すんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

呪怨(1999年製作の映画)

3.5

これぞ日本のクラシックホラーって感じ。
え、、、え、?と精神の集中を途切れさせずにジリジリと削ってくる。
始まりと終わりがぼんやりしてるのも、あくまで一部始終でしかないことで滲み出るリアリティというか
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

大物が作ったメッセージ性強めの20分ちょっとの短編をそのまま2時間まで引き延ばした感じ。
楽しく観るにはちょっと私のレベル不足な感じ。

エイリアンの造形はどタイプだった。神聖な空気を纏いつつ不気味に
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

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両親から自分の記憶を抜くとこほんと悲しい、17の子供がそこまで全てを投げ打って戦わないといけないって、、でも昔はこのくらいの歳にはもう戦いに出てるもんなぁ。
てかアズカバンの囚人の時が1番好きって書い
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

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ハーマイオニーの可愛いが完全に綺麗になりました。シャープな表情が美しいっ
あとジニー大きくなりすぎ。ハリー越しちゃったよ笑まあウィーズリーみんな大柄だもんね。

もはやメインストリートよりも恋模様が楽
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

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今作以降は一切観たことないと思ってたけど、ところどころ何となく見覚えがあった。

不死鳥の騎士団とかいう名前も存在もロマンの塊。
かっこよ〜
シリウスの1発目が物理攻撃で笑った。
なんか、毎回イライラ
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

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ネビルほんとに推せる。
昔からその間抜け感からいじられキャラだけど、みんなにない勇敢さが彼にはあるんだよな。
舞踏会後ハリーの前に出てきたときの表情よ。薬草学といい、徐々に自分の適性を見出しながら自信
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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僕の英語力は不十分だったようです。笑
字幕ありでもう一回観ないとだねこれは。
まあ、この映画をアメリカで観るということ自体に意味があったと思ってる。

アメリカ視点でしかないのに、世界の歴史で最も重要
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

思ってたより全っ然よかった。

自分中心的だっま主人公が、より自分を優先していきそうな状況下で周りのために闘うようになる。

常務がいなかったら何人救われてたかわからんてくらい、彼は清々しいほどに悪役
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

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これが一番見覚えある話かな。ディメンターがやっぱ印象的よね。そしてso far一番見応えアリ。

マルフォイに1発食らわせ、暴れる木にしがみつきながらハリーを片手で穴に投げ入れ、時計が気になるハリーの
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

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なんかもうみんなやべーな。笑

真面目にやってたらこっちがイライラして仕方ないわと思ってたけど、コメディとして観るのが良いのだと気付いてからは楽しめました。そもそも児童文学にリアリティや秩序を求めたの
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

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あかんてハグリッド〜
ダンブルドア、彼のこと好きなのはよく分かるけど任せるものごとは選んだ方がいい気がするよ!これじゃあ贔屓人事だよ。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.6

プロパガンダって恐ろしいね。
制服に腕を通し、トラックの荷台に揺られる彼らの姿、とてもこれから戦場に向かうとは思えないんだよな。
自分たちは国の未来などではなくただの駒でしかないことも知らずに。
最後
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

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アップリンク渋谷が閉館していたと聞いて、これを観に行ったのを思い出しました。初めて行ったミニシアターだった。

怖すぎて上映禁止相次ぐ!みたいな煽りが良くなかった。特別グロテスクな殺し方とかホラー的な
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.1

今にもその生臭さと温度が伝わってきそうだった。それなのに無駄に汚い描写とか音とか使ってないのが好印象。
音楽もよくアクセントが効いてる。
あと演技が凄い。吹越満もでんでんも。完全に違う二つのキャラクタ
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きみがくれた物語(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

トラヴィスが不遇すぎて、でも乗り越えなきゃいけないのかとも匂わせての、最後報われて、もうほんとよかったねぇという気持ちでした。

まあ、浮気なんですけれどもね、ただ自分的にはギャビーのようわからん一連
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君に届け(2010年製作の映画)

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心に清掃入りました。
たまーにはこういうので純情さを補充していきたいね。

ちょっとだけ勇気出して踏み出してみるなんて子供向け番組から与えられ続ける教訓なのに、年重ねるごとに自分から可能性を狭め始める
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.0

無責任な教育がつくった怪物も、神様の手違いが生み出した異物も、全てツケは末代が払う仕組み。おかしいけど、それが筋なのがもどかしい。

誰にも生まれながらに罪なんてないのに、先の世代に負債を背負わされ、
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

