Rollsさんの映画レビュー・感想・評価

Rolls

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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

ルーヴルが美しい。静かに描かれるホラーのようだった。現実と漫画の間のような世界観を静かに描いているのが秀逸である。
美波ちゃんのフランス語がイケメン

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

暖かいホームビデオかと思いきや、どこか閉塞感がある。その閉塞感を感じるという事は大人になった証拠なのかもしれない。

ザ・ゴールドフィンチ(2019年製作の映画)

2.8

JALの機内にて

俳優陣は良かったが、話の内容はぼんやりとした印象。

プレッピー・コネクション(2015年製作の映画)

3.0

虚栄心。

主人公の劣等感は共感できる部分がある。観ている時は面白かった記憶があるが、結末のせいか印象が薄い映画。

シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.8

フランス映画祭にて。

冴えないおっさん達がシンクロ、しかもフランス代表として挑む物語。
笑点は違えど、日本人でもクスッと笑える。
日本では、ウォーターボーイズのお陰で浸透した男子シンクロだが、仏では
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.7

松岡茉優がめちゃんこ可愛い。

えっ、あっ、えっーと、、がかなりリアル。演技のうまい女優さんですね。一途で、夢見がちで応援したくなります。
彼女の周囲の人々もいい味出してます。

ふと現実にかえる時の
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.4

間違いなく今年一番。

まだ人種差別が残る60年代アメリカ。
黒人天才ジャズピアニストとイタリア系白人の運転手が旅を続ける中で友情を深めていく姿を描く。
教養も資産もかけ離れた二人が確固たる友情を育ん
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

4.0

昨年2018年のフランス映画祭で観た作品。

鑑賞してから1年経つのだが、まだあの感動は忘れられない。仮面の奥の瞳が美しくて、切ない。
戦争ものだが、とてもアーティスティックでフランス映画の良さが滲み
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ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償(2015年製作の映画)

4.3

服の本当の価値とは何か、考えさせられる作品。

近年のファッション業界は大きく変わりつつある。所謂ファストファッションの台頭により、庶民でも服を趣味として楽しむことが出来るようになった。それに伴い、商
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.9

戦後のドイツ。戦争で婚約者を失ったアンナと家族は哀しみに明け暮れていた。
婚約者・フランツの墓参りをする見知らぬ男性、アドリアンは彼の友人だったという。彼の話に家族は心癒されていく。しかし、彼の衝撃の
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.2

終始素晴らしいアクションが楽しめます。

シャーリーズ・セロン演じる孤高のヒロイン、ロレーン・ブロートンは凄腕のスパイである。行き着く先々で彼女に群がる殺し屋達との決闘シーンは圧巻だ。
彼女の身体的な
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.3

派手な演出や、ストーリーに起伏は無い。淡々と主人公ディヴィスの心の内が描かれていく。説明的なセリフも少ないので、初見では消化不良感が否めない。

2回目以降、この映画の良さを味わう事が出来るのでは。
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.0

名作。

クレしん、、と侮っていてごめんなさい。
笑いと感動のバランスが絶妙です。

大人、子供、どちらの立場に立って観ても楽しい映画。シリーズ一気見しようかな。笑

We Margiela マルジェラと私たち(2017年製作の映画)

3.6

マルタン不在のマルジェラ。
ドキュメンタリーなのに最後までマルタンの存在は謎である。チームメンバーからの言葉一つ一つが余計そうさせる。

いい意味で商売っ気がない。
本当に好きな服作りに没頭できて只々
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キャロル(2015年製作の映画)

3.6

ルーニーマーラのあどけない感じとケイトブランシェットの貫禄さが絶妙なバランスをとっている。

冒頭、2人が初めて出逢うシーンが特に印象的だった。お互いが惹かれ合う姿にまるで稲妻が走ったかのような衝撃を
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.8

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内容は仁侠もんみたいなのに、凄くスタイリッシュ。レフン監督作、と納得です。

女を守り抜く為の行動が桁違いのライアン。。惚れます。ベストキスシーン。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.0

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有名な作品だし、、と軽い気持ちで観てはいけません。

ナチスドイツの残虐な行為を描いた映画は他にも多々ありますが、この作品は一線を画しています。かなりのリアルさに目を覆いたくなる、そんな2時間半が
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私たちの愛は誰にも負けない(2018年製作の映画)

3.7

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真っ直ぐに互いを愛することは大人には案外難しかったりする。

2人をちょっぴり羨ましく思いました。

究極のハピネスを求めて(2017年製作の映画)

3.5

いつかこんな事してみたい
旅目的ってやってる最中に分かったりもするんだよなぁ。

兎に角素敵な映像。トラベル系youtuberのvlogを1時間半にまとめた感じ。好き。

ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

4.3

大傑作。
Netflix限定なのが惜しいくらい。


元恋人同士の久しぶりの再会。
一見順風満帆そうな彼女と涙脆い彼の間には何とも形容し難いもどかしさがある。
お互いの気遣いさえ心地悪さを感じる。
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

4.0

センセーショナルでスリリングなんだけど凄く実験的。

愛している人と見た目は瓜二つ、中身が正反対の人が現れたら?
双方に無いものを補って2人を愛すのか。

現実世界に満たされない主人公クロエは夢と現実
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.7

フランス映画祭オープニングにて。

結婚式を支える側から描いた作品。
少しでも良い結婚式にしたい!
という想いは依頼者もプランナーも同じなのに食い違う双方をコメディタッチで描く。

『最強のふたり』の
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彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

3.5

とてつもなく美しい冒頭10分。

ローラとクレールは7歳から一緒に大人になった。しかしローラに突然の死が訪れ、クレールは悲しみに明け暮れていた。
そんな中、ローラの旦那のもとを訪ねると、、なんと女装姿
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サマードレス(1996年製作の映画)

3.8

夏が待ち遠しくなる作品

短編だからこその疾走感。
うっすいサマードレス靡かせて自転車で海までぶっ飛ばしたい。
オレンジを丸かじりしたみたいな爽やかな青春映画。かなり好き。

気怠いBang Bang
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サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.7

夢遊病患者を演じるルーニーマーラの儚く美しい感じに引き込まれる。

薬に奔放され、最後に"サイドエフェクト"を受けるのは誰なのでしょう。。
何の予備知識無しに観たら面白かったです。よく出来た物語です。
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.2

春分の日に季節外れの雪〜
で凍りそうな作品を。

何で山になんか登るんだろう

坂の上にある家で育った私としては不思議でたまらない。

しかし『そこに山があるから』
という理由であれだけ死者が出ている
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