おーしゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

おーしゃん

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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.5

ようやく観れた!

主人公の女子ふたりのリアルな緩さと、非現実的な残虐さのギャップが楽しい

ストーリー(と2人の関係性)を引っ張る高石あかり、ドがつくコミュ障だが体はとにかく動く伊澤彩織の主人公2人
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

悪役の凶暴性・残虐性も、映画全体に占める筋肉量も血の量も、そしてマ・ドンソクの腕周りも、前作に比べて格段にスケールアップ

終盤のマ・ドンソクの圧倒的な強さに対するカタルシスは半端なく、あのソバットは
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.5

粗暴な刑事ものかと思いきや、70年代の日本ヤクザ映画っぽい粗さとエグさと暴力性、そこに容赦ない残虐性を加えた韓国の犯罪映画らしい1作

時おり見せるコメディ感も良いし、演者一人一人の役どころ感も素晴ら
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

4.0

“とりあえずミステリーは置いといて派手に魅せる”を地で行く劇場版コナン感がやっぱり楽しい

ジョン・マクレーンもびっくりのアクションを見せる蘭姉ちゃんも凄いけど、既のところで哀ちゃんを救う元太のカッコ
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レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

4.5

正義に燃えるD・イェンの刑事ものというだけで保証はされているが、思った以上に熱かった…

特に終盤の展開のエモさと、ラストバトルの見栄えの良さは秀逸

そして何より、闇に堕ちたN・ツェーの色気と風格が
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アリゲーター(1980年製作の映画)

3.5

ジョーズ以降に量産されたB級動物パニック映画の中ではかなり良作の部類

もちろんツッコミ所は多いものの、女も子供も犬すらも食い殺す忖度の無さと、作中の嫌な奴は軒並み無惨に死ぬ物分りの良さが気持ち良い
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バイオハザード:デスアイランド(2023年製作の映画)

3.5

正直、黒幕の抱える闇が陳腐だなと思った(この点は終盤でジルも指摘してくれる)し、全体的なストーリーも薄っぺらい感じ

だが、バイオらしいクソデカいラスボスと、それに対峙するジル、クリス、レベッカ、クレ
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SAND LAND(2023年製作の映画)

4.0

世界観、ストーリー構成、キャラ造形、バトルシーン、ギャグセンス…全て自分が子供の頃から見てきた安定の「鳥山」印

引っかかる部分がなくもないが、ワクワクドキドキニコニコの106分
山路さんの声もあって
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.0

デス・スター戦と父子の戦いが並行して進むので、物語がやや散漫で薄味ではあるものの、三部作の最終章、とりわけ父を超え、高潔なるジェダイとなるルークの成長譚の終幕として相応しい一作

やっぱり何だかんだ、
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

4.0

英雄譚三部作の真ん中、序破急の破にあたる本作
これまでとこれからを繋ぐストーリー構成なので、単体の作品としてはカタルシスが小さいもののしっかり面白い

個性豊かなキャラ、細かい設定、おもちゃ箱をひっく
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

4.0

“俺たちの”モレッツが、子持ちの空軍兵士で、DV被害者だが、零戦とグレムリンを相手に戦うという何が何やらな設定だけでも燃え(萌え)るのに、
低予算ながら趣向を凝らしたトンデモ演出と社会風刺を意識したス
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シルバー・サドル 新・復讐の用心棒(1978年製作の映画)

4.0

監督のL・フルチ、主演のJ・ジェンマ共に最後のマカロニウエスタン作品

王道の西部劇に、ひねりを効かせた終盤のストーリーが良い
端正な顔立ちのJ・ジェンマも良いが、何より子役の天使のような可愛さよ!
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

全てがぬるかった前作に比べて、エログロと悪趣味な笑いがきちんとK点超えして、ハーレイ以外もきっちりキャラ立ちして、さすが“俺たちの”J・ガン!

