隣人さんの映画レビュー・感想・評価

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破墓/パミョ(2022年製作の映画)

3.4

序盤と儀式のシーンは良かった。
サムライのあたりから置いてけぼりになって、見終わった後解説を検索した。
ごちゃごちゃした設定はいいから、なんかもう怖いよ! って思わせてくれるホラーに最近出会っていない
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.3

一度途中で見るのをやめて、再チャレンジした。
最後まで誰を信じていいのかわからないんだけど、それをずっと気にしてると疲れる〜。

THE SIN 罪(2024年製作の映画)

3.2

怖さはない。
中盤以降、回想を交えつつストーリーの説明が始まるんだけど、それが説明的なのにわかりにくくて(誰がどう成長したのか顔が覚えにくい)ちょっと面倒くさく感じた。
悪鬼って聞くと新世界からを思い
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悪魔と夜ふかし(2023年製作の映画)

3.2

ジャンルとして確立はされているけど、そのぶんいかに自然に恐怖を織り交ぜてくるのかと来たいしすぎてしまうな。
すこし昔の雰囲気は出てたけど、パニックホラーっぽく感じたというかゾクゾクしない。
最近当たり
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ヨーロッパ(1991年製作の映画)

3.4

ヨーロッパ三部作の中では一番いい。
というか、なんというか、映画としての展開を楽しめた。
ナレーションの語り口の癖が強く感じた。笑
周りのみんなはそれぞれ自分の大事なものを優先しあっていて、主人公はそ
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エピデミック〜伝染病(1987年製作の映画)

2.4

キングダムを見た後なので本人登場に違和感がなかったけど、本人の存在が気になってあらすじにいまいち入り込めなかった。
映画の展開につい話し合うシーンは興味深かったけど、全体的には楽しくなかった。
いいと
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キングダム(1994年製作の映画)

3.6

ブラックメルヘンな雰囲気かなと先入観を抱きすぎたかな。
キャラクターの個性と個性がぶつかりすぎてびっくりする。まともな人間なんていないんだなあ。
洗濯沼なのは何故なの? 私が見逃した?

キングダム II 第3章/第4章(1997年製作の映画)

3.6

最初は嫌いだった婦人のことを、嫌いじゃなくなっている自分がいた。
儀式とかゾンビのトンチンカン具合に勢いがありすぎて、つっこむどころかついていくので精一杯だった。
ラストまで辿り着けるのか。

キングダム エクソダス〈脱出〉(2022年製作の映画)

3.7

完結してよかったなあ。
深く意味を求めちゃいけない。
楽しめる部分を楽しみながら、気楽に見るくらいでちょうどいい。
北欧の国同士って実際そんなに不仲なの? 京都と大阪みたいなもの?

エレメント・オブ・クライム(1984年製作の映画)

3.0

監督に興味があるので鑑賞した。
俯瞰した風景の画面はキングダム…! って感じがした。
監督に興味があるか、映画というコンテンツに興味がないと最後まで見られないけど、興味があれば興味深く見られる。
決し
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.6

北欧だからってだけでもう喫茶店とか食卓とかインテリアがお洒落〜。
甘さのない男女の恋愛。実直に働く女に好感を抱いた。
労働環境とか、酒場のなんともいえない古くさい雰囲気とかが好きではないけどしみじみと
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怪物(2023年製作の映画)

3.7

最終的には綺麗な方向に持っていった。
そこに至るまでの経緯が、納得できる部分と納得しきれない部分が混在していて、私は引っかかる部分がずっと残ったままだった。
真実を全て知りたい訳ではないし、それぞれに
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風が吹くとき(1986年製作の映画)

3.7

広島・長崎だけじゃない。どの国にいたって、誰だって、あの爆弾にやられたらああなるんだなと思った。
急に危険に備えろと言われ、言われるがままに備えるが万全ではなく、また急に死に命をさらされる。
淡々と日
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うまれる(2021年製作の映画)

3.6

展開としては、そうであって欲しい通りになってスッキリした。
私は母親には復讐を遂げて欲しかったから。

ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

3.9

バベットの晩餐会もそうですが、ああいう格好で厨房でキビキビと働く美しい女性が出てくる映画が大好きなので、もっと見たい。
ブラウスとロングスカートと歩くたびにコツコツいうヒールで、結った髪がほつれてて、
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

宮城リョータよ永遠に幸福であれ。

あの場で戦う17歳前後の少年一人一人に熱いストーリーがあると思うと気持ちがしんどい。
試合終盤は展開にドキドキして変な汗をかいた。

彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.5

彼は絶対に戻ってこない。
残された人々が静かに寄り添いながら生きていく。
ケーキ職人というのがいい。好きな要素。

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.9

表現が良い。
主題に惹かれて見たけど、結局は表現力に圧倒された。
移りゆく画面からいっときも目が離せない。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

長さがちょうど良い。
水木が良い。
昔ながらの民俗学的な風習を全部詰め込んだね!
どうして薄暗い因習にわれわれは興味を抱いてしまうのか。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.4

うーんまあ、という感じ。
ガブリエーレの戦いはまだまだこれからも続く。
お前は相棒になるんかーい。
これファンタジーじゃないの?

