もいじょいさんの映画レビュー・感想・評価

もいじょい

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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

「ロマン、集めました」

ゲーム 映画 音楽 カルチャー そこらじゅうに散りばめられた小ネタが私たちの青春を思い出させてくれる

実際 ガンダムは偉大なアニメとして存在こそ知ってはいるけどそこまで履修
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.2

自分で扉を開けることが出来なかった 孤独な最後の皇帝

冒頭から流れる坂本龍一のあまりにも有名な一曲が、物語全体の荘厳さとそして相対する無常さを感じさせる

教科書の一端でしか知らなかった 数十年前の
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

幼少期から 周りの子が見向きもしなかった「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズにハマり 水木しげる先生の妖怪図鑑を図書館で借りまくった日々 その思い出が報われる日が来るとは

因習村だの 癖なバディだの言われて
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(2023年製作の映画)

4.6

とにかくすっ飛ぶ首! 吹き飛ばせ倫理観!年齢と台詞の聞き取りづらさはご愛嬌!

加瀬亮さんの怪演は目を見張るものがあります 脅威の信長像 これぞ己の欲に忠実 そして人心掌握(強制)のプロ
中村獅童さん
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

4.3

カセットテープは湿気に弱いしマイケル・ジョーダンモデルは今も80年代も大人気

ポテチ(2012年製作の映画)

3.3

気軽に観られるのが◎
「間違えて良かった」この言葉とタイトルの意味がわかった瞬間 思わず笑みが零れる
ポンコツ中村は もう濱田岳しか想像できない

伊坂作品お馴染みの泥棒兼探偵である黒澤(大森南朋)が
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

4.0

定期的に観たくなる 心に残る作品
原作も込みでぜひ

伊坂作品には 許されない「絶対的な悪」が登場することが多いのだけど 今作はその「悪」から生まれた子が 如何にして「悪」と立ち向かうかという物語
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.2

ベネディクト・カンバーバッチ主演 ウェス・アンダーソン監督ショートフィルム
原作は存じ上げなかったけど さすがの映像美

40分という短さで魅せる場面転換と怒涛の台詞回しはテンポ良くて気持ちいい

老人と海(1958年製作の映画)

4.0

大学時代 文学部という事もあり 古典/現代 海外/日本文学を読み漁った中の一つ 読了後あまりにもしんどくてやるせなくて つらくなった覚えがある
ページ数は少ないが内容の濃さはどんな長編にも負けない
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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

3.0

原作好き&キャスト豪華なので鑑賞
もうとにかく女性陣の顔面が全員優勝です

一度読んでしまったが故の新鮮味がないのと(それは仕方ない)この監督独特の「ギャグタイム」待ちがあって間延びしたのがなんとも、
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陰陽師 〜おんみょうじ〜(2001年製作の映画)

4.0

幼少期から好きで 何度観たかわからない
・厨二心をくすぐる「陰陽師バトル」
・絶妙なB級バトルファンタジー
・安倍晴明=野村萬斎の等式がDNAに刻まれる
・真田広之はいつでもかっこいいし この時はハ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.3

後述
しっかりまとめて感想を書きたいけど きっとまとまらないと思う

泥棒役者(2017年製作の映画)

-

丸ちゃんと充希ちゃんがかわい~~~~~!!!(語彙力)

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.5

《公開初日鑑賞》
在りし過去、謎の美女から聞いた「この世で最も黒く邪悪な絵」を求めて、大人気漫画家 岸辺露伴はルーヴル美術館へ向かう

凄まじいモノを観てしまったッ、、、!!
高橋一生恐るべし 正に岸
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.8

「ここまで時間を費やしてきて何も残らないはずがない」
「何かを成し遂げなければ」
「何者かにならなければ」

今の自分に痛いほど刺さる作品だった
友達は成功してキラキラ充実した生活を送っている
親は自
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.2

あの頃の楽しさを忘れてしまった君へ
日々に追われて ''今日''を大切に生きることが出来なくなっている君へ
僕達はずっと側にいるよ

ディズニー屈指の人気キャラクター「くまのプーさん」から 人間の「ク
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.3

全てのシーンが絵画のようで ウェスの世界観に包まれる 「キタキタ」という感覚
例のごとく詳細なストーリーはほぼないので、理解するのに頭をフル回転していたが、現実と舞台上のシーンを色彩の有無で分けたおか
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

小さくも温かな街で平穏な日々を過ごす家族、繋がりの強い街の人々
その暮らしが一瞬にして 激変する

宗教の派閥による争いは 私には到底想像がつかない 「自分とは考えや環境が違う だから排斥しよう」とい
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.3

「これ2時間以内でいけんの??!!」
「あと30分で収拾つくの??!!」
「えっ 急に終わった??!!」
こんな感じで実にテンポ良く(?)観られました

実は初見 、というか原作小説を持っているため、
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.0

「内容は知らないけど この曲は聴いたことがある」
映画に明るくない人からでも そんな言葉はよく聞く

様々な要素が重なり合って、ひとつの映画になる
そのなかでも「最も感情を強く伝える」ことができるのが
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

やっっっと観られました
やっぱり何よりも映像美 世界観 さすがの
新海誠ワールド

観ている途中で岩戸鈴芽(イワト スズメ)って日本神話の「アメノウズメ」と「天の岩戸」か!!これは大発見!!と思って
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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.6

「引越しは戦です」
江戸幕府5代将軍・徳川綱吉の治世真っ只中 、幕府の権力を維持させるため 各藩は国替えを強いられていた、、

一国まるごと総入れ替え 距離も金もかかる
現代では想像できないほどの規模
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

正に不運のピタゴラスイッチ 仕事なんて放ってさっさと新幹線から降りたい!そうはさせてくれない数多の殺し屋たち!血塗れた列車内!ファッキンクレイジーな日本風景!
でした笑

伊坂幸太郎作品をハリウッド映
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80日間世界一周(1956年製作の映画)

4.7

初めて観たのは大学の講義 あまりに心躍る作品だったので何度も見返している

自動車も飛行機も無い時代 まして治安の保証もないご時世に
「80日間で世界一周してみせる そして時間きっかり このクラブに
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.0

もう何度観たかわからない でも何度観ても毎回新しい発見があって本当に好き
なぜソフィーは呪いをかけられたのか
なぜ魔法使いたちも存在する世界で戦争が起こったのか
この作品はけっこうストーリーが難解な
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.3

苦しい
心臓が痛い
観ている最中 自分が自然と息を止めていたのだと気づく

主人公を絶えず追うワンカット(風?)のカメラワークが画面越しで観ているはずの自分を戦場に引き込ませる手法は本当に圧倒された
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.5

全世界で大人気の小説『デタリュス』
各国同時発売に向けて、秘密裏に集められた優秀な翻訳家たち
厳重な管理の元 翻訳を進めていく彼らに届く「新刊の冒頭を公表しろ」という脅迫メール

一体誰が情報を流した
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.2

\集まれどうぶつの森/
みんな大好き動物さんたちとおちゃめなダウニーJrおじちゃんが織り成す ハラハラドキドキエンターテインメント!!

ちびっ子たち観てて楽しいんじゃないかな☺️

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.2

くだらなくてぶっ飛んでて最っ高に面白い笑
でも 最後に良いバディものとしてもちょっと感慨深くなるもんだから 泣き笑いできる作品

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

「騙し合い」「どんでん返し」という大好きワードに引っ張られた
いわゆる''信頼できない語り手''の手法を用いたトリックでこりゃオリジナル脚本で出されたら各賞受賞も頷ける

100分少しでまるっと''
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.0

記録
なぜか2023年一発目に鑑賞

赤犬 青キジ 黄猿のモデルとなった方々が出ていらして「わぁ 本物だあ、、」となってしまった()

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

ウェス監督唯一無二の世界観が炸裂
どうしたらこんな発想が生まれるのだろう

日本を舞台に 犬と人間のつながり、愛の強さを感じさせるストーリー
和太鼓や繰り返される口笛、それと対比するような無音の場面
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