いなかさんの映画レビュー・感想・評価

いなか

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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.5

セールスマンのウィンがCIA、MI6に依頼され、極秘情報を持ち帰る嘘みたいな実話を元に作られた作品。スパイ物の張り詰めた緊張感とストーリーで見応えあり!
カンバーバッチの役作りに圧巻。

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

主演シム・リウのアクションがとにかくカッコいい。バス内でのアクションシーンは必見。
本作のヴィランを演じるトニー・レオンのアクションも魅力的。
今後のシャン・チーの活躍が楽しみです。

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.5

どんどん物語のスケールが大きくなるシリーズ9作目。約束されたカーチェイス、アクションの面白さ、特に面白かったのは予告にもある斬新な磁石を使ったカーチェイス。
ハンも復活し、今後の展開にますます期待。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

復讐劇と恋愛のテンポの良さが素晴らしかったです。後半の誰もが予想できない展開に釘付けでした。主演キャリー・マリガンの演技力も見どころ。

エンタメ性も抜群で素晴らしい作品でした。

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.0

強烈な上司の元、過酷な環境で働かされるウィンズロー。視覚と音の閉塞感で人間の極限状態を垣間見れた。

二人の演技力に圧倒されました。特に徐々に追い詰められていくロバート・パティンソンの演技は圧巻でした
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.0

ゴジラ君に挨拶頭に渾身の一撃を放つコング君が最高でした。圧倒的パワーのゴジラと機転が効くコングのキャラクターの差別化も素晴らしかったと思います。 もう少し二人のプロレスを観戦していたかったです。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.5

前作からさらに上質なサバイバルホラーに仕上がっていました。本作はモンスターだけでなく人間同士の戦いも描かれていた点も素晴らしかったです。

無音のシーンにポップコーンを食べると気まずいです。新体験。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

冒頭の家族構成や主人公ハッチの日常がテンポ良く描かれていて、その後のストーリー展開のギャップも楽しめました。
ストーリーが進むにつれ、アクションのグレードが上がってくる本作。「ジョン・ウィック」を彷彿
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.5

主人公アンソニーを通して認知症を体感する本作。介護する側ではなく、主人公が認知症という珍しい作品、現代に刺さるテーマ性と見応えがありました。
徐々に明らかになっていく謎、映画という利点を活かした時間軸
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.5

シリーズ屈指でファンも納得の素晴らしさだと思います。新選組との戦いも見所。作品をまとめきった大友啓史監督、完結まで演じきった佐藤健さんに感動しました。

ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

4.0

世界観、音楽すべて素晴らしかった。
一番の見どころはムーンドッグのぶっ飛んだ自由な価値観。真面目に生きすぎて日々を楽しめているかと考えさせられる。不意に心に刺さる台詞も多かった。

ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.0

70年代風で上品な雰囲気が魅力的。
マシュー・マコノヒー演じるミッキーの魅力が最高。
探偵フレッチャーとレイのストーリーテリングに開始から引き込まれた。
すっかり騙されるガイ・リッチーの手腕お見事でし
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.5

入れ替わり物の定番所をしっかり抑えつつタイムリミット付きなので登場人物と一緒にハラハラできました。

個人的に映画の最大の魅力は入れ替わったミリー(ヴィンス・ヴォーン)の可愛らしい仕草。おじさんのJK
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

4.0

二転三転する物語の展開やスピード感、謎の散りばめ方が絶妙で冒頭から惹きつけられました。

闘病生活の中、素晴らしい作品の数々を世に送り出してくれたチャドウィック・ボーズマンに感動。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

貧困でノマドとなった人々もいるが望んでノマドとなった人々にも焦点が当てられており、マイナスな面だけでなくプラスな面もしっかり描かれていた。実際にノマドで生活している方がそのまま登場している点も驚きまし>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

アメリカンドリームを狙う父ジェイコブの冒険心と母モニカの葛藤や祖母スンジャと息子デビッドの会話シーンは物語が進むに連れて後からじんわり効いてきました。
1980年代の社会情勢やテーマ性も観れば観るほど
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.5

ダニエル・ラドクリフの演技がすごい!
独特なテンポ感や様々な作品のパロディでとにかく笑えた。音楽が世界観と相性抜群。マイルズの生活感に親近感が湧きやすく他の登場キャラクターも愛着が湧きました。

この茫漠たる荒野で(2020年製作の映画)

3.5

「キャプテン・フィリップス」のポール・グリーングラス監督、トム・ハンクスの再タッグ作品。
トム・ハンクスの演技力、英語がわからない少女ジョハンナと心を通わせていく人間ドラマが見どころ。バディムービーと
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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