不評とは聞いてたから期待値低く気楽にみたんだけど、意外と悪くは、ない笑
まあガッツリホラーを観たくて観てしまうとガッカリはすると思うけど。

原作では寝たままの5人が、今作では起きてパーティーに加わる
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.5

わーめっちゃ本人に似てるやんて思ってたらしっかりご本人だった。

Lose yourselfほど闘争心に火を灯してくれる曲はないと思ってたけど、この映画を観てその歌詞がより深い意味を帯びてきて、もうま
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.6

ジブリ作品にもあるようなこのアニメーションという表現方法を最大限活用したっていうシーンが盛りだくさん。
不自然な伸縮や歪み、生物のもつ生温かさ、それを無機物に当てがったのがこんなにもしっかりと映像から
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

いろいろ、どこが直せたのか考えたけど、夢との向き合い方、特にケリの付け方なのかな。最近自分もよく考えるけど、自分の中のプライドくんを飼い慣らせてないうちに無理矢理彼の望まない道に連れてくと、制御にだい>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

なんて怖くて満足度が高いんだ!

最後まで興醒めどころがない、どころか完全に引き込まれたままエンドロール。
グロテスクさの扱いが良くて全くコミカルになってない。

人怖と人外的な怖さが入り乱れる宗教系
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.5

新手の性病の話?
ゆっくり歩いてだけど知らない間に着実に追ってくる感じとか、いくら誰かに移せてもまた追われる可能性が消えないとことか、設定がイイ。

物語の進行のために若干無理矢理したっぽいシーンとか
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.3

今日は大切に生きてみようって思う日が、たまにでもあれば素敵だな。

いっくらこういう教訓を得たって、結局は自分で体験して気付かないといけない。僕なりの幸せの秘訣四つ目を、いつか見つけられたらいいな。

キャリー(2013年製作の映画)

3.5

固い絆なんて言葉では生温い、どれだけ腐っても捻じ曲がっても、親子の縁は簡単には切れない。それが素晴らしくて、辛い。


トミーの死因バケツっていう、たらいが落ちてくるお笑いを見てきてる日本人としてはこ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.3

なんだろうこの後味…
甘いのに苦くて、酸っぱくて、クリーミーな。

夜景のとこ、映画館のとこ、天文台のとこ、どれも素敵。お高く止まらなくてどこか身近なのに、非現実感。
こういうロマンチック憧れちゃう。
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.8

奥さん可愛すぎるし夫の顔おもろ過ぎる。

人生は選択っていうけど、きっとどんな選択の先にも幸せも不幸も同じくらい待ってるんじゃないかなって思った。
だからこそ、好きな方を選ぼうってことなんだよね。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ミステリー!ホラー!アクション!
ガブリエルを起こそう、から映る後頭部の怪奇の根源を見た時全てがつながりだしてからの展開ずっとあーーーって言ってた。
おもっきし精神世界の話と思わせといての切り返しにや
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.8

もっと辛いなって思うかと思ったけど、和やかな気持ちです。

変に真っ直ぐじゃないのが良い。
ベンジャミンとデイジー、お互いに寄り道しまくって、結局は最後一緒になる。巡り合うべくしてではなくて、こういう
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

自分を守るために作る壁は自分を閉じ込めもするわけで、でも人を信じるのってとっても怖いこと。
いなくなるくらいなら大切なものなんてない方がいいかもしれないっていうのが、自分なりの防衛本能だったりする。
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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世界史の先生推薦。
ワンカットに見える構成は、より観る側を主人公の視点に近づけて臨場感を増強。攻撃中止ということばを聞いた時の安心感等、感情移入していて際立つシーンが多くあった。
エクーストの場面が印
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.5

ド王道。
好きになった気持ちに素直になろうとしても、なんだかんだで薄れ薄れ、"あの頃は"と過去になる。
ロマンチストや夢みがちな若者は淘汰されて、生きていくための人生を歩む。
飛びついて良いものか、悩
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

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表面的ではなく、根本的な人種差別の思考が垣間見える。優劣や区別のレベルではなく、黒人を人間と扱っていないような、実際、アーミテージ家や他の白人たちも、黒人の身体を"モノ"として扱っていた。そこが取り止>>続きを読む

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アメリカ史を勉強していて、世間的にも人種差別問題が再度注目されていることもあり、バックグラウンドの理解を深めるために視聴。したらしいです。

黒人が、人間ではなくモノとして存在させられるという状況。あ
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