ありんこさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

アス(2019年製作の映画)

3.0

『ゲットアウト』でも思ったけど、この監督さん評価されすぎでは(ひねくれ者です、スミマセン)。たしかに序盤は何が起きてるんだろうって、すごく引っ張ってくれるけど、ネタが判明した後が長くて、いっそ退屈して>>続きを読む

霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

流して見てたのもあるけど、最後に全員死んじゃうのを見て、「なんだよ、話投げたのかよ」となった。新しいことをしたかったのかもしれないけど、個人的には全く響かず。それぞれが語るあの世に触れた話は面白かった>>続きを読む

二つの真実、三つの嘘(2013年製作の映画)

3.8

藪の中系(?)サイコサスペンス。エスターは出産間近のところを暴漢に襲われ死産してしまう。子供を亡くした親の会で知り合ったメラニーをショッピングセンターで偶然見かけたエスターは、彼女が嘘をついていたこと>>続きを読む

パレード(2010年製作の映画)

3.0

マンションの一室で共同生活を送る若者の日常を各々の視点から描く群像劇。
一部から「怖い」と聞いて見たんだけど、私の求めていた「恐怖」ではなかった。もしかしたら若い子には自分の心に踏み込んでこない相手は
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ねらわれた学園(1981年製作の映画)

1.2

昔を懐かしがるタイプじゃないので、単純に作品として無理だった。チープすぎて。でもアイドル映画って、今も昔も変わらない。これも薬師丸ひろ子のかわいさは絶対で、それは否定しない。でもミュージカルというより>>続きを読む

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.8

オゾン監督好きなので、甘めのスコア。ホラーというかサイコサスペンスといえばいいのか。ラストの唐突なグロから、一気に種明かしがされるんだけど、この手の真相はもうジャンル化されつつあるのかな(最近では『マ>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

ゾンビを密室劇に利用するのは斬新だったけど、個人的にキャラ小説は苦手なので、浜辺美波ちゃんの役が受け入れられず無理だった。How did itよりWhy did itに興味がある私は本格推理は向いてな>>続きを読む

思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

2.8

マンガが原作。美男美女出演で間違いなし。四角関係なんだけど、どちらかと言うと女子2人の成長が描かれてる。男の子2人は(いい意味で)繊細な感じ。そこは少女マンガだな(好きだけどね)。2時間近くは正直長か>>続きを読む

アナザー(2015年製作の映画)

2.8

サムネ(DVDジャケ?)にB級ホラーを期待して見たら、肩透かしを食らうスリラー。セバスチャン・ジャプリゾ「新車のなかの女」が原作らしい。
地味女子(しかしスタイル良し)のダニーはある週末、社長の家で残
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ルーカスをお母さんが無視するのは、冒頭湖の事故ですでに死んでいたから。つまり見えていたのはエリアスにだけ。それは普通に見てても最初の方で察しがつくので、特にネタバレとも思えない。

お母さんが整形した
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テリファー(2016年製作の映画)

3.5

出来のいいB級ホラー。途中、主役がスイッチするのが面白い。ただし、あくまでB級だから、話に整合性はないし、いろいろツッコミどころもあるし、しっかりグロいので、一緒に見る人は選んだ方がいい。

リサと悪魔(1973年製作の映画)

2.0

幽霊屋敷。生まれ変わり。妄執に囚われた母子。悪くはないんだけど、好きってほどでも。テリー・サヴァラスはいい味出してた。記録として。

ファウンド(2012年製作の映画)

3.5

エグくてグロいんだけど、ただそれだけって切り捨てられないものがあった。

お兄ちゃんが生首を隠し持ってるのを知ってしまう11歳のマーティ。学校では苛められ、「やり返せばいい」と言ってた父ちゃんも、「嫌
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知りすぎた少女(1963年製作の映画)

4.0

マリオ・バーヴァのジャッロ。ヒロインのアメリカ娘ノラが、ローマに住む伯母を訪ねたその夜、伯母が急死。医者を呼びに行く途中、引ったくりに襲われ、頭を打ったノラは、朦朧とした視界で女性が殺されるところを目>>続きを読む

ルチオ・フルチのマーダロック(1985年製作の映画)

2.5

ダンススクールで繰り広げられる連続殺人事件。舞台デビューをめぐる競争、嫉妬。怪しい面々。夢で自分を殺そうとした男と親密になっていくヒロインのダンス講師。
レオタード&レッグウォーマー、フラッシュダンス
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フィアー・インク(2016年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ドッキリ系映画(なんてジャンルはないけど)にはフィンチャー監督の『ゲーム』という傑作があるので、後発作品は比べられてしまうのは仕方ないよね。
まず冒頭でフィアー・インクがシャレにならない脅かしを仕掛け
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.5

『マリグナント』と同時期くらいにすごく見たかった作品。

田舎を出てロンドンの服飾学校へ入学したエロイーズ(エリー)が、下宿先の部屋で、60年代に同じように夢を抱いてやってきたサンディの過去を追体験す
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モデル連続殺人!(1963年製作の映画)

4.0

ジャッロ好きなので無条件に点数は高くなってしまうが、内容としては昭和の名探偵明智小五郎のエロティック2時間ドラマのノリ。
たぶんだけど『サスペリア』の赤や緑のライティングはこの作品から影響されてると思
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