対峙(2021年製作の映画)

3.7

残された人々が話し合うことによって変化が起きてよかった。
加害者も被害者も死んで、親は子供を産んだ責任を負う必要があるって、いつまで? どこまで?
現実では、自分のまわりに不幸が起こらないことを願うし
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ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(2023年製作の映画)

3.3

徹頭徹尾デュバリー夫人が優れているように描かれていて、そこまで彼女の魅力を感じない人間からするとその優遇待遇に違和感を感じる。
視覚的には宮殿、衣裳が常に見どころ満載で見飽きない。デュバリー夫人にハマ
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アレックス(2002年製作の映画)

3.8

ルクス・エテルナ、クライマックス、ヴォルテックスの後に見た。
ストーリーは知っていたので、夜に家族がみんな寝てから一人でこっそり見た。地獄から目が離せない。
最悪な暴力的な非日常があのシーンで最高潮に
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.8

お金があるに越したことはない。
他人になにかを与えることで、自分が救われる、軽減される罪悪感がある。
なんの憂いもなく、不安もなく、円満に幸せになることなんて不可能。
自分の幸せを実現するために他人に
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.5

私が勝手に期待しすぎた…
映画にじっくり入り込めばもっと楽しめるんだと思うけど、流し見てしまったので全体的に助長に感じてしまった。
セリフ、行動のリアルさが実生活と重なって身に染みる人も多いんだろうな
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ボス・オブ・イット・オール(2006年製作の映画)

3.5

メチャクチャなようで全くの荒唐無稽なわけでもなく。
視点の仕組みについて前もって知っていたのでああこれか…と楽しめた。
私はラース・フォン・トリアー作品が好きなので、なんでも許すタイプの人間です。

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.7

ヴィゴ・モーテンセンのアラゴルンとケイト・ブランシェットのガラドリエルを拝みたくて、原作を読破してから映画に挑んだ。映画を見てあらすじを知っていなかったら置いてけぼりをくらっていたと思う。
レゴラスが
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.8

将軍が晩餐会に参加してくれてよかった。
料理人として蘇ったバベットが最高だった。
村や宗教に不穏さを感じてしまったが、きっと何も変わらず彼らは置いていくんだろうな。
一生に一度でいいからバベットの振る
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ある男(2022年製作の映画)

3.6

安定感のある映画だった。
原作を知らなければところどころ話に追いつけなかったかも。
他人に対して無神経になっちゃいけない。

イディオッツ(1998年製作の映画)

3.6

全体的にめっちゃいい映画ではないんだけど、作品のモチーフ、動機が流石すぎて文句を言えず最初から最後までじっくり見てしまった。
ラース・フォン・トリアーを好む人には勧められるけど、ラース・フォン・トリア
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スマイル(2022年製作の映画)

2.6

個人的に、ホラーはアジア系のじっとり系のほうが怖く感じるので、あまり楽しめなかった。
こういうのはホラーといってもモンスターっぽいというか。

ひろしま(1953年製作の映画)

3.7

重たかった。全ての人間はこの重みを知るべきなのではないか。
生きていただけなのに、ある日突然地獄に落とされる理不尽。
現実は映画よりもっと酷い。それが起こったという事実を知らないことも罪だ。
言いたい
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.7

テンポが良く、おとぎ話感がある。
主演俳優のビジュアル、ストーリー、全体的に好みの映画だった。
もっとじっとり薄暗い話かと思っていたけど、そこまでではない。

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.4

スリラー&アクションかな?
テンポが早いのは正解だった。
正体が明らかになった今、エスターの不気味さがないのでなかなか見せ場が作りづらいのか。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

初めはそうでもなかったのに、見終わった時にはキャシー好き〜!! ってなってた。
終盤の男同士のクソな友情にはムカついた。あのお前は悪くないって慰めるシーンでマッチョな腕を見せつけてくるのは狙ってのこと
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オールド(2021年製作の映画)

3.4

まあまあかな〜。なんとか収まりをつけたほではないか。うまく引っかかってうまくひび割れたご都合感はあるが。
展開めちゃ速なはずだけど、ぎりぎり見られる時間配分だった。老化スピードの設定が良かったというこ
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