3.5

心が壊れてしまったガスパールと人魚ルラ。互いを通じて変化していく心境が見どころでした。恋にテーマが一貫していたのも素晴らしかったです。

ファンタジーとリアルが混ざった世界観で、非常に観やすくゆったり
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マルコム&マリー(2021年製作の映画)

3.5

常に口論している二人の演技が素晴らしかったです。徐々に明らかになっていく二人の過去や価値観も見どころ。ゼンデイヤの演技力、ジョン・デヴィッド・ワシントンの怒涛の長台詞は必見でした。

時の面影(2021年製作の映画)

3.5

実在した人物を題材にした作品。
正当に評価されなかった偉大な人物達にスポットライトを当てた素晴らしい作品でした。
キャストの演技力と説得力が抜群。
発掘作業を通して人生の儚さや歴史について考えさせられ
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ペンギンが教えてくれたこと(2020年製作の映画)

3.5

ペンギンと名付けられた怪我をしたカササギとの交流を通して、家族の絆や失ったからこそ気づく大切さについて考えさせられる素晴らしい作品でした。
ロケーションの美しさ、主人公サムの新たな挑戦にも心を打たれま
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ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

4.0

ベストセラー小説原作のインド映画。
貧富の格差、カーストがテーマの社会派な作品。
主人公がなぜ成功したのか先が気になるストーリー展開。カースト下位の人々をニワトリと檻に例えるシーンも説得力があり、最後
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

4.5

閉鎖的な村を舞台に偽りの司祭ダニエルが、過去に起きた事件に傷ついた村人達を救済していく。
実際に起こった事件を題材にした本作。
善と悪のテーマ性を一貫して描いていました。

アンチ・ライフ(2020年製作の映画)

3.0

エイリアンVSブルース・ウィリスと愉快な仲間達!コテコテ90年代B級SF作品の雰囲気がありました。エイリアンには洗剤と火炎放射器で応戦!
B級映画好きは必見!

キング・オブ・シーヴズ(2018年製作の映画)

3.5

ポスターからはクールな集団の印象を受けますが、糖尿病や眠気と戦いながら金庫破りを決行する、おじいちゃん盗賊団のお話です。
軽快に軽口を叩くおじいちゃん達が爽快。
マイケル・ケインの演技も最高でした。

デンジャー・ゾーン(2021年製作の映画)

3.5

2036年近未来が舞台のSFアクション作品。仲間を切り捨てたドローン操縦士が過酷な戦場へ送り込まれてしまう展開やターミネーターのようなロボが部隊に配属されている世界観が魅力的でした。

人間×アンドロ
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スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち(2020年製作の映画)

3.5

女性スタントの業界における苦労、地位などアクション映画創世記に活躍したレジェンド達から現在活躍する数々のスタントウーマンのインタビューで語られていく。アクション映画好きは必見でした。

私というパズル(2020年製作の映画)

3.5

登場人物の生活感、性格が生々しいほど伝わってきて、描写が丁寧でした。
マーサの母の対応、シャイア・ラブーフのダメ男ぶりが名演技でした。
名作でしたが、テーマが重く、鑑賞に勇気が必要でした。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

精神的苦痛をすべて飲み込んできた主人公ハンターが異物を飲み込む事で自分を取り戻していく苦悩に目が離せませんでした。
映像の美しさ、ヘイリー・ベネットの怪演も相まって見入ってしまいました。

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.5

前作を鑑賞していると世界情勢の変化などが楽しめます。

過去に家族を救えなかった主人公が半島で出会った家族達とのドラマが魅力的でした。
登場人物もクセが強く、ゾンビより人間のほう
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

3.5

独特なカメラワークと音楽。男女の複雑な恋愛の心が通じ合ったり、離れたりする様子が独特なカメラワークと状況にリンクした音楽で表現されていました。浮遊感のある作品でした。

ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.5

作品のテーマとミュージカルの相性の良さ。
テーマとテンポの良いミュージカルの相性がとてもよかったです。後味の良さも最高でした。

ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢(2020年製作の映画)

3.5

オープニングから楽曲の良さが際立ってました。
作中のレコーディングするシーンは、説得力がありました。鑑賞後にサントラをチェックしたくなります。

都合が良すぎる展開に賛否あると思いますが、ダコタ
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.0

ネズミの視点で大冒険。
ネズミの視点でホテル内を大冒険するドタバタアクションが面白い。

アン・ハサウェイ演じる大魔女のインパクトと怪演に驚きました。 役作りがすごい。子供トラウマレベル。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.5

海辺、館の作り、衣装は芸術作品を鑑賞している感覚に近かったです。

登場人物が少なく、女性二人に徹底的に焦点を当てられていました。音楽は2曲しか使われていないのも驚きでした。

ラスト
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