていた。
シリーズ5作目となるともはや笑うこともせず、俺は息
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ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

4.2

前作までの午後ローのような古き良き洋画感は無くなり、テーマも含め現代チックになった今作。
自分にとってはこのような現代作劇の方が見易く思えた。年代のせいかしら。

高度ITによる支配を描いた作品だが、
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.7

設定は荒唐無稽だが、シリーズのテーマに立ち返るような内容にハッとさせられる。
冒頭のお決まりのフレーズ「目に見えるものが真実とは限らない」と、劇中に何度も出てくるセリフ「本物も偽物もない、信じればそれ
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ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

4.0

シリーズを重ねる度に増えていくナンバリングとクレイジーさ。
ブルース・ウィリスとサミュエル・L・ジャクソンが街を舞台にした謎解きゲームを楽しむお話。

爆破やアクションの迫力は凄まじいが、人間ドラマや
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

3.5

軍大佐のクーデターによる空港テロと戦う銃爆撃映画。
ホンモノ飛行機の大規模スタントアクションが凄まじい。
前作に比べ主人公ジョン・マクレーンの戦略的な動きが少なくなりカンに頼り過ぎる印象を受けたが、ク
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.3

高層ビルを乗っ取ったテロリストと、ビル内に居合わせた警察官の銃撃・爆撃戦。
孤軍奮闘するブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーンが痛快で気持ち良い。

また、外部からジョンと交信するパウエルの存在が
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スパイ in デンジャー(2019年製作の映画)

3.8

皆が憧れる凄腕スパイと、人を傷つけないガジェットを開発する変人エンジニアのバディムービー。
スパイとは言うものの、潜入捜査のようなシチュエーションは無いので、エージェントと捉える方が理解しやすい。
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.0

何を説明してもネタバレになりそうなストーリー展開。コンフィデンスマン見習いのモナコのキャラクターがはつらつとしていて良い。
ドラマ版は未視聴だったが、十二分に楽しめました。

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.8

政府に認可された悪役達による特殊チームを描いた作品。見たかったのは悪役チームならではの思想や働きだったが、悪役にも葛藤があるということなのか、ヒーローのチームアップと大差ない展開となってしまっている点>>続きを読む

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.1

言葉を伝えるには正しい器がある。
ヨルシカの音楽も映えて心地よい。

月影の下で(2019年製作の映画)

3.0

サスペンスだと思ったらSF。
SFだと思ったらハートフルムービー。

ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.0

CGリメイクするに辺りCGっぽい画作りになるかと想像していたが、実際には原作のアニメ映画をかなり再現していて驚かされた。ハイエナのチェンジのような改変もあるが、ストーリー性が増していて説得力がある。>>続きを読む

紅海リゾート -奇跡の救出計画-(2019年製作の映画)

3.5

キャプテンアメリカもといキャプテンイスラエルが活躍する、事実に基づいたストーリー(かなり脚色はされているらしいが)。

嵐の中で(2018年製作の映画)

4.0

ありそうでないものを見つけていく物語。
1989年と現代が錯綜することで見えてくる事実と、新たに作り出される記憶。

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