温麺さんの映画レビュー・感想・評価

温麺

温麺

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花様年華(2000年製作の映画)

4.4

一緒に食事をする行為こそ大切な人をもっとも親密に感じられる瞬間な気がすると度々考えていたことが描写に肯定された気がした

なにか綺麗なものを摂取しなきゃと迫られる気持ちになってこれを観て、落ち着いた

結婚のすべて(1958年製作の映画)

4.8

また奇跡みたいな作品じゃん、、
あまりに良いものを観て、幸福と絶望と嫉妬で頭を抱えながら胸が苦しい、、、

岡本監督の作品が今後世に生まれ得ないこと寂しいな、一つ一つ大事に観ていこうと思う

風が吹くまま(1999年製作の映画)

4.1

見知らぬ何かに静かに意識を包まれつづける感覚が妙にずっと心地よかった。
山や水をあまりに美しく撮るので、これそのものに私もなりたいとまで思っちゃった

心中天網島(1969年製作の映画)

4.4

始まって10秒で品格の高さに圧倒された。案の定観進めると特に美術の格好良さが一級で、ほれぼれしてしまった…. 私があれこれ言うやつじゃない、すげえ

ああ爆弾(1964年製作の映画)

4.8

こりゃとんでもねえものでした….
初速からトップスピードでブチ抜け世界観を押し付けてくるのに、速攻惹き込まれてテンションがぐいぐいと上がっていっちゃった….

喋り方もテンポ感も美術も、ずっと虚をつか
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.5

俯瞰して観てる自分になんかかなしくなった。
屋敷さんの使い方が妙に完璧で、ありゃ完全にニューヨークファンやね

クルックリン(1994年製作の映画)

4.7

差別とか人生とか、でっけえテーマをまとめあげるのがうますぎ
時間と死に対して人間は勝ち目ないって改めて思って絶望しちゃった。

大好きな音楽もいっぱい流れて最高だった

8 1/2(1963年製作の映画)

4.3

あらゆるものを経てたどり着く形容が「祭り」なの、刹那感も内包していてこれ以上はないなと痺れた。

ピーウィーの大冒険(1985年製作の映画)

4.5

美術は言わずもがな全部がまじ最強。
わたしも子ができた暁には絶対に観せるよ

街の上で(2019年製作の映画)

3.5

食材を用意して丁寧に下ごしらえして、玉ねぎが飴色に炒まってごはんも炊けたぞ ……ってところでタイムアップ、みたいな読後感だった。

警察官のキャラ推しです

トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

4.6

なんかすごい好きだった、こういう映画が好きだなってと思った

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

4.4

サスペンスと呼ぶには他の要素もすごすぎる……まじで骨太映画

バタリアン(1985年製作の映画)

4.3

可愛いが少し勝つキャラ造形が好きだった。opの入りがなんとも言えず声出してわらってしまった

都市とモードのビデオノート(1989年製作の映画)

3.6

目が綺麗、プレッシャーを他人に伝播させない雰囲気が素敵な人間だと感じた

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.8

幸せって言葉の出てくるタイミングが毎度きつすぎ

なお服の配色ガチ勢、背景とのリンク度は変態レベル

家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.3

偽物にならないギリギリのラインを攻め続け「現実の誇張」の範疇にとどめる、その際どさが魅力的だった。

しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.4

鑑賞者よおれらのやり方に順応しろ、って気概に見る側が振り回される作品はやはりワクワクするな。
言うまでもなく構図の眼福さ、饒舌な台詞まわしの耳心地の良さは最高だった。

桜桃の味(1997年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

一人で完遂できるはずの自殺方法なのに他人の手を借りようとする非合理性や、間接的であれ人殺しの一端を担わせるという精神的負担をお金という物質的報酬で成立させようとするズレ(主人公も自覚している)への違和>>続きを読む

逆噴射家族(1984年製作の映画)

3.9

スコアに対する脳裏焼き付き度のコスパがすごい。観たの一ヶ月以上前なのにな
エンターテイメント全フリ作品、タイトル・ジャケと内容の合致度100

カンフーハッスル(2004年製作の映画)

3.7

しっかり製作者の掌中にあるやりすぎ演出って感じに安定感がありました
もっと昔のカンフー映画もみてみたい。

肉弾(1968年製作の映画)

4.7

真に名作。映画を観る意味を改めて強く感じさせる。

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