神の街さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

3.3

ギャスパー・ノエ二本目。やっと観れた!クライマックスが微妙だったからかなりハードルは低めに設定してたけど、面白かった!ドラックムービーの中では割に好きな方だし、途中エイサップ・ロッキーのLSDのMVに>>続きを読む

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

4.2

巨匠ゴダール作品記念すべき視聴一本目。すごいものを観た。娼婦×哲学の割に簡単な作りの話な筈なのに、引用される哲学や主人公ナナのオプティミズムのせいか信じられないぐらいの濃度と洒脱さという二律背反な要素>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

5.0

ポスターだけ漠然と見た記憶があり、やっとタイトルまで漕ぎ着けた作品。独特な酩酊感があり、抒情的な演出・展開が徹頭徹尾続くが、それを軽く凌駕する映像の美しさにドンズバ。ビリー・ホリデイを筆頭に随所でジャ>>続きを読む

蛇の道(1998年製作の映画)

3.5

そろそろ黒沢清を腰を据えて鑑賞しなくてはいけない年齢に差し掛かってきたので。言われてるほどの狂気や不気味さを感じられずにいたけど、香川照之の怪演っぷりが凄まじく、この時期の邦画作品に共通するザラつき・>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

綾野剛のヤクザ役からしか得られない幸福感ちゅうものが。。。セトウツミ的なシュールさもあり、こんな凸凹な青春のカタチがあってもいいのでは、と。最近邦画良作で溢れてる〜!

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.5

やっと観れた!めっちゃくちゃパンクな映画で神々しさを感じちゃうぐらい虜になっちまったよ。。空山基の作品が好きだから、こんな女×マシーン×狂気なんて嫌いになれる訳がないのよね〜

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.3

愛すべきおバカ映画。令和新幹線版のキル・ビル。最高すぎて色んな形容できる。

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

完全に色物枠かと思いきや超本筋の一本
完全にダークホースだわ、、劇場で観たかったな〜

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

最高だな〜 スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルトのThe Girl from Ipanema流れるのもいい あ、あとケンドリックのiのサンプリング元も

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

短い人生の中で出逢えるか出逢えないか分からないほどの一本

Guava Island(2019年製作の映画)

4.0

ドナルド・グローヴァーのセンス光る一本。はよアルバムリリースして〜 ガンビーノの審美眼は常にピカイチで、それと同時にアフリカンアメリカンのルーツミュージックにも惚れ惚れ。現行のトレンドもあって、wiz>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

平面的で立体的な、豪奢なようで退廃的でチープなミニマル映画。明晰夢のようで春に観てクラクラ陶酔できる桃源郷がここにある。

パレード(2024年製作の映画)

4.2

藤井道人作品3本目!今作は社会派な映画というよりはファンタジー寄りで、藤井風の『帰ろう』を長尺にしたような映画!コテコテな演出も多いんだけど、藤井作品に通底する誠実さは健在で、この世とあの世の狭間を彷>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.6

杉咲花の怪演が光る作品。中盤までのオムニバスが後半でひとつになり、2度目の若葉竜也と杉咲花の婚約届のシーンに繋がったときのカタルシスたるや、、単調なイヤミス作品かと思いきや、ド直球の純愛モノでした、、>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

3.8

今泉作品4本目。『ちひろさん』、『あの頃』を振り返ってみても、漠然とみんなが共有してるノスタルジーや叙情的な部分の描き方が秀逸!若葉竜也にしか主人公の青役は務まらないって思わせるほどハマり役で、あと若>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.6

宮殿内の人間ドラマと女王の憂鬱を描いた作品。羨望と凋落、エッジの効いたユーモアに魅せられ、気持ちの悪いエンディングにハッとさせられる...

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

5.0

やっと観れたー!ナードを演じる芦田愛菜もいいし、内容もな〜!!

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.4

ブルックリンをドミニク・ファイクのMonalisaをバックにスイングするマイルスとグウェン...もう言葉がなくなるぐらい素晴らしくて....サントラもさることながら骨太なストーリーとアニメーションも最>>続きを読む