はいぜんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

はいぜん

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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

人が集まり生活を共に続けているのなら家族だと思う。
父や母がいなく、血が繋がっていなくても。
形骸化した家族より、この協同体の方が美しいと思いました。

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.5

この作品の問題は貧富の差か、政治腐敗か、はたまた人種か、なにが原因かはわからない。でも、これも人の一面で、受け入れなければと思うと心が苦しい。同じ生き物だと思いたくない自分がいます。

ゲーム(1997年製作の映画)

4.0

やりすぎだよ笑
胸を掻きむしられましたが楽しかったです。

きみはいい子(2014年製作の映画)

4.0

子供を良い子に育てるためにもまずは自分が幸せになり、子供に幸せを与える循環が大切なんですね。良い気づきを与えてくれた素晴らしい作品でした。

朝が来る(2020年製作の映画)

3.5

他人のような家族と家族のような他人。家族と思える家族に出会えることは奇跡なのかもしれないですね。親も子も、身近だから理解し合っていると思うのは、とても浅はかな考えだなと思いました。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

阿部サダヲが出るたび、背筋が凍り、呼吸のタイミングがずれるような不気味さを感じました。この暗く底の見えない目は毒です。

8 Mile(2002年製作の映画)

2.5

エンドロールの”lose yourself”の歌詞と作品がマッチしているのは良かったです。しかし、ラップを通ってこなかったので、フリースタイルバトルに乗ることができなかったのが残念でした。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

5.0

あらすじを読まずに観たため、アン・ハサウェイがインターン生だと思っていました。ベンの柔らかい物腰やアドバイスがとても素敵でした。ジュールスのキャリアウーマンとしての姿勢もかっこよかったです。働くことと>>続きを読む

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

2.5

恐怖もパニックもファンタジーも中途半端で、微妙なホラー?でした。
鳥よりも子に夢を託す親のほうが見てて不快でした。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

社会は大きくなれば腐りやすくなり、腐ったものは二度と元には戻らない。
本作のゴッサムシティはバットマンシリーズの中でも、腐ってないところを探すのが難しいほど真っ黒。おまけに画面も真っ暗。

中途半端な
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

認知症の当事者視点で物語が進行していくのが新鮮でした。
認知症の当事者も、介護する身内も、時間に伴い心の余裕がなくなり離れていく姿が寂しく、辛かったです。
また、認知症の方への愛情が強いほど辛い思いを
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.5

ナチスが背景にあるのにタランティーノらしさが負けてないのがすごい。コミカルな感じもあり、面白かったです。

ロスト・アイズ(2010年製作の映画)

3.5

知覚の8割を占める視力を奪われたとき、残り2割の情報で人を信用できるか。この世にいない存在が見える恐怖より、そこにいるのに見えない恐怖のほうが怖いなと思いました。

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

ゾンビのように肩の力を抜いて、頭を空っぽにして楽しめる作品でした。

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.0

ファンムービー。
ブレイキングバッドの余韻が残っているうちに見て良かったです。

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.0

今まで見てきた女優のアクションは、一方的にばったばったと倒すことが多かったのですが、この作品はそんな生温いアクションを赦さない迫力と生生しさがありました。また、ストーリーのもぐら探しは騙されてしまうほ>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.0

とても緩く、シンプルな作品でした。

クリント・イーストウッドをスクリーンで見れただけで私は満足です。

整形水(2020年製作の映画)

3.5

短所はそのままでも良いが、欠点は直すべきだと思う。
しかし、その欠点が見た目が問題なのかはよく考える必要があると思う。
身の丈に合わない美は狂気でしかありませんね。

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.0

友人との帰り道の出来事。別れた後のそれぞれの生活を忘れ、分岐点まで仲睦まじく帰路を歩いているような作品でした。

切り裂き魔ゴーレム(2016年製作の映画)

3.0

ミステリーとしてはとても地味。
猟奇殺人事件なのに凶気が気迫で、特番のサスペンスを見ている感じでした。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

ミュージックビデオとミュージカルを交互に観ているような感覚でした。古い洋楽をもっと知っていたらより楽しめたのかなと思いました。

ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

3.0

悲しみ、怒り、不安、恐怖。
感情は時として判断を狂わせ、自分を追い込んでしまう。
平常心でい続けるには、感情と倫理のバランスが大事なのかもしれません。
タイトル負けしないほど暗いミステリーでした。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.5

シンプルでよくある構図だなと思ったら騙されました。

ミステリー作品によくある、複雑すぎて視聴者を困惑させるような感じはなく、スッキリしていて面白かったです。

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

4.5

この作品はホラーかサスペンスか、ストーリーの進行がとても上手で最後の最後まで惑わされました。

CUBE(1997年製作の映画)

3.0

人間社会では信頼、協力、公平を求められますが、それがいかに無理難題であるかを90分で伝えている素晴らしい作品でした。

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

2.5

これはドキュメンタリー。
生前評価されなかった画家のプロフェッショナル。
ゴッホの理解を深めるには良い作品だと思いました。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.0

犯人を見つけるためなのか、警察に不満をぶつけるためなのか、看板広告を出した目的がだんだんわからなくなってしまった。

地域柄なのかわからないが、登場人物が感情任せで行動するので事件の詳細が見えにくかっ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.5

お酒を飲んで大きな失敗やトラウマがある人におすすめしたい作品。
お酒の良い面と悪い面、中立で描かれているのが良いなと思いました。
私も血中アルコール濃度0.05%を維持して観たかったです。

うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.5

その時の気分で性格がころころ変わっていたあの頃。
恋は永遠や普遍のものだと思っていたあの頃。
頭より先に体が動いてしまったあの頃。

もう一度漫画を読み返したくなりました。

オールド(2021年製作の映画)

3.5

このビーチではアンチエイジングも虚しく…
老いは平等に訪れるものなのに、感じ方は人それぞれだなと思いました。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.0

学生の本分は勉強かもしれないけど、10代の本分も疎かにしちゃいけないよね。
「将来のことばかり考えて今を楽しんでいないなんて勿体無い!!」というパワフルなメッセージが伝わってきました。
受験勉強に本腰
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

常に音楽が流れており,劇中の音もシンクロしていて目と耳が楽しい作品でした.
鑑賞中は体が自然と揺れてしまい,鑑賞後は好きな音楽を流してドライブしたくなりました.もちろん安全運転で!

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.5

敵がもっと大きな傭兵集団や軍隊だと良かったなと思いました.
この敵ならフラッシュやバットマンで良かったのでは?

登場人物たちはそれぞれ良いキャラをしているので,次回作はもっとキャラの個性が生きている
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.0

不倫,寝盗り,DVといった溶けたチョコレートのような愛で溢れてました.
どんな人間も愛と金の前ではクズになってしまうのかもしれません.

暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.0

東南アジアの刑務所のリアリティが高く,生々しかったです.
ボクシングよりも刑務所のほうが印象的でした.