何とも言えない不条理さと熱いストーリー展開も含めて、2
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

4.0

ド派手な演出と雑で予想通りのストーリー展開はいつものベイ節だが、プライムと人間主人公が共にやさぐれ設定なのが良いスパイスになってて、終盤のバトルは燃える

そして、最後のアレには思わず、おおおおお!と
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

4.0

個人的に名探偵には超然的で居て欲しい想いがあるが、K・ブラナーの作り上げた、この妙に人間味溢れるポアロも、観客の共感性を呼ぶ意味で悪くないと思ってる

映画としては愛憎渦巻く人物関係をねっとり丁寧に描
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.5

自ら走って、飛んで、死にかける事で観ている者を楽しませたいというトムクルの熱い想いが迸るシリーズ最新作

ストーリーはふわっとしてるけど、皆がイーサン大好きで、イーサンも皆が大好き!って事はよく伝わっ
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

4.0

ズートピアよりも軽いのは否めないけど、チームケイパーものとしてのワクワク感と、押し付けがましくない真っ当なメッセージ性がめちゃくちゃ面白かった

ウチの子達は、圧倒的にクリムゾン・パウのファンにw
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

シン シリーズではオリジナルに対する思い入れが最も深いのが、実はこの仮面ライダー

矢継ぎ早に展開する各怪人戦は面白い反面、とにかくこじんまりした印象が否めないし、全体としての世界観が地味

ただ一文
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ハーフ・ア・チャンス(1998年製作の映画)

3.5

どんなにストーリー展開が大味でも、どんなに演出が緩くても、スターの醸し出すオーラとキャラクター性の強さで、エンタメとしての面白さをがっつり体感出来る、ある意味では異色作

A・ドロンにしろ、J・P・ベ
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バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.0

「バスカヴィル家の犬 シャーロック 劇場版」
事件の真相にかぶせて、これでもかという人間ドラマを盛り込むのは、この監督の癖なのか
やたら野太い人間ドラマの一方で、事件のトリックはかなり大味な上に、ラス
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ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

3.0

「ミュータント・タートルズ」
実は1987年版アニメが大好きでよく観てて、ミケランジェロの大ファン

本作はタートルズがリアルに描かれた結果、そのミュータント感がキモい上、ストーリーの粗さもヒドいが、
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

95年のジュブナイル名作を現代的にアップデートした良作
特にゲーム性の高さを高めつつ、スクールカーストやジェンダーギャップを上手く織り交ぜた脚本は秀逸だし、その面白さを演じきったロック様とJ・ブラック
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

4.0

妻を亡くした最強軍人マッツと彼を助ける3人の理数系天才おっさんずによる、妻を死に追いやったギャングへの復讐劇

が、偶然と必然が重なり、他人同士の人生が交錯する
人は見たいものだけを見て、信じたいもの
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

誇りと信念を抱いた“お仕事”映画は大好き

主役たる記者たちが「一方を聞いて沙汰しない」姿勢を持ちつつ、「戦う相手がどれだけ大きくても信念を曲げない」のがマジでカッコよかった…

役者陣の内なる熱さが
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デモンズ(1985年製作の映画)

3.5

序盤、中盤、終盤でしっかり阿鼻叫喚のグロ描写を見せてくれるのが良い
D・アルジェントといえば音楽はゴブリンという感じで、日本刀片手に映画館をバイクで疾走するシーンのBGMのカッコ良さよ

まさかのオチ
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BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.5

簡単に言えばグロいホームアローンなのだが、敵役が阿呆揃いなのと、ブチ切れてしまった思春期真っ只中の主役のヤバさが絶妙過ぎて、結果的に1人のとんでもないサイコパスが生まれるという面白映画に仕上がってる>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.5

某巨大掲示板の書き込みを元にしたJホラーだが、全体的には安い印象

ほぼ唯一、演者として名のある佐藤江梨子による周りから妙に浮いた演技の意味合いが分かる終盤で、おおっ!と気持ち昂りもするが、チープな